GMO、作業はAIで人はオフィスへ

COPLUS AI NEWS / 今朝のAIニュースまとめ
「作業はAIに」時代の働き方と、素材を探すAIへの巨額投資
2026年7月22日(火) 編集:コプラス株式会社

おはようございます。本日はAIが「働き方の前提」と「産業の探索プロセス」の両方を書き換え始めていることが見える2本をお届けします。国内ではGMO熊谷会長が在宅勤務を巡る発言を釈明し、AI時代にオフィスへ集まる意味を問い直しました。海外では、新素材をAIで探すスタートアップに4.5億ドルもの資金が集まっています。人の働き方と、モノづくりの土台。どちらもAIが静かに主役を交代させつつあります。

① GMO熊谷会長、在宅勤務見直し発言を釈明「作業はAIに任せ、人はオフィスに」

出典:ITmedia AI+ / 公開:2026年7月21日

GMOインターネットグループの熊谷正寿会長は7月21日、在宅勤務を巡る自身の発言について釈明しました。7月14日の投稿が表現の過剰さから誤解を招いたとしてXで謝罪し、見直したのは「グループとして在宅勤務を推奨する」という基本方針であって、在宅勤務という働き方そのものを否定するものではないと説明しています。真意はAI時代におけるオフィスの価値の再定義にあり、作業はAIに任せ、人はオフィスに集う時代へ向かうとの考えを示しました。同グループではAIエージェントの業務活用率が約7割に達し、社員1人あたり月53.9時間の業務削減を実現したとしています。

💡 コプラスの視点

論点は出社かリモートかではなく、AIに任せられる作業を差し引いた後に、人が同じ場所に集まる意味は何かという問いです。定型作業をAIに移すほど、対面の時間は雑談や意思決定といった付加価値の高い用途に絞れます。まず自社の業務のどこをAIに預けられるかを棚卸しすることが、働き方を語る前提になりそうです。

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② 素材探索AIのCuspAIが4.5億ドル調達、評価額26億ドルに

出典:CNBC / 公開:2026年7月20日

英ケンブリッジ拠点で設立2年の素材探索AIスタートアップCuspAIが、シリーズBで4.5億ドルを調達したと報じられました。評価額は26億ドルで、昨年9月の約5億2000万ドルから大きく伸びています。Kleiner PerkinsとNEAが主導し、ジェフ・ベゾス氏のファンドも参加しました。同社はAIと大規模シミュレーションで新素材の性質を予測・選別し、今年は研究の8割を半導体向け材料に振り向ける計画で、Nvidiaとも連携します。あわせて48社超が参加する研究連合AI Materials Foundryも立ち上げ、材料開発の高速化を狙います。

💡 コプラスの視点

AIの用途が文章や画像の生成から、半導体材料のような物理世界の探索へ広がっている点が重要です。試行錯誤に時間のかかる領域ほど、AIによる候補の絞り込みが効きます。中小の製造現場でも、材料や配合、条件出しといった経験頼みの工程は、過去データを学習させたAIで当たりを付ける発想が現実味を帯びてきました。

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本日のまとめ

働き方の現場でも、素材開発のような産業の土台でも、共通するのは「作業はAIへ、人は判断へ」という重心の移動です。自社の業務のどこをAIに預け、人はどこに集中するか。この線引きこそが、これからの生産性を分けます。

コプラスは、中小企業のAI活用を情報漏洩対策から現場定着まで一貫して支援しています。ご相談はお気軽にどうぞ。