
ChatGPTの学習モードとは、答えをすぐに示さず、質問やヒント、段階的な説明で理解へ導くChatGPTの学習機能です。社員研修では用語やルールの意味をつかむ座学の部分に向いており、研修担当が配る指示文と会社契約のアカウントを先に用意すれば、そのまま研修の教材として使うことが出来ます。ただし、社内資料を入れたプロジェクトやGPTの中では学習モードを選べないため、研修の組み立て方が少し変わってきます。研修全体の費用や助成金、研修会社の選び方は生成AI研修の選び方(費用・助成金・定着の手順)にまとめており、ここでは学習モードを研修で回す場面だけを扱います。
ChatGPTの学習モードとは|答えを急がず、質問とヒントで理解へ導く機能
学習モードは、ChatGPTに最終的な答えだけを返させるのではなく、質問を投げかけたり、考え方を導いたり、途中で理解度を確かめたりさせる切り替えになります。OpenAIの公式ヘルプでは、トピックへの理解を深めるための学習機能と説明されています。受講者がすでに分かっていることや、つまずいた箇所、次に試すステップを尋ね返してくる場面もあります。答えを聞いたつもりで終わらせず、受講者自身の言葉で説明させるところに、研修で使う意味が出てくるでしょう。
※学習モードの説明・手順・制限は、2026年9月25日時点のOpenAI公式ヘルプ「ChatGPT で学習モードを使う」と、OpenAIの発表「学習モードが登場」(2025年7月29日)の記載に基づきます。
2025年7月29日の提供開始と、教育の専門家と作ったシステム指示
学習モードは、2025年7月29日にOpenAIが発表した機能です。教師や科学者、教育学の専門家と協力して作った独自のシステム指示で動いており、積極的な参加を促す、認知負荷を管理する、内省を促すといった考え方が組み込まれました。発表では、大学生の利用を想定して開発したとも書かれています。社会人の研修で使う場合は、受講者の立場や業務の前提を研修担当の側から補ってあげる必要が出てきます。
いまの学習モードはシステム指示で動く仕組みのため、一貫しない動作や誤りが生じる場合があるとOpenAI自身が説明しています。今後はメインのモデルに直接学習させる予定とも発表されました。発表の中で検討中とされた、会話をまたいだ目標設定や進捗の追跡は、研修の運用に組み込む前提にしないほうが無難です。
主な機能|段階的な説明・レベルへの合わせ込み・理解度チェック・会話中の切り替え
機能は大きく4つに分けられます。
- 段階的な説明(大きなトピックを小さな節に分け、順を追って説明する。遅く、簡単な言葉で、たとえを使って、と頼むことも出来る)
- レベルへの合わせ込み(スキルの程度を確かめる質問や、以前のチャットの内容をもとに説明の深さを変える)
- 理解度チェック(小テストや自由回答の質問を出し、回答に合わせてフィードバックを返す。一度に1問ずつ出して回答を待つよう頼める)
- 会話中の切り替え(会話の途中でも学習モードのオンとオフを切り替えられる)
会話の途中で学習モードを外して通常の回答に戻すことも出来るため、研修中に答え合わせだけ通常モードで確かめる、という使い分けも可能です。進行が速すぎるときは、もっとゆっくり、簡単な言葉で、たとえを使って、と頼めば説明の粒度が変わります。ヘルプには、授業のノートやスライド、問題の写真をアップロードすると、その教材を参照しながら学習を支えるとも書かれています。
メモリがオンだと、過去の会話やレベルを踏まえて調整される
メモリが有効になっていると、学習モードは保存済みのメモリや過去のチャットを使って、説明の深さを受講者に合わせることがあります。メモリがオフでも学習モード自体は使えますが、その分だけ合わせ込みの度合いは下がります。設定は「設定」から「パーソナライズ」、「メモリ」の順に開いて確かめられます。研修用のアカウントで前の受講者のメモリが残っていると、次の方の説明がずれてしまうため、1つのアカウントを複数の受講者で使い回す運用は避けましょう。メモリの仕組みそのものはChatGPTのメモリ機能で詳しく扱っています。
通常モードとの違い|同じ質問への答え方を比べる
違いが分かりやすいのは、同じ質問を投げたときの最初の返し方です。たとえば標的型攻撃メールの見分け方を尋ねた場合、返り方の傾向は次のように分かれます。
| 場面 | 通常モード | 学習モード |
|---|---|---|
| 最初の返し方 | 定義と見分け方の要点を一度に並べる | 知っていることや、業務で不審なメールを受け取った経験を先に尋ねてくる |
| 途中の進み方 | 追加の質問をしなければ、そこで区切りになる | 1つの論点を説明するごとに、理解を確かめる質問が入る |
| 間違えたとき | 正しい答えを示す | ヒントを出して考え直しを促す |
| 終わり方 | 答えを受け取って終わる | 小テストや復習の提案で締めることがある |
※学習モードの列は公式ヘルプの説明をもとにした例、通常モードの列は一般的な傾向を示したもので、実際に比べた結果ではありません。応答は会話ごとに変わります。
通常モードは正解までの距離が短く、業務で答えが欲しいときに向いています。学習モードは遠回りに見えても、受講者が自分で答えを組み立てる時間が入るため、研修の後に説明できる状態を作りやすくなります。
学習モードをオンにする手順と、オフ(解除)の仕方
学習モードは、入力欄から呼び出す形で使います。現行のヘルプでは、メニューの表記が「学習」となっています。2025年7月の発表時には、ツールの中の「あらゆる学びをサポート」という名前で案内されていたため、古い解説記事の画面と見比べて見つからないと感じる方もいるでしょう。
Web(パソコンのブラウザ)でオンにする
- ChatGPTにサインインし、通常の新しいチャットを開く
- 入力欄に @study と入力する。または入力欄の「+」を選び、study と入力してメニューを検索する
- 候補に出てくる「学習」を選ぶ(入力欄に「学習」のアイコンが付けばオンになっている)
- 最初のメッセージを送る
アドレス欄に chatgpt.com/studymode と入れて直接開く方法もあり、研修の案内文にはこのURLを載せておくと迷う方が減ります。
iPhone(iOS)とAndroidのアプリでオンにする
アプリでは、入力欄の「+」を押し、「学習」を選びます。iOSで見当たらないときはメニューの中で検索し、Androidでは「学習」を検索して選ぶ手順が案内されています。使えるツールやメニューの並びはアプリのバージョンで変わるとヘルプにも書かれているので、研修の前にアプリを更新してもらってください。
学習モードをオフ(解除)にする
解除は、入力欄に表示される「学習」のアイコンを消すだけで済みます。パソコンのブラウザでは、アイコンの横にカーソルを置いてBackspaceかDeleteを押すと外れます。画面によっては×ボタンで消す形になっている場合もあります。一部のChatGPT Eduのワークスペースでは、管理者が通常の会話に学習モードを必須にしている場合があり、そのときは選択肢が表示されず自動で適用されます。
※手順は2026年9月25日時点のOpenAI公式ヘルプの記載です。画面の表記やメニューの位置は、アプリのバージョンによって異なる場合があります。
料金とプラン別の利用範囲|学習モードは各プランの範囲で使える
学習モードを使うための別料金は、公式ヘルプにも発表にも書かれていません。ヘルプでは、世界各地のChatGPTの各プランでWeb・iOS・Androidから使え、すべてのChatGPTモデルに対応すると説明されています。その代わり、学習モードには通常のChatGPTと同じプラン・モデル・メッセージ・利用上限のルールがそのまま適用されます。学習モードに切り替えたからといってメッセージ数が増えたり、上限を回避できたりすることはないとも明記されています。
プラン別の利用範囲と、研修で使うアカウントの向き不向き
プランで違ってくるのは、学習モードの有無ではなく、入力した内容の扱いと、会社側からの管理のほうです。2025年7月の発表時は、無料版・Plus・Pro・Team(現在のBusiness)にログインしているユーザーから提供が始まりました。
| プラン | 発表時(2025年7月29日)の提供対象 | 入力をモデル改善に使うか | 会社側からの管理 | 社員研修での扱い(本記事の推奨) |
|---|---|---|---|---|
| 無料版 | 対象 | 個人用ワークスペースでは初期状態で有効(本人がオフにできる) | 管理画面なし | 使わない |
| Go | 発表に記載なし | オフにできる(料金ページの表記) | 管理画面なし | 使わない |
| Plus・Pro | 対象 | 個人用ワークスペースでは初期状態で有効(本人がオフにできる) | 管理画面なし | 使わない |
| Business | 対象(発表時の名称はTeam) | 既定で使わない | 管理者がワークスペース内の会話履歴を閲覧・エクスポート・削除でき、データの保持期間を設定できる | 使う |
| Enterprise | 発表に記載なし | 既定で使わない | 管理者がCompliance APIを通じて会話などの監査ログにアクセスできる | 使う |
| Edu | 数週間以内に提供予定と発表 | 既定で使わない | 一部のワークスペースでは学習モードを必須にしている場合がある | 教育機関向け |
※学習モードは、2026年9月25日時点のOpenAI公式ヘルプで各プランで利用できると説明されています。入力データの扱いはOpenAIの公式ヘルプとビジネスデータに関するページ(2026年9月17日確認)、管理画面の有無は料金ページの比較表(2026年9月16日確認)の記載です。
個人向けの無料版・Plus・Proは、個人用ワークスペースでは入力をモデル改善に使う設定が初期状態で有効になっています。受講者が各自でオフにしない限り、研修で入れた文章が学習に使われうる状態のまま進んでしまいます。社員研修で使うなら、個人の無料アカウントではなく会社契約のワークスペースを前提にしましょう。会社側から利用状況を確かめる管理画面も、個人向けプランには用意されていません。BusinessとPlusなど個人向けプランの違いはChatGPT Businessと個人プランの違いで比べています。
研修で長く対話させるなら、利用上限を見込んで時間割を組む
利用上限は学習モードでも通常と同じで、研修だからといって枠が増えるわけではありません。上限は受講者のアカウントごとにかかるため、長い対話を続けると途中で上限に当たる方が出てくる可能性もあります。対話は1人20〜30分に区切り、確認テストは最後の10分にまとめるなど、1回の研修で使う量を先に決めておくと当日が落ち着きます。上限に当たった方が出たときに、隣の方とペアを組んで続けてもらう段取りも決めておいてください。
社員研修のどこに学習モードを使うか|研修の種類ごとの向き不向き
学習モードが向くのは、用語や考え方を理解する部分で、手順を身につけたり実務の成果物を作ったりする部分は通常モードのほうが進みます。知識を覚えることと、仕事で使える技能を身につけることは別で、学習モードが担えるのは前者が中心になります。研修の種類ごとに分けると、次のような当てはめ方になるでしょう。
| 研修の種類 | 学習モードが向く部分 | 通常モードで進める部分 |
|---|---|---|
| 新入社員研修 | 社内や業界の用語、書類の流れ、ビジネスマナーの理由 | メール文面の作成練習、議事録の清書 |
| 情報セキュリティ研修 | 標的型攻撃メールの手口、入力してよい情報の考え方 | 社内規程の該当箇所を探す作業 |
| コンプライアンス研修 | ハラスメントや情報管理の考え方、判断に迷う場面の整理 | 社内の相談窓口や報告手順の確認 |
| 管理職研修 | 評価面談の考え方、事実と評価を分けて伝える練習 | 面談記録のひな形づくり |
| 営業研修 | 取引先の業界の基礎知識、提案の組み立て方 | 提案書や訪問メールの下書き |
| 資格取得・語学の支援 | 試験範囲の理解、単語や計算問題の反復 | 学習計画表の作成 |
| 生成AI活用研修 | 指示の出し方の考え方、入力してよい情報の判断 | 実際の業務文書をAIで作る演習 |
迷ったときは、研修が終わった時点で受講者に何を説明できてほしいのかを書き出してみてください。説明できる状態が目標なら学習モード、成果物が目標なら通常モード、という分け方で大きく外れることはないでしょう。管理職研修では、学習モードに面談相手の返答を出させ、それにどう返すかを考えさせる使い方もしやすくなります。営業研修なら、初めて担当する業界の仕組みを訪問前に質問形式で確かめる準備にも当てはまります。
資格試験・語学・計算問題・社内規程の読み込みなど、学習用途での使い方
ヘルプが挙げる使い方は、新しい概念を基礎から学ぶ、練習問題に段階的に取り組む、試験に備える、ノートやスライドを復習する、といった学習の場面が中心です。単語カード形式の復習教材や練習問題を作らせることも出来ます。社内では、資格取得の支援や語学の自習、簿記や統計のような計算を伴う科目の復習、公開済みの社内規程の読み込みに当てはめやすいでしょう。採点のある課題では所属組織のAI利用ポリシーに従うようヘルプにも書かれているので、社内試験の答えを学習モードで出させる使い方は認めない、と先に決めておきましょう。
研修担当が配る指示文のひな形|最初のメッセージに書く6項目
受講者に自由に質問させるより、研修担当が最初のメッセージを配ってそのまま貼り付けてもらうほうが、全員の到達点がそろいます。ヘルプは、最初のメッセージに自分のレベル、科目と具体的なトピック、達成したいこと、すでに理解していること、締め切りや試験の形式、役立つ教材を含めると勧めています。この6項目に、1問ずつ出して回答を待つこと、最後に確認テストを出すことを加えたのが下のひな形になります。指示の出し方の基本はChatGPTのプロンプトの書き方でも扱っています。
共通のひな形
これから社内研修として、学習モードで次のテーマを学びます。 ・私の立場:[部署・職種]、[経験年数]年目。[テーマ]については[ほぼ知らない/言葉は聞いたことがある/業務で少し使っている]。 ・学ぶテーマ:[テーマ]。特に[具体的な論点を2〜3個]を理解したい。 ・ゴール:研修の後に、[誰に][何を]自分の言葉で説明できるようになる。 ・すでに分かっていること:[分かっていること]。 ・時間と形式:対話は[25]分。その後に5問の確認テストを受ける。 ・教材:添付した[教材名]の内容を前提にしてください。教材にない内容を説明するときは、そのことを伝えてください。 進め方の希望: 1. 最初に、私の理解の程度を確かめる質問を2つしてください。 2. 説明は一度に1つの論点だけにし、1問ずつ質問して、私の回答を待ってから次へ進んでください。 3. 私が間違えたら、答えをすぐに言わずにヒントを出してください。 4. 私が「確認テスト」と書いたら、5問を1問ずつ出してください。最後に正答数と、私がつまずいた点を3行でまとめてください。
角かっこの部分を研修担当が埋めて配り、受講者には立場と分かっていることの欄だけを書き換えてもらう形が扱いやすいでしょう。正答数とつまずいた点を最後に3行でまとめさせると、あとで結果を集めるときに、その部分をそのまま貼ってもらえます。
記入例1:新入社員研修(書類の流れと社内用語)
新人研修では、社会人経験がないことを立場の欄にはっきり書いてもらうと、説明がやさしい言葉から始まります。
これから新入社員研修として、学習モードで次のテーマを学びます。 ・私の立場:営業部の新入社員、入社1か月目。社会人経験はありません。 ・学ぶテーマ:見積もりから請求までの書類の流れ。特に、見積書・発注書・納品書・請求書の役割の違いと、出す順番を理解したい。 ・ゴール:研修の後に、先輩へ書類の流れを自分の言葉で説明できるようになる。 ・すでに分かっていること:請求書が代金を支払ってもらうための書類であることは知っている。 ・時間と形式:対話は25分。その後に5問の確認テストを受ける。 ・教材:添付した「書類の流れ(新人向け)」の内容を前提にしてください。教材にない内容を説明するときは、そのことを伝えてください。 進め方の希望:最初に私の理解を確かめる質問を2つしてから、1問ずつ質問して回答を待ってください。間違えたら答えではなくヒントを出し、私が「確認テスト」と書いたら5問を1問ずつ出して、最後に正答数とつまずいた点を3行でまとめてください。
記入例2:情報セキュリティ研修(生成AIに入力してよい情報)
情報セキュリティ研修では、具体例を架空の会社と人物で出すよう指示に入れておくことが欠かせません。
これから情報セキュリティ研修として、学習モードで次のテーマを学びます。 ・私の立場:総務部、入社5年目。生成AIは業務で週に数回使っている。 ・学ぶテーマ:生成AIに入力してよい情報と、入れてはいけない情報の見分け方。特に、個人情報、取引先から預かった情報、社外秘の資料の扱いを理解したい。 ・ゴール:研修の後に、自部署のメンバーへ、入力する前に確かめることを説明できるようになる。 ・すでに分かっていること:顧客の氏名や住所を入れてはいけないことは知っている。 ・時間と形式:対話は25分。その後に5問の確認テストを受ける。 ・教材:添付した「生成AIの利用ルール(社内向け)」の内容を前提にしてください。 進め方の希望:具体例はすべて架空の会社・人物で出してください。1問ずつ、「この文章は入力してよいか」を判断させる形で出題し、私の回答を待ってから理由を説明してください。私が「確認テスト」と書いたら5問を1問ずつ出して、最後に正答数とつまずいた点を3行でまとめてください。
記入例3:管理職研修(評価面談の考え方)
管理職研修は、実在の部下の話を入力しないことを受講者自身に宣言させる書き方にしてあります。
これから管理職研修として、学習モードで次のテーマを学びます。 ・私の立場:製造部の課長、管理職2年目、部下は8名。 ・学ぶテーマ:評価面談の進め方。特に、事実と評価を分けて伝える方法と、部下の目標を一緒に決める方法を理解したい。 ・ゴール:研修の後に、次の面談で使う質問を自分で3つ作れるようになる。 ・すでに分かっていること:評価の基準は人事制度の資料で読んでいる。 ・時間と形式:対話は30分。その後に5問の確認テストを受ける。 ・注意:実在の部下の話は入力しません。例は架空の部下の設定で出してください。 進め方の希望:途中で、架空の部下の返答を示し、私がどう返すかを考えさせる問題を1問ずつ出してください。私の返し方に対して、良い点と直す点をヒントの形で返してください。私が「確認テスト」と書いたら5問を1問ずつ出して、最後に正答数とつまずいた点を3行でまとめてください。
記入例4:営業研修(初めて担当する業界を知る)
営業研修の例は、公開されている一般的な知識の範囲に説明を絞らせる形です。
これから営業研修として、学習モードで次のテーマを学びます。 ・私の立場:法人営業、入社3年目。来月から物流会社の担当になる。 ・学ぶテーマ:倉庫と運送の業務の流れと、現場でよく使われる用語。 ・ゴール:研修の後に、初回の訪問で相手の業務について的外れでない質問を5つできるようになる。 ・すでに分かっていること:物流が保管・輸送・荷役などに分かれることは聞いたことがある。 ・時間と形式:対話は25分。その後に5問の確認テストを受ける。 ・注意:取引先の社名や取引条件は入力しません。公開されている一般的な知識の範囲で説明してください。 進め方の希望:1つの業務を説明するごとに、その業務について私が訪問で聞くべき質問を考えさせてください。私が「確認テスト」と書いたら5問を1問ずつ出して、最後に正答数とつまずいた点を3行でまとめてください。
研修1回分の進め方|事前・当日・事後の手順
学習モードを使った研修は、1回60分ほどを1単位にすると回しやすくなります。受講者が画面に向かっている時間が長いため、研修担当の仕事は当日よりも事前と事後に寄ってきます。
事前(研修の1週間前まで)
- 研修で扱うテーマと、受講者に説明できるようになってほしいことを1文で決める
- 添付する教材を用意する(次の節の線引き表で、添付してよい資料かを確かめる)
- 指示文のひな形の角かっこを埋め、受講者に配る文面にする
- 研修の前後で解いてもらう共通の確認問題を5問作り、正解と根拠(教材のページや規程の条番号)をそろえる
- 結果を集める提出フォームを作る
- 研修で使うアカウントで、会社の端末から学習モードを出せるかを試す
確認問題は、学習モードに作らせる問題とは別に、研修担当が5問を用意しておくのがおすすめです。研修の前と後で同じ5問を解いてもらえば、会話の中身を見なくても理解が進んだかどうかを比べられます。
当日(60分の時間割)
| 時間 | やること | 研修担当の動き |
|---|---|---|
| 0〜10分 | 研修の目的、入力してよい情報と入れない情報、学習モードの出し方を説明し、共通の5問を解いてもらう | 5問は答え合わせをせずに回収する |
| 10〜15分 | 全員が学習モードを出し、指示文を貼り付けて送る | 「学習」のアイコンが付いているかを見て回る |
| 15〜40分 | 各自で学習モードと対話する | 学習モードが外れていないか、教材以外の資料を入れていないかを確かめる |
| 40〜50分 | 学習モードの確認テスト(5問)と、共通の5問をもう一度解く | 時間の合図を出す |
| 50〜60分 | 提出フォームに結果を入れ、2〜3人でつまずいた点を話し合う | 全員の提出を確かめる |
最初の10分では、入力してよい情報と入れてはいけない情報を必ず口頭でも伝えてください。対話の時間には、研修担当が会場を回り、学習モードが外れて通常の回答になっていないかを画面で確かめていきます。オンライン研修の場合は、10〜15分の段階で画面共有を1人ずつ短く求めると、出せていない方を早く見つけられます。
事後(研修の翌日から1週間)
事後にやるのは、結果の集計と、つまずきの多かった論点の補足です。提出されたつまずきを並べると、説明の足りなかった論点が見えてくるので、翌週の朝礼や社内チャットで5分ほど補足してみましょう。研修の後に使い方を職場へ根づかせる手順は、生成AI研修の選び方の定着の節がそのまま使えます。
理解度チェックの回し方と、結果の集め方
理解度チェックは、学習モードに出させる確認テストと、研修担当が用意した共通の5問の2本立てにすると、比べられる数字が残ります。学習モードの確認テストは受講者ごとに問題が変わるため、受講者どうしの比較には向きません。共通の5問を研修の前後で解いてもらい、正答数の差を見るほうが、研修の効果を社内に説明しやすくなるでしょう。
研修の前後で同じ5問を解く
研修前の5問は、答え合わせをせずに回収するのがコツになります。前の段階で答えを知ってしまうと、研修後の正答数が学習の成果なのか、答えを覚えていただけなのか区別がつかなくなってしまいます。研修後に同じ5問を解いてもらい、2回の正答数を並べれば十分です。5問のうち1問は、教材を読んだだけでは答えられず、考え方を当てはめないと解けない問題にしておくと、理解の深さの違いが見えてきます。
結果を集める提出フォームの項目
学習モードの会話は受講者本人のアカウントに残り、受講者ごとの進捗を研修担当が一覧で見る機能は公式ヘルプに書かれていません。結果の集め方は、研修の前に会社側で決めておく必要があります。提出フォームには、次の項目があれば足ります。
- 氏名と部署
- 研修前の共通5問の正答数
- 研修後の共通5問の正答数
- 学習モードの確認テストの正答数
- 学習モードがまとめた、つまずいた点(3行をそのまま貼り付け)
- まだ分からない点(自由記述)
- 会話の中で添付した教材の名前
フォームはGoogleフォームやMicrosoft Formsなど、社内でふだん使っているもので構いません。会話の全文を提出させるより、正答数とつまずいた点に絞ったほうが、受講者の負担も研修担当の集計も軽くなります。
つまずいた点をチームで共有する
集めたつまずきは、誰がつまずいたかではなく、どの論点でつまずいたかで並べ直します。同じ論点に何人もつまずいていれば、それは受講者ではなく教材か説明の側の問題でしょう。共有するときは氏名を外し、論点と人数だけにすると、次の研修で質問が出やすくなります。
ここまでを回してみると、会話が受講者それぞれのアカウントに散らばっていることが、結果集めの手間を大きくしていると分かってきます。研修で使うアカウントを会社の管理下にそろえておけば、誰がいつ使ったかを会社側で確かめられ、研修の後もそのまま業務に移れます。
受講者のアカウントが会社の管理下にあれば、研修で使った環境をそのまま業務に移せます。UPGEAR AI(アップギアAI)は、ChatGPT・Claude・Gemini・Perplexityを1つの契約で使える法人向けサービスです(人数無制限)。
一時チャット・GPT・プロジェクトでは使えない|研修設計への影響
公式ヘルプには、学習オプションは一時チャット、GPT、プロジェクトでは利用できないと書かれています。研修の組み立てで効いてくるのは、この制約です。Eduで学習モードが必須になっている場合も、GPTやプロジェクトの会話には適用されないと説明されています。
社内マニュアルを入れたプロジェクトやGPTの中では学習モード研修ができない
社内マニュアルをまとめて入れたプロジェクトや、研修用に作ったGPTを用意して、その中で学習モードを使わせる、という設計は成り立ちません。学習モードを使うなら、通常の新しいチャットを開き、教材のファイルをその場で添付する形になります。研修用のGPTに学習モードに近い振る舞いをさせたい場合は、GPTの指示欄に進め方を書き込む方法が考えられ、後の節の再現用の指示文がそのまま使えます。GPTの作り方はGPTsの作り方で扱っています。
一時チャットで学習モードを使わせる設計もできない
一時チャットは履歴に残らず、メモリも作られず、モデルの学習にも使われない会話になります。個人アカウントの受講者に一時チャットで研修を受けさせれば安心、と考えたくなりますが、一時チャットでは学習モードが選べません。一時チャットは、学習モードの研修で入力内容を守る手段にはならないと考えておきましょう。個人アカウントのまま学習モードを使うなら、受講者本人にモデル改善の設定をオフにするか、プライバシーポータルでオプトアウトしてもらう必要があり、それを会社側で確かめる手段も限られてしまいます。
添付ファイルが正しく読まれないときの対処
教材を添付しても内容が使われていないように見えるときは、鮮明なファイルで上げ直すか、該当箇所をテキストで貼り付けるか、ページを指定するようヘルプは案内しています。スライドの画像を大量に入れるより、研修で扱う範囲だけを抜き出したテキストを配るほうが確実でしょう。研修担当が教材を1ファイル・数ページにまとめておけば、受講者ごとの読み込みの差も小さくなります。
研修に使うアカウントと教材の線引き表
学習モードの研修で決めておくことは、どのアカウントで受けさせるかと、どの資料を添付してよいかの2つです。どちらも受講者の判断に任せると、人によって入れる情報がばらばらになってしまいます。
アカウントの線引き
| アカウント | 研修での扱い | 理由 |
|---|---|---|
| 会社契約のChatGPT Business・Enterpriseのワークスペース | 使う | 入力が既定でモデル改善に使われず、管理者がワークスペースを管理できる |
| 会社が認めた、ほかの法人向けAI環境 | 使う | 学習モードが無い場合は、再現用の指示文で同じ進め方にする |
| 社員個人の無料版・Plus・Pro(私用のメールアドレス) | 使わない | 入力をモデル改善に使う設定が初期状態で有効。会社側から利用状況を確かめる管理画面がない(料金ページの比較表) |
| 会社のメールアドレスで作った個人向けプラン | 使わない | アドレスが会社のものでも、プランは個人向けのまま |
| 研修用に1つ作って全員で使い回すアカウント | 使わない | アカウントの認証情報の共有は、OpenAIのヘルプで利用規約上の禁止行為に挙げられている。メモリも混ざる |
| サインインしない状態 | 使わない | 学習モードの手順はサインインした状態を前提に案内されている |
会社契約のワークスペースがまだない段階なら、学習モードの研修を急ぐより、先に使う環境を決めるほうが順番として自然です。入力してよい情報の決め方は生成AIに入力してはいけない情報で整理しています。
教材の線引き表
| 教材の種類 | 添付 | 条件・代わりの方法 |
|---|---|---|
| 自社サイトやパンフレットなど、公開済みの資料 | 可 | 最新版かどうかだけ確かめる |
| 公的機関が公開しているガイドラインや手引き | 可 | 出典名と公表日を教材に残しておく |
| 社員向けに公開済みの社内規程・就業規則 | 会社契約の環境なら可 | 個人アカウントには入れない |
| 社外秘の業務マニュアル | 会社契約の環境で、範囲を決めて可 | 研修で扱う章だけを抜き出して添付する |
| 市販の書籍・有料の研修教材 | 原則として不可 | 権利者の利用条件を確かめる。要点を研修担当が自分の言葉でまとめ直す |
| 顧客名や取引条件を含む提案書・議事録 | 不可 | 固有名詞と数字を架空のものに置き換えた事例に作り直す |
| 社員の評価・人事の情報 | 不可 | 管理職研修では架空の部下の設定を用意する |
| 個人情報を含む名簿・問い合わせ履歴 | 不可 | 項目名だけを残した空の様式で代える |
※本記事が勧める線引きの例です。最終的な可否は自社の規程と、教材の権利者の利用条件に従ってください。
迷う資料は、固有名詞と数字を架空のものに置き換えた練習用の教材に作り直すのが安全です。管理職研修で面談の練習をするときも、実在の部下の話ではなく、架空の人物の設定を研修担当が用意しておきましょう。線引きを研修の場限りにせず社内ルールとして残す場合は、生成AIの社内ガイドラインの作り方の形に落とし込めます。
学習モードと、AIに学習させない設定は別物
名前が似ていますが、学習モードは受講者が学ぶための機能で、AIに学習させない設定は入力したデータをOpenAIのモデル改善に使わせないための設定になります。学習モードをオンにしたからといって、入力内容の扱いが変わるとは公式ヘルプに書かれていません。会話のデータの扱いは、プランとデータコントロールの設定で決まります。
入力をモデル改善に使わせない設定の場所
個人向けプランでは、プロフィールアイコンから設定を開き、データコントロールの「すべての人のためにモデルを改善する」をオフにします。オフにした後の新しい会話が学習に使われなくなる、という説明になっています。ChatGPT Business・Enterpriseの入力と出力は、既定でモデルのトレーニングに使わないというのがOpenAIの説明です。手順の詳細や、オフにしても例外になる場面はChatGPTに学習させない方法にまとめました。
※設定名と既定値は、2026年9月17日に確認したOpenAIの公式ヘルプの記載です。ヘルプの中では「データ管理」「すべてのユーザー向けにモデルを改善する」という表記も使われています。
社内ルールをChatGPTに覚えさせたいときは
社内のルールを学習させたい、という相談の多くは、学習モードでもモデル改善でもなく、ChatGPTに社内の前提を持たせたいという意味でしょう。その場合に使うのは、メモリ、カスタム指示、社内資料を入れたプロジェクトやGPTのほうです。ただし先に触れたとおり、プロジェクトやGPTの中では学習モードは使えないので、社内ルールを覚えさせた環境と、学習モードで学ぶ環境は分けて考えることになります。研修の場面では、社内ルールは教材として通常のチャットに添付し、学習モードで読み解かせる形が素直でしょうか。
学習モードも誤ることがある|研修で答えを確かめる手順
公式ヘルプは学習モードについて、誤ることがあるため重要な判断を伴う内容は確かめ直すように、と注意を促します。教師や教材、学業上の要件に代わるものではない、とも書かれています。研修では、学習モードの説明をそのまま正解として扱わない仕組みを入れておきたいところです。
答えを確かめる3つの手順
- 研修担当が、確認問題の正解ごとに根拠(社内規程の条番号、公的資料のページ)を事前にそろえておく
- 学習モードの確認テストの答えは、研修担当が用意した解答と突き合わせてから受講者に返す
- 学習モードの説明と教材が食い違ったときは教材を正とし、食い違った箇所を提出フォームの自由記述欄に書いてもらう
学習モードがヒントを出さずに答えを直接示してくることもあり、その場合はヒントや小テストで進めるよう頼み直すことが出来ます。法律や税務、医療のように判断を伴う題材では、学習モードで理解した内容を、必ず専門の担当者か一次資料で確かめてから業務に使いましょう。食い違いの報告が集まれば、次の研修で教材を直す材料にもなります。
Geminiなど他のAIとの比較と、学習モードが無い環境で同じ動きを再現する指示文
学習モードに近い仕組みは、ほかのAIにもあります。たとえばGoogleのGeminiには、あらかじめ用意された学習コーチのGemがあり、ヘルプでは言語学習には対応していないと説明されています。ただ、機能の名前や中身は各社で違い、会社で契約しているAIに同じ切り替えがあるとは限りません。学習モードの中身は、発表でも説明されているとおりシステム指示で作られた振る舞いなので、指示文で近い進め方を作ることは出来ます。
| 観点 | ChatGPTの学習モード | 指示文での再現 |
|---|---|---|
| 始め方 | 入力欄から「学習」を選ぶ | 最初のメッセージに指示文を貼る |
| 使える場所 | 通常のチャットのみ(一時チャット・GPT・プロジェクトでは不可) | GPTやプロジェクト、ほかの法人向けAI環境でも使える |
| 理解度チェック | 機能として組み込まれている | 指示文に書けば近い形で出題させられる |
| 進め方の揺れ | 直接答えを示すこともある | 会話が長くなったら指示文を貼り直す |
※Geminiの学習コーチのGemについては、2026年9月19日に確認したGoogleのGeminiアプリ ヘルプの記載です。
学習モードの振る舞いを再現する指示文
あなたは社内研修の講師役です。これからの会話では、次の進め方を守ってください。 1. 答えや結論を先に言わないでください。まず、このテーマについて私が知っていることを2つ質問してください。 2. 説明は一度に1つの論点だけにし、短く区切ってください。 3. 1つ説明するごとに、理解を確かめる質問を1問だけ出し、私の回答を待ってから次に進んでください。 4. 私が間違えたときは、正解をすぐに言わず、考えるためのヒントを出してください。2回続けて間違えたときだけ、正解と理由を説明してください。 5. 私が「確認テスト」と書いたら、5問を1問ずつ出してください。最後に正答数と、私がつまずいた点を3行でまとめてください。 6. 添付した教材にない内容を説明するときは、教材にない内容だと伝えてください。
この指示文は、研修用に作ったGPTの指示欄や、ほかのAIの社内共有の仕組みに入れておけば、受講者が毎回貼り付ける手間がなくなります。プロジェクトやGPTの中では学習モードが使えないという制約も、この形なら関係なくなるでしょう。会社のAI環境がChatGPTでなくても、同じ研修の型をそのまま回せるのが、この方法の利点になります。
研修当日に「学習」が表示されないときの確認順
当日に「学習」が出ないという受講者がいたら、社内のヘルプデスク役は上から順に確かめていくと早く片づきます。
- 一時チャット、GPT、プロジェクトの中で開いていないか。開いていれば、通常の新しいチャットを開き直してもらう
- サインインしているか。会社契約のワークスペースに切り替わっているか
- パソコンなら入力欄の「+」から study と入力して検索したか。アプリなら「+」の中で「学習」を検索したか
- 入力欄に、すでに「学習」のアイコンが付いていないか(付いていれば、その時点でオンになっている)
- アプリのバージョンが古くないか。更新するか、ブラウザで開き直してもらう
- ブラウザで chatgpt.com/studymode を直接開いてもらう
- chatgpt.com そのものが開けない場合は、社内ネットワークの通信制限の設定を情シスが確かめる
研修の前日までに、研修担当と情シスの2人で、会社の端末から実際に学習モードを出せるかを試しておけば、当日の問い合わせを減らせます。時間割の最初に動作確認の5分を取っておくのも、同じ理由からです。
研修で配ったアカウントのまま、業務でも使い続けられる環境に
研修で使ったアカウントは、研修が終わってもそのまま業務で使われ続けます。研修のために用意する環境は、業務でも使ってよい条件を満たしたものにしましょう。研修の段階から確かめておきたい条件は、次の4つになります。
- 入力内容を学習に使わない設定が、社員ごとの操作ではなく会社側で一律にかかっていること
- 誰がいつどのAIを使ったかを、会社側で確かめられる記録が残ること
- 入社・異動・退職に合わせて、会社側で使える人と使えるAIを変えられること
- 用途に応じて複数のAIを使い分けられ、研修の指示文を社内で共有しておけること
研修の指示文を社内で共有できる仕組みがあれば、研修で使ったひな形を、業務の手順書として残しておくことも出来ます。研修を、会社として使ってよいAI環境を全員に配るきっかけにしてみてください。
研修で配ったアカウントを、そのまま業務の環境に
UPGEAR AIは、ChatGPT・Claude・Gemini・Perplexityを1画面で切り替えて使える法人向けAI基盤です。全モデルで学習非利用を標準適用し、社員ごとの設定操作は不要です。管理画面では、UPGEAR AI上の利用状況を利用者・日時・利用モデル単位まで把握でき、特定のAIモデルの利用禁止も設定できます。研修で配る指示文は、よく使う指示と手順をBOTにして社内限定で共有できるカスタムプラスに登録できます。料金は月額30,000円(税抜)から。どのプランも利用人数は無制限で、料金は利用量に応じたプラン設計です(人数の目安はライト1〜5名・スタンダード6〜20名・プレミアム21〜50名)。初期費用100,000円(税抜)が別途かかります。
UPGEAR AIの詳細を見るよくある質問
ChatGPTの学習モードの料金はいくらですか?
無料版のChatGPTでも学習モードは使えますか?
学習モードを解除(オフに)するにはどうすればよいですか?
iPhoneのアプリでは、学習モードはどこから出せますか?
学習モードが見当たらない、なくなったと感じるのはなぜですか?
社内のルールをChatGPTに学習させたいときも、学習モードを使えばよいですか?
研修担当が、受講者の学習モードの会話や進捗を一覧で確認できますか?
まとめ
ChatGPTの学習モードは、質問とヒントで理解へ導く学習機能で、各プランで使えると公式ヘルプで説明されています。社員研修では、用語や考え方を理解する座学の部分に当て、手順や成果物づくりは通常モードで進めるのが扱いやすい分け方です。研修担当は、最初のメッセージのひな形を配り、研修の前後で同じ5問を解かせ、正答数とつまずいた点を提出フォームで集めます。学習モードは一時チャット・GPT・プロジェクトでは使えないため、教材は通常のチャットに添付する形になります。
学習モードとAIに学習させない設定は別物で、個人向けプランは入力をモデル改善に使う設定が初期状態で有効になっています。研修で配るアカウントは、そのまま業務でも使い続けるものとして、会社契約の環境から選びましょう。研修全体の費用・助成金・定着の手順は生成AI研修の選び方に、ほかの記事はAI活用コラム一覧にまとめています。
