
NotebookLMの音声解説とは、入れた資料をもとに、主に2人のAIホストが対話の形で要点を話してくれる機能です。日本語で作るときは、ソースを入れてStudioパネルで音声解説を選び、生成の画面で言語を日本語にする流れになります。ただし、長さの調整とインタラクティブモードは、いまのところ英語のみとなっています。社内で共有するなら、入れる資料と誰のアカウントで作るか、公開リンクやダウンロードした音声をどこまで配るかを、先に決めておきましょう。
NotebookLMそのものの機能や料金の全体像は、NotebookLMの使い方をまとめた記事でご覧いただけます。
※NotebookLM(Gemini Notebook)の仕様は、2026年10月時点で公式ヘルプに掲載されている内容です。公式ヘルプには、AI技術を使って翻訳された内容が含まれる場合があります。
NotebookLMの音声解説とは|Gemini Notebook表記も整理する
音声解説は、資料を読む代わりに耳で聞ける要約を作ってくれる機能になります。
公式ヘルプでは、アップロードしたソースの主なトピックを、2人のAIホストが深く掘り下げて議論する形のコンテンツと説明されています。ホストの感想を聞く機能ではない、という点は押さえておきたいところです。音声解説は、ホストの主観ではなく、ソースの内容を客観的に映すように設計されています。
社内で説明するなら、ラジオ番組のように聞ける資料の要約、と言うと伝わりやすいでしょう。たとえば長い会議資料を入れると、2人のホストが論点を拾いながら会話を進めてくれます。紙の資料を読む時間が取りにくい方でも、移動中や作業の合間に話の流れをつかむことが出来ます。
名前にも少し気をつけておきたいところです。notebook.googleのFAQには「2026年7月より、NotebookLMはGemini Notebookになります。」と書かれています。公式ヘルプのURLもsupport.google.com/gemininotebookとなり、ページの見出しもGemini Notebookの表記です。ただ、検索する方はまだNotebookLMと呼ぶことが多いため、社内の案内では最初にNotebookLM(Gemini Notebook)と並べて書いてあげると親切でしょう。
ここでは検索に合わせて、NotebookLMの音声解説という呼び方を使っていきます。画面や公式ヘルプにGemini Notebookと出ていても、同じサービスの話として読み替えてみてください。機能の名前は、公式ヘルプに合わせて音声解説にそろえています。
作り方と日本語設定|ソース追加から生成までの流れ
音声解説は、ソースを入れてからStudioパネルで生成する、という流れになります。
まずは既存のノートブックを開くか、新しいノートブックを作ってください。続いて、音声にしたい資料をソースとしてアップロードします。ソースが入ったら、Studioパネルで音声解説を選んで生成に進みます。なお、音声解説を作ったり消したりするには、ノートブックの編集権限が必要となります。社内で担当を分けるなら、編集できる方と閲覧だけの方を先に決めておきましょう。
生成には数分かかることがあります。とはいえ、音声はバックグラウンドで作られるため、待っている間に別のアーティファクトを作ったり、ほかの画面へ移ったりすることも出来ます。遅いと感じても、同じ資料で何度も生成を押す前に、少し様子を見てみましょう。
日本語で作るときは、生成の画面で言語を選ぶことになります。公式ヘルプによると、音声解説は80以上の言語で作ることができ、対応言語の一覧に日本語も入っています。最初に選ばれている出力言語は、Googleアカウントの設定で指定した言語です。日本語にならないときは、生成画面の言語とGoogleアカウント側の言語設定を、両方見直してみてください。
長さは、公式ヘルプでは短め・デフォルト・長めの3つから選べるとされています。ただし、この長さの調整には「英語のみ」という注記があります。日本語の社内資料で使うなら、長さのボタンに頼らず、焦点を絞る指示で聞きやすくすると決めておくほうが安心でしょう。
最初の1本は、公開済みの社内資料など、外の方に見られても困らない資料で試すのがおすすめです。いきなり顧客名の入った議事録を入れると、出来上がりの確認に加えて共有範囲の点検まで、一度に重くなってしまいます。まずは短い資料で、生成から再生、共有、削除までをひと通り試してみてください。
4フォーマットとカスタマイズ|詳細・概要・批評・議論の使い分け
形式は、聞く目的に合わせて選ぶことになります。
公式ヘルプで選べる形式は、詳細・概要・批評・議論の4つです。詳細はデフォルトの形式で、2人のホストがソースの主なトピックを取り上げ、会話をしながら掘り下げていきます。概要は、1人のホストがドキュメントの要点を2分以内にまとめて伝えてくれる形式になります。批評は、エッセイや設計ドキュメントなどを建設的に評価してくれるものです。議論では、2人のホストがトピックについて、形式に沿って議論を交わします。
| 形式 | 向く資料 | 社内での使い方 | 避けたい使い方 |
|---|---|---|---|
| 詳細 | 研修資料、長いマニュアル、会議資料 | 初めて聞く方に全体像を渡す | 短時間で結論だけを聞きたい場面 |
| 概要 | 決定事項のメモ、短いレポート、告知文 | 要点だけを先に共有する | 背景や論点の流れまで理解したい場面 |
| 批評 | 提案書、設計ドキュメント、社内原稿 | 改善点を聞く前のたたき台にする | 決裁済みの文書をそのまま配る場面 |
| 議論 | 方針案、比較資料、賛否があるテーマ | 論点のぶつかり方を確認する | 結論が決まっている通知文を配る場面 |
カスタマイズの欄には、特定のトピックに焦点を当てる指示や、専門性のレベルを変える指示を入れることが出来ます。空欄のままでも音声は作れますが、社内で共有する場合は聞き手がはっきりしています。誰に向けて、何を中心に、どのくらいの深さで話してほしいかを、短く書き添えてみてください。
たとえば新入社員向けなら、就業規則のうち、入社1か月目の方が迷いやすい勤怠・休暇・申請の流れに絞ってください、という指示が使いやすいでしょう。経営会議の議事録なら、決定事項と未決事項だけに絞り、個人名の評価には触れないでください、という書き方が合います。情シス向けの改定マニュアルであれば、変更点と影響を受ける部署、問い合わせが増えそうなところを中心に、と書くと確認がしやすくなるでしょう。
指示は長い命令文にするより、聞き手と焦点を1文で決めるほうが扱いやすくなります。音声を作るたびに指示がばらばらだと、同じ資料でも社内での聞こえ方が変わってしまいます。総務向け・営業向け・経営者向けのように、よく使う指示を3本ほど用意しておきましょう。
社内資料を入れる前の判断表|入れてよい資料と避ける資料
社内資料は、音声にする前に、資料の種類ごとに分けて考える必要があります。
NotebookLMの音声解説は、元のソースを映すように作られています。便利な反面、入れた資料の中身がそのまま音声の材料になってしまいます。会議で出た固有名詞や未発表の数字、人事評価、顧客名が混ざっていれば、音声にも出てくるかもしれません。音声にする前に、まずは入れる資料の棚卸しから始めてみてください。
| 資料の種類 | 入れる前の判断 | 理由 | 社内での扱い |
|---|---|---|---|
| 公開済みのサービス資料 | 入れてよい | すでに外部に出ている内容が中心のため | 音声の表現だけ確認して配る |
| 社内マニュアル | 内容を確認して入れる | 部署限定の手順や連絡先が含まれる場合があるため | 配布先を部署単位で決める |
| 会議議事録 | 個人名や未決事項を外して入れる | 発言者名や途中段階の案が音声化されやすいため | 決定事項版を作ってから音声化する |
| 就業規則・社内規程 | 対象範囲を決めて入れる | 全社員向けと管理者向けで説明の粒度が違うため | 聞き手別に指示文を分ける |
| 人事評価資料 | 入れない | 個人の評価や処遇に触れる内容が含まれるため | 要約が必要なら人が別文書を作る |
| 顧客名入りの契約書 | 原則として入れない | 契約条件や顧客情報が含まれるため | 顧客名や条件を外した学習用資料に分ける |
この表は禁止リストというより、迷ったときの分かれ道として使うものになります。公開済みの資料と社内マニュアルは、音声にしやすい資料です。議事録は、音声にしたいお気持ちはよく分かりますが、決定事項だけにした版を作ってから入れるほうが無難でしょう。人事評価や顧客名入りの契約書は、そもそも音声にして配る必要があるのか、一度立ち止まって考えたい資料となります。
個人アカウントとWorkspaceのユーザーでは、データの扱いにも違いがあります。公式ヘルプによると、個人ユーザーがアップロードした資料や生成した出力は、フィードバックを送らない限り、Googleの基盤モデルのトレーニングに直接使われることはないそうです。一方でフィードバックを送ると、音声解説を含む生成出力が人のレビューの対象になり、レビュー済みのものはアカウントとの関連付けを外したうえで最長3年保存される扱いとなっています。Workspaceのユーザーであれば、高評価や低評価を付けても、人のレビューや学習の対象にはなりません。
会社で使う資料ほど、誰のアカウントで入れるかを先に決めておく必要があります。担当の方が個人アカウントで作った音声を、便利だからとそのまま配ってしまうと、共有範囲やフィードバック時の扱いを会社が追いかけにくくなってしまいます。試しに使う段階から、個人に任せるのか、Workspace側で管理するのかを決めておきましょう。
資料の置き場とアカウントを分けるだけでも事故は減ります。UPGEAR AI(アップギアAI)は、ChatGPT・Claude・Gemini・Perplexityを1つの契約で使える法人向けサービスです(人数無制限)。
再生・ダウンロード・文字起こし|音声ファイルをソースにする場合も見る
作った音声は、聞く・ダウンロードする・元の資料に戻る、の3つに分けて考えると扱いやすくなります。
前に作った音声は、Studioパネルで探して読み込みを選べば、もう一度開くことが出来ます。聞きながらGemini Notebookの中で作業を続けられるのも、便利なところです。再生速度は、その他アイコンの再生速度を変更から変えられます。急いで中身を確かめたい方は速度を上げ、初めて聞く研修の音声は標準のままにするなど、聞き手に合わせて決めてみてください。
ダウンロードは、音声解説のダウンロードを選ぶだけで出来ます。ファイル形式については、公式ヘルプに記載がありません。社内の案内文に形式名まで書いてしまうと、仕様が変わったときに古い案内が残ってしまいます。案内には、音声解説からダウンロードを選ぶ、とだけ書いておくほうが手入れも楽になります。
モバイルアプリについては、公式ヘルプに、いまはこの機能が制限されている場合がある、という注記があります。スマホで聞ける前提だけで手順書を作ると、ダウンロードや生成の場面でつまずく方が出てしまいます。作成の担当を置くなら、生成と共有の設定はパソコンで確かめ、聞く側はスマホも含めて試す、という分け方にしましょう。
文字起こしについては、あまり期待しすぎないほうがよいでしょう。公式ヘルプにある音声解説の手順には、台本を専用のボタンで取り出す案内は載っていません。会議のあとに文字でも共有したい場合は、音声解説そのものを文字にするのではなく、元の資料から別に要約メモを作る形に決めておきましょう。
音声をダウンロードして配ると、ノートブック側の共有権限から離れてしまいます。ここは見落とされやすいところです。共有リンクなら削除で止められる場面もありますが、ダウンロードした音声ファイルは別の場所でコピーされていきます。社内チャットに置くのか、社内のストレージに置くのか、いつまで保存するのかまで決めてから配ってください。
音声ファイルのほうをソースとして入れる場合は、インポートのときに文字起こしされ、そのテキストが保存されて新しいソースとして使われます。1ソースあたりの上限は500,000語、200MBまでとなっています。音声が入らないときは、形式を疑う前に、まずサイズとソースの上限を確かめてみてください。
社内共有の注意点|閲覧権限・公開リンク・削除後の扱い
音声の共有は、ノートブックの共有範囲と、音声ファイルの配り方でリスクが変わります。
公式ヘルプにある共有の方法は、リンクを共有する、ノートブックごと共有する、ダウンロードした音声を共有する、の3つです。ノートブックを共有すると、ほかのユーザーはStudioパネルから音声解説を聞くことが出来ます。ノートブックを見られる方は、その中の音声も聞ける前提で考えておきましょう。
リンクで共有するときは、ノートブックが特定の相手と共有されているか、公開(リンクを知っている全員)に設定されている必要があります。あわせて、閲覧する方に付けるアクセスレベルが「ノートブックすべて」になっているかも確かめてください。最後にリンクをコピーし、保存をクリックすると変更が反映されます。共有できないときは、音声のリンクだけでなく、ノートブック側の共有設定も見直してみましょう。
公開での共有には、アカウントの種類による違いがあります。公式ヘルプでは、ノートブックの公開共有は一般ユーザー向けのアカウントでのみ有効で、Workspace EnterpriseとEducationのアカウントでは、いまのところ無効とされています。Workspaceでは、管理者が管理コンソールで、組織外との共有をオフ・許可リスト登録済みドメイン・オンの3つから選ぶ形になります。既定はオフとなっていて、設定の変更は反映まで最長24時間ほどかかる場合があります。
公開リンクで配る前に、Workspaceの管理者設定とノートブック側の共有範囲を両方確かめましょう。どちらか片方だけを見ていると、聞けない方が出たり、逆に思ったより広く見える設定になったりしてしまいます。生成した音声を公開して、アクセスを管理できるのは、ノートブックの所有者と編集者だけです。音声を作る担当を増やすときは、この権限の違いもあわせて伝えてあげてください。
音声を削除すると、以前に作った共有リンクは使えなくなります。修正版を作ったときは、古いリンクが止まることを関係する方に伝えておく必要があります。ただし、ダウンロードして配った音声はこの管理の外に出ていきます。社内の共有ルールを作るときは、リンクでの共有とファイルでの共有を、別のものとして分けて考えてみてください。
上限・遅い・インタラクティブモード|先に伝える制約
音声解説は便利な反面、回数や生成時間、対話の機能には、先に伝えておきたい制約があります。
公式ヘルプの表では、1日に作れる件数は無料で3件、AI Plusで6件、AI Proで20件、Ultraで100件または200件となっています。Workspaceは、Business Starterが3件、Business Standard以上が20件です。ただ、この表には「変更される場合があります」と添えられており、2026年9月2日からは計算量ベースの上限も適用されています。回数どおりに必ず使えると社内で約束するのは、控えておきましょう。
上限に達したときは、ウェブ版に限り、後で生成する機能が使えるとされています。研修の前日の夜に全員分の音声をまとめて作るような進め方だと、上限や生成待ちで間に合わないこともあり得ます。社内で配る音声は、前日ではなく、確認する方が聞ける余裕を持って作るようにしましょう。
生成には数分かかることがあります。資料が長いときや混み合っているときに、すぐに終わらなくても、異常とは限りません。生成中もほかの作業に移れることを、担当の方に伝えてあげてください。何度も押し直すより、1つずつ生成の状況を見ていくのがよいでしょう。
インタラクティブモードは、いまのところ英語でのみ使えます。手順としては、新しい音声解説を作ってインタラクティブモードを選び、再生中に参加を押して、指名されたら質問する流れになります。ユーザーの声や、文字に起こされたホストとのやり取りは、保存も共有もされない仕組みです。ほかのユーザーが共有リンクから音声解説とやり取りすることも出来ません。この機能は、新しく作った音声解説でのみ使うことが出来ます。
社内向けには、普通の音声解説とインタラクティブモードを分けて案内するほうが、混乱しにくいでしょう。日本語の音声解説は作れますが、話しかけて質問する機能は英語のみとなります。研修担当の方は、参加しての質問まで日本語で使えると案内しないよう、気をつけてみてください。
品質チェック|誤読・不正確・音声の乱れを見逃さない
社内に配る音声は、作った方とは別の方に、必ず一度聞いて確かめてもらいましょう。
公式ヘルプにも、音声解説は音声も含めてAIが生成するため、不正確な情報や音声の乱れが含まれる場合がある、と書かれています。資料をもとに作られるとはいえ、聞き間違いのように受け取られる読み方や数字の言い換え、固有名詞の読み違いは起きるものと考えて確認してください。
確認では、まず元資料の結論と音声の結論が合っているかを見ていきます。次に、日付・金額・人数・割合などの数字を確かめます。最後に、固有名詞や部署名、顧客名、商品名の読みを聞いてみてください。音声で聞くと自然でも、元資料と並べると違っていることがあります。配る前には、耳だけに頼らず資料を開いて突き合わせましょう。
特に金額や人事に近い情報は、音声だけで判断させないようにしてください。たとえば、就業規則の休暇日数や手当の金額を音声で聞いた社員の方が、元資料を見ずに申請すると、問い合わせや訂正が増えてしまいます。音声はあくまで入口にして、正式な判断は元資料で、と案内するのが現実的でしょう。
よくある失敗は、作った本人だけが聞いて、そのまま全員に配ってしまうことです。作った本人は元資料を知っているので、多少の抜けを頭の中で補ってしまいます。初めて聞く方が迷わないかを見るには、別の部署の方に聞いてもらうほうが向いています。総務の資料なら情シス、情シスのマニュアルなら総務のように、少し距離のある方へ確認を頼んでみてください。
配る前のチェックリストは、短いもので構いません。確かめるのは、固有名詞の読み、数字、機微な情報、元資料との突き合わせ、著作権の5つです。外部の著作物や取引先の資料が混ざるときは、社内だけで聞く音声でも配る先を絞っておきましょう。生成AIの使い方のルール全体を整えたい方は、生成AIの社内ガイドラインの作り方も参考になります。
活用シーン|会議後・研修・マニュアル・移動中の学習
音声解説は、読む資料を減らすためというより、聞いてから読むための入口として使うのが向いています。
会議のあとの要約なら、決定事項だけにした議事録をソースにします。未決事項や発言した方の名前をそのまま入れると、音声の中で余計な話が目立ってしまいます。決まったこと、次回までの宿題、担当部署だけに整えた資料を入れてみてください。細かい経緯を知りたい方のために、元の議事録へ戻れる道も残しておくと親切です。
研修や新人教育では、最初に全体像をつかんでもらう使い方が合います。入社したばかりの方は、就業規則や勤怠、申請、情報セキュリティの資料を一度に渡されがちです。音声で流れを聞いてから必要なページを読むようにすると、それぞれの資料の位置づけがつかみやすくなります。ただし、正式な手続きや期限は音声ではなく元資料で確かめる、とはっきり書いておきましょう。
マニュアルでは、改定したときの変更点の共有に使うことが出来ます。旧版との違い、影響を受ける部署、問い合わせ先を中心に話すよう指示すると、聞いた方が自分に関係するかどうかを判断しやすくなります。音声を長く置いておくなら、マニュアルの版数と音声を作った日をセットで管理してください。古いマニュアルをもとにした音声が残っていると、せっかくの共有がかえって混乱のもとになってしまいます。
移動中の学習に使う場合も、音声だけで完結させないほうが向いています。営業担当の方が商談前に商品資料を聞いたり、管理職の方が会議前に方針資料を聞いたり、総務の方が規程改定のあらましを聞いたりといった使い方です。聞いたあとに確かめる元資料のリンクを添え、音声は予習用と決めておきましょう。
最低限の運用ルールは、誰が作り、誰が確かめ、どこに置くかの3つになります。作る方が資料を選び、確かめる方が元資料と突き合わせ、置き場所は社内で決めた所に限ります。個人のチャットや個人のストレージで回し始めると、どれが最新版なのか分からなくなってしまいます。野良AIの利用を減らす考え方は、野良AI(シャドーAI)とは何かでもまとめています。
複数のAIを用途ごとに使い分けたい会社では、NotebookLMだけで済ませようとせず、資料作り・調査・長文の読み込みを分けて考えると進めやすいでしょう。複数AIの考え方はマルチAIとは何かで、法人向けAIサービスの比較は法人向け生成AIサービス比較で確かめることが出来ます。費用の管理から考えたい方は、生成AIのコスト管理もあわせて見てみてください。
最後に、音声解説を配る前の判断を1つに絞るなら、聞いた方が誤って動いても困らない内容かどうかになります。困る内容であれば、音声は入口にとどめて、元資料への導線と確認する方を必ず置きましょう。困らない内容なら、研修や予習のハードルを下げてくれる良い使い道となります。社内で初めて使うときは、公開済みの資料かマニュアルの変更点から始めてみてください。
よくある質問
NotebookLMの音声解説は日本語で作れますか?
音声解説の長さは日本語でも短めや長めにできますか?
NotebookLMの音声解説を社内に共有する方法は何がありますか?
インタラクティブモードは日本語で使えますか?
音声解説の文字起こしや台本は出せますか?
会社の資料をNotebookLMに入れても大丈夫ですか?
社内資料を、会社の管理下でAIに読ませる
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