
ChatGPTにPDFを読み込ませるとは、PDFファイルをチャットに添付し、その中身をもとに要約・質問への回答・翻訳・数値の抽出などをさせる使い方です。無料版でも入力欄の+からPDFを添付でき、操作そのものは1分ほどで終わります。ただし社内のPDFを入れる前には、入力した内容を学習に使わせない設定(学習オフ)の確認が欠かせません。就業規則やマニュアルのように同じ文書へ何度も質問するなら、社内文書を読み込ませて回答する仕組み(RAG)に切り替えるほうが、手間も事故も減らせるでしょう。
ChatGPTにPDFを読み込ませるとは|無料版でもできること
ChatGPTにPDFを読み込ませると、添付したファイルから文字を取り出し、その中身を踏まえた回答を返してくれます。OpenAIの公式ヘルプには、PDFの中で特定の話題に触れた箇所を探す、2つの文書を比べて共通点と相違点を確かめる、著者や作成日などのメタデータを抜き出す、難しい研究論文を分かりやすく要約する、といった使い方が例として挙げられています。長い資料を頭から読む前に、どこに何が書いてあるかをつかむ道具として使うと、効果を感じやすいでしょう。
一方で、ChatGPTはPDFを人と同じように眺めているわけではありません。標準の仕組みでは、ファイルに文字として埋め込まれているデジタルテキストを取り出し、画像の部分は処理の対象から外されます。図表や手書きの書き込み、スキャンした書類がうまく読まれないときも、この仕組みを知っていれば原因の見当をつけやすくなってきます。
無料版と有料版の違い
PDFのアップロードは、無料プランでも有料プランでも使えます。公式ヘルプでは、Webと対応するモバイルアプリの両方で、プランを問わずファイルのアップロードが利用でき、プランごとの利用上限とアカウントの設定が適用されると説明されています。
大きく違うのは回数です。無料版のアップロードは1日3ファイルまでとされており、何本もの資料を続けて読ませる使い方には向きません。無料版以外のユーザーは3時間ごとに最大80ファイルまでアップロードでき、混雑時にはこの上限が引き下げられる場合もあります。
もう1つの違いは、図やグラフの扱いになります。PDFに埋め込まれた図やグラフまで読み取るビジュアル検索は、公式にはChatGPT Enterpriseのお客様のみの機能とされています。無料版はもちろん、それ以外の有料プランでも文字だけを読む扱いになるため、図表の多い資料は渡し方に工夫が要ります。プロジェクトに登録できるファイル数もプランで異なり、1つのプロジェクトあたり無料版は5、GoとPlusは25、Pro・Business・Enterprise・Eduは40までと案内されています。
ChatGPTにPDFを読み込ませる4つの方法と使い分け
読み込ませ方は4つあり、1回きりの確認なら直接アップロード、同じ資料を何度も使うならプロジェクトやGPTsへの登録が基本になります。残りの2つは、文字を貼り付ける方法と、公開されているPDFのURLを渡す方法です。
- 入力欄の+(添付)からPDFを直接アップロードする方法。いちばん手軽で、要約や翻訳など1回で終わる作業に向いています。
- PDFの文字をコピーして、テキストとして入力欄に貼り付ける方法。必要なページだけを渡したいときや、添付の回数を節約したいときに使えます。
- Web上で公開されているPDFのURLを渡す方法。官公庁の資料のように誰でも見られる文書に限られ、中身まで読めるかどうかはページの作りや検索機能の状況に左右されます。
- プロジェクトやGPTs(カスタムGPT)にファイルとして登録し、繰り返し参照させる方法。就業規則や社内マニュアルのように、同じ文書へ何度も質問するときに向いています。
どれを選ぶかは、文書の機密度と使う回数で決めるのが分かりやすいでしょう。社外に出ても困らない公開資料ならURLや直接アップロードで十分ですが、社内の文書を入れる場合は、先に学習の設定を確かめてから添付してください。登録型のプロジェクトやGPTsは便利な反面、登録したファイルがアカウントに残り続けるため、誰のアカウントに何を登録したのかを会社で把握しておく必要があります。
貼り付けの方法は、PDFのレイアウトが複雑なときの逃げ道にもなります。段組みの資料や表の多い資料は、コピーした時点で文の順番が崩れることがあるため、貼り付けた後にざっと目で確かめるのが安心です。URLを渡す方法は、読めたように見えて実際には検索結果の要約を返しているだけ、ということも起こり得るので、確実に読ませたい資料はファイルを保存してから添付することをおすすめします。
PDFを読み込ませる手順|PCとスマホアプリ
手順は、ファイルを添付し、指示を添えて送り、答えを見ながら追加で質問する、の3段階で終わります。
PCでの手順
- ブラウザでChatGPTを開き、新しいチャットを始めます。社内の文書を扱う場合は、この時点で学習の設定を確認しておきます。
- 入力欄の左にある+(添付)ボタンを押し、ファイルを追加する項目からPDFを選びます。
- アップロードが終わったら、何をしてほしいかを入力欄に書いて送信します。
- 返ってきた答えを読み、足りない点や確かめたい点を追加で質問します。
送信するときは、PDFだけを投げるのではなく、読み手と目的を一言添えてみてください。例えば「経営会議の前に役員が3分で読める要約にしてください」と書くだけで、要約の長さも言葉の選び方も変わります。最初の答えが長すぎたり短すぎたりしても、同じチャットで条件を足していけば、PDFを添付し直さずに調整出来ます。
スマホアプリでの手順
スマホでも、iPhoneやAndroidのChatGPTアプリからPDFを添付できます。入力欄の+を押し、ファイルを選ぶ項目から端末やクラウドに保存したPDFを指定すれば、あとはPCと同じように指示を書いて送るだけです。項目の名前や並びはアプリの版によって変わることがあるため、見当たらないときは+の中を順に見てみましょう。
外出先でスマホから添付する場面は、手軽な分だけ確認が甘くなりがちです。取引先から届いたPDFをその場で要約させる前に、仕事用のアカウントで開いているか、学習の設定がオフになっているかを一度確かめる習慣をつけると安心でしょう。学習の設定は端末に関係なくアカウント全体に適用されるため、PCで一度オフにしていればスマホ側でやり直す必要はありません。
PDFを読み込ませた後にできること
読み込ませた後は、要約や質問への回答だけでなく、翻訳、表や数値の抽出、複数のPDFの比較、別の形式への書き直しまで任せることが出来ます。総務や経理の現場で使いやすいのは、長い文書の要点をつかむ作業と、決まった項目を抜き出す作業でしょう。
要約と質問応答
50ページの報告書でも、最初に全体の要約を頼み、気になった章について追加で質問すれば、読む順番を決める材料になります。規程や約款であれば、自社に当てはまる条項がどこにあるかを聞き、ページ番号と一緒に答えさせる使い方が便利です。官公庁の補助金の公募要領のように、対象・期限・必要書類が散らばっている文書から、条件だけを一覧にさせる使い方も時間の節約につながります。
表や数値の抽出とExcel・CSV化
請求書や見積書、決算書から金額や日付を抜き出し、表の形で返させることも出来ます。表で受け取ったものは、CSV形式で出すよう頼めばExcelに取り込みやすくなるでしょう。ただし抜き出した数値は必ず原本と突き合わせる必要があり、何を見ればよいかは後の節でチェックリストにまとめました。
複数のPDFの比較
契約書の旧版と新版、2社の見積書のように、似た文書を並べて違いを挙げさせる使い方も向いています。条文の番号や金額が変わった箇所を一覧にさせ、その一覧をもとに人が原文で確かめれば、見落としを減らせます。比べるPDFは同じチャットに続けて添付し、どちらが旧版かをファイル名と指示の両方ではっきり伝えるのがコツです。
PDFの翻訳|段落構造と訳語の指定
英語の契約書や海外の製品資料を日本語にする場面でも、PDFの読み込みは役立ちます。訳すときは、見出しと段落の区切りを原文どおりに保つこと、社内で決まっている訳語があれば先に示すことを指示に含めてみてください。長い文書は途中で出力が止まることがあり、その場合は「続けてください」と頼むか、章ごとに分けて訳させるのが確実です。翻訳の細かいコツはChatGPTで翻訳する方法で紹介しています。
レポートや議事録への再構成と校正
研修資料を社内向けの要点メモに直す、会議資料のPDFから議事録のひな形を作る、といった書き直しも得意な分野になります。自社で作ったPDFの誤字や表記ゆれを探させる校正にも使えますが、直した結果をそのまま差し替えず、変更点を一覧で出させて人が採否を決める形にしましょう。
要約や抽出の精度を上げるプロンプト
精度を上げるコツは、何を・誰のために・どんな形で・どれくらいの量で返すかを最初に指定することです。加えて、答えの根拠となったページ番号を書かせ、読み取れなかった項目は空欄で済ませずに「読み取れず」と明示させると、確認の手間がぐっと減ります。
指示に入れる4つの指定
- 範囲 第3章だけ、10〜15ページだけ、のように対象を絞ります。
- 読み手 役員向け、新入社員向け、取引先への説明用などを書きます。
- 出力形式 箇条書き、表、CSV、見出し付きの文章などから選びます。
- 分量 300字以内、要点5つまで、のように上限を決めます。
このほか、長い資料は章ごとに要約させてから最後に全体をまとめ直す段階処理にすると、途中の章が抜け落ちにくくなります。一度に全部を頼むより回数は増えますが、結果を確かめやすい分、手戻りは少なくなるでしょう。PDFに書かれていないことを推測で補わないよう、指示の最後に一文添えておくのも効果があります。
プロンプト例
【要約】 添付のPDFを、経営会議に出る役員向けに要約してください。 ・要点は5つまで、各2行以内 ・各要点の末尾に、根拠となったページ番号を(p.12)の形で付ける ・PDFに書かれていないことは推測で補わない 【数値の抽出】 添付の請求書PDFから、請求日・請求元・品目・数量・単価・金額(税抜)・消費税・合計を表にしてください。 ・読み取れない欄は空欄にせず「読み取れず」と書く ・金額の単位(円・千円)はPDFの表記どおりに残す ・最後にCSV形式でも出力する 【比較】 添付の2つの契約書PDF(旧版と新版)を比べ、変更された条項を一覧にしてください。 ・条項番号、旧版の文言、新版の文言、変更の要点の4列 ・文言は要約せず、PDFの表記をそのまま引用する 【段階処理】 添付のPDFを、まず章ごとに3行で要約してください。 全部の章が終わったら、その要約だけを材料に、全体の要点を5つにまとめ直してください。
プロンプトの型は、社内でよく使うものを3つほど決めて共有しておくと、人によって結果の質がばらつくのを抑えられます。根拠のページ番号と「読み取れず」の明示は、どの型にも必ず入れてください。この2つがあるだけで、後から人が確かめる作業の手間がはっきり変わってきます。
ファイルサイズと回数の上限|何枚まで読めるか
ChatGPTの上限はページ数ではなく、ファイルの大きさと文字量(トークン)で決まります。公式ヘルプの記載では、1ファイルの上限は512MBで、テキストや文書のファイルは1ファイルあたり最大200万トークンまでとされています。トークンは、AIが文章を細かく区切って処理するときの単位です。
保存の枠も別にあり、アップロードしたファイルを置いておける領域はユーザー1人あたり25GB、組織全体で100GBまでとなっています。使っている量は、設定の中のストレージの画面で確かめられます。一方で、3時間ごとのアップロード数の上限にあと何回残っているかは、画面では確認できない仕様です。アップロードに失敗した場合でも回数に数えられることがあるため、上限の近くでは同じファイルを何度も送り直さないようにしましょう。
「何枚まで読めるのか」と聞かれたら、ページ数ではなく判断の手順で答えるのが実務的です。
- まず1ファイルのまま添付し、目次や章立てを答えさせて、全体を読めているかを確かめます。
- 途中の章が要約から抜けている、後半についての質問に答えられない、といった兆しがあれば章ごとに分けます。
- 章ごとに要約させ、最後にその要約を材料に全体をまとめ直させます。
数百ページの資料を一度に渡して読めたように見えても、細かい箇所が拾われていないことはよくあります。章ごとに要約させてから全体をまとめ直すほうが、抜けを見つけやすくなります。
上限を超えたときの分割と不要ページの削除
容量や文字量の上限に引っかかったときは、PDFを分けるか、要らないページを削るのが手早い対処です。表紙や目次、白紙、参考資料の付録など、質問に関係しないページを除くだけで読み込みが通ることも少なくありません。分けたファイルは「第1部」「第2部」のように名前で順番が分かるようにし、同じチャットに順番どおりに添付してください。長い文章の扱いについてはChatGPTの文字数制限でも詳しく紹介しています。
図やグラフ・画像はどこまで読めるか
PDFの中の図やグラフ、画像を読み取れるかどうかは、プランによって扱いが分かれます。OpenAIの公式ヘルプでは、PDFに埋め込まれた画像・グラフ・図の読み取りに対応したビジュアル検索は、ChatGPT Enterpriseのお客様のみが使える機能とされています。それ以外のプランや文書ファイルは文字を使った検索だけが対象で、ChatGPTはファイルからデジタルテキストを取り出し、画像は破棄するという説明です。
Enterpriseの場合でも、GPTのナレッジやプロジェクトのファイルとして登録したPDFは、文字だけの検索で処理されます。グラフの数字を正しく読ませたいときは、グラフの元になった表を別に渡すか、数値を文章で書き添えるほうが確実でしょう。解説記事によっては図表も読めると書かれていることがありますが、自社のプランで何ができるかは、公式ヘルプで確かめてから判断してみてください。
※上限の数値とビジュアル検索の扱いは、2026年9月26日時点のOpenAI公式ヘルプ(ファイルアップロードFAQ、PDFのビジュアル検索FAQ)の記載です。ヘルプには、混雑時に上限を引き下げる場合があることも明記されています。
PDFが読み込めない・読み取れないときの原因と対処
読み込めないときに多い原因は、文字が画像になっているスキャンPDF、パスワードやコピー制限のかかったPDF、文字化けや段組み、容量の超過、一時的な障害の5つです。原因ごとに対処が違うため、まず手元のPDFがどれに当たるかを見分けるところから始めましょう。
スキャンPDFの見分け方とOCR後の照合
複合機でスキャンした請求書や契約書、レシートの束は、見た目は文書でも、中身は1枚ずつの画像になっていることが多くなります。見分け方は簡単で、PDFを開いて文字をマウスでなぞり、1文字ずつ選択できれば文字の入ったPDF、ページ全体が四角く選ばれるだけなら画像のPDFと考えられます。公式ヘルプはChatGPTがファイルからデジタルテキストを取り出して画像を破棄すると説明しているため、文字が画像になっているPDFは中身を読まれない場合があります。
画像のPDFを読ませたいときは、先に複合機やPDF編集ソフトのOCR(画像の中の文字を文字データに変える機能)をかけておく方法が考えられます。OCRは読み違いが起きる前提で扱い、金額や日付、口座番号のような数字は、OCR後のファイルと紙の原本を突き合わせる工程を必ず入れてください。経理の書類であれば、合計欄と明細の合計が一致するかを見るだけでも、読み違いの多くに気づけるはずです。
紙の書類が多い会社では、スキャンの設定でOCRを最初からかける運用にしておくと、後からAIに読ませるときの手間が減ります。ただし、OCRをかけたからといって中身が正しく文字になったとは限りません。取り込んだファイルの一部を開いて、文字がなぞれるか、数字が化けていないかを抜き取りで確かめる習慣をつけましょう。
パスワード付き・コピー制限付きPDF|解除してよいかの線引き
パスワードで保護されたPDFや、印刷・コピーを制限したPDFは、そのままでは読み込めないか、中身を正しく取り出せないことがあります。解除ツールを使えば外せる場合もありますが、会社の業務では、外せるかどうかより外してよいかを先に考えるべきでしょう。
取引先から保護付きで届いたPDFは、送り主がその文書を限られた人だけに見せる意図で鍵をかけています。解除して外部のAIに入れる行為は、相手との秘密保持の約束や契約の条件に反するおそれがあるため、送り主の意図と契約の内容を確かめてから判断してください。迷ったときは解除せず、送り主に許可を取るか、AIを使わずに読むのが安全です。自社で作ったPDFに鍵をかけている場合も、誰が何のために保護したのかを確かめてから外すようにすると、社内の取り決めとの食い違いを防げます。
文字化け・段組み・容量超過・一時的な障害
特殊なフォントを使ったPDFや古いソフトで作ったPDFは、文字を取り出した段階で化けてしまい、意味の通らない回答になることがあります。段組みの資料は、左右の段の文が混ざった順番で読まれる場合があるため、要約が不自然なときは該当ページの文字を貼り付けて渡すのが近道になります。容量の超過は前の節のとおりファイルを分けて対処し、何度試しても添付が失敗するときは一時的な障害の可能性もあるので、時間をおいてからやり直してみましょう。
なお、公式ヘルプが挙げる対応形式はPDFのほかにWord・Excel・PowerPoint・CSV・テキストなどで、Googleドキュメントの形式(.gdoc)には対応していません。Googleドキュメントの資料は、PDFかWord形式で書き出してから添付してください。
ハルシネーションと引用ページのずれ|抽出した数値の検算
PDFを読ませた回答にも、書かれていない内容をもっともらしく作ってしまうハルシネーションは起こります。根拠のページ番号を書かせても、実際には別のページの記載だったというずれは珍しくないため、数値・固有名詞・条文は原文と照合し、最後は人が確かめる前提で使いましょう。
確認の手間を減らすには、何を見るかを決めておくことが大切です。決算書や請求書から抜き出した数値は、次の7つの観点で検算してみてください。
- 合計が合うか明細を足した値と、PDFの合計欄の値が一致するかを電卓や表計算で確かめます。
- 桁と単位千円単位・百万円単位の表を円単位として読んでいないか、桁区切りのカンマが抜けていないかを見ます。
- マイナスの表記△や括弧で表したマイナスの数値が、プラスとして抜き出されていないかを確かめます。
- 税込と税抜税込の金額と税抜の金額、消費税額が取り違えられていないかを、原本の見出しで照合します。
- 日付と期間和暦と西暦の変換、事業年度の始まりと終わりの月が正しいかを見ます。
- 引用ページ回答が示したページ番号を開き、その数値が本当にそのページにあるかを確かめます。
- 読み取れずの欄読み取れなかった項目が、推測の数字で埋められていないかを確認します。
この7つを見るだけでも、読み違いの多くは表に出てきます。AIが抜き出した表は下書きとして扱い、使う前に原本で確かめてください。特に会計事務所で顧問先の数字を扱う場合は、申告や報告に使う前に担当者が原本と照合する工程を、作業手順の中に書き込んでおくとよいでしょう。
社内のPDFを読ませる環境は、社員任せにせず会社で1つにまとめる方法もあります。UPGEAR AI(アップギアAI)は、ChatGPT・Claude・Gemini・Perplexityを1つの契約で使える法人向けサービスです(人数無制限)。
機密PDFを入れるリスクと学習オフの設定
個人向けのChatGPTに機密PDFを入れると、設定によっては内容がモデルの学習に使われる可能性があります。OpenAIの公式ヘルプでは、無料版・Plus・Proを個人用のワークスペースで使う場合、データ共有は初期状態で有効になっていると説明されています。アップロードしたファイルも学習に使われうるコンテンツに含まれるため、社内の文書を扱う前に設定を確かめることが欠かせません。
個人情報を含むPDFには、法令の面からも注意が要ります。個人情報保護委員会は2023年6月2日の注意喚起で、本人の同意なく個人データを含むプロンプトを入力する場合には、提供事業者がその個人データを機械学習に利用しないこと等を十分に確認するよう求めています。入力が利用目的の範囲内かの確認も、同じ注意喚起に並ぶ項目の1つとなります。源泉徴収票や給与明細、顧客名簿のPDFを入れる前には、この確認が済んでいるかを必ず確かめてください。
学習オフの手順
学習を止める設定は、プロフィールアイコンから設定を開き、データコントロールの中にある「すべての人のためにモデルを改善する」をオフにするだけです。公式ヘルプでは同じ設定が「データ管理」「すべてのユーザー向けにモデルを改善する」と書かれている箇所もあり、画面の表記が少し違っても同じ項目を指しています。スマホアプリでも、サイドバーのメニューからプロフィールアイコン、データコントロールの順に進めば同じ切り替えが見つかります。
一度オフにすると、使っている端末に関係なくアカウント全体に適用されます。ただし対象はオフにした後の新しい会話と説明されており、「良い回答」「良くない回答」のフィードバックを送った会話は、オフにしていても学習に使われることがあると明記されています。設定の詳しい手順はChatGPTに学習させない方法に画面の順でまとめました。
Business・Enterpriseは既定で学習に使われない
会社で契約するChatGPT BusinessやChatGPT Enterpriseでは、入力と出力を初期設定のままでモデルの学習に使わないとOpenAIは説明しています。社員が設定を触らなくても学習に使われない状態から始まる点が、個人向けのプランとの大きな違いです。Businessでは、ワークスペースの管理者がデータの保持期間を設定できるとも案内されています。
学習オフは社員一人ひとりの画面でしか確かめにくい
個人アカウントの学習オフには、運用上の穴があります。この設定は本人の画面で切り替えるもので、社員が個人のアカウントで使っている限り、会社からは誰がオフにしているかが見えにくくなります。退職した社員の個人アカウントにアップロード済みのPDFや会話が残っていても、会社が回収したり消したりする手段は限られてしまいます。
会社で契約したワークスペースであれば、学習に使わない扱いが既定で、請求と管理も一元化できるとされています。社内PDFを読ませるなら、誰が設定を確かめられるかまで含めて環境を選びましょう。個人アカウントの利用が社内に広がっている場合の考え方は、野良AI(シャドーAI)の対策でも整理しています。
入れてよいPDFの線引き|PDFの種類ごとに判断する
どのPDFなら入れてよいかは、社員が迷わないよう、PDFの種類ごとに4段階で決めておくのが実用的です。次の区分は、社員10〜200名の会社や会計事務所の手元に実際にあるPDFを例にした線引きの一例なので、自社の契約や規程に合わせて調整してください。
そのまま入れてよいPDF
- 官公庁や業界団体が公開している資料、法令の解説、白書など
- 自社のWebサイトで公開済みのパンフレットや製品資料
- 公開済みのプレスリリースや求人票
学習オフの環境なら入れてよいPDF
- 就業規則や社内規程、業務マニュアル(個人名や社外秘の数字を含まないもの)
- 社内研修の資料や、会議資料のうち機密度の低いもの
- 自社で作った見積書や請求書のひな形(取引先名や金額を入れる前のもの)
会社契約の環境でも個人情報を消してから入れるPDF
- 取引先との見積書・請求書・発注書(担当者名や口座番号を消す)
- 社員名簿や面談記録を含む資料(氏名や連絡先を記号に置き換える)
- 顧客からの問い合わせをまとめた報告書(顧客名や電話番号を消す)
入れないPDF
- 源泉徴収票や給与明細、マイナンバーの記載がある書類
- NDA(秘密保持契約)を結んで受け取った取引先の資料
- パスワード付きで届き、送り主の許可を得ていないPDF
- 未公表の決算数値や、M&A・人事の案件に関わる資料
線引きの根拠は、前の節で触れた個人情報保護委員会の注意喚起と、取引先との契約で約束した秘密保持の範囲になります。同じ見積書でも、ひな形と実際に取引先へ出したものでは扱いが変わるため、区分は文書の名前ではなく中身で判断するよう社員に伝えましょう。判断に迷うPDFが出てきたら、入れない側に寄せておき、迷った例を集めて区分を少しずつ足していくと運用が安定します。
顧問先から預かったPDFを扱う会計事務所の場合
会計事務所では、扱うPDFの多くが自社の文書ではなく、顧問先から預かった文書だという点が一般の会社と違います。税理士法第38条は、税理士が正当な理由なく「税理士業務に関して知り得た秘密を他に洩らし、又は窃用してはならない」と定めており、第54条は事務所の使用人などにも同じ義務を課しています。個人向けのプランに入力したことが直ちにこの条文の違反になるとまでは言えませんが、顧問先の決算書や申告書の控えを外部のAIに入れるなら、学習に使われない会社契約の環境を選び、顧問契約の中でAIの利用をどう扱うかを説明できる状態にしておきたいところです。
顧問先への説明では、どの環境で、どの書類を、何のためにAIに読ませるのか、読ませない書類は何かを1枚にまとめて渡すと話が早く進みます。後の節で紹介する運用メモのひな形は、こうした説明資料の下書きにも使えるでしょう。委託を受けて書類を預かっている一般の会社も、委託契約に秘密保持や再委託の定めがあれば、同じ考え方で整理してみてください。
アップロードしたPDFはどこに残るか|保存と削除の手順
ChatGPTにアップロードしたPDFは、そのチャットが保存されている間、アカウントの中に残り続けます。学習の設定をオフにしても、ファイルそのものが消えるわけではない点に注意が必要です。PDF以外のファイルも含めた保存と学習の扱い、上げてよい書類の判断表はChatGPTのファイルアップロード方法と上限でまとめています。
公式ヘルプによると、通常のチャットに添付したファイルは、対応するチャットの保存期間中アカウントに保存されます。カスタムGPTのナレッジとして登録したファイルは、そのGPTを削除するまで残ります。削除した後は30日以内にOpenAIのシステムから消去されるとされていますが、匿名化されたものや、セキュリティ上・法律上の理由で保存が必要なものは例外という扱いです。
確実に消したいときは、ファイルを添付したチャットを削除し、GPTに登録したファイルはGPTごと削除します。公式のメモリのヘルプでは、ChatGPTが持っている情報を完全に消すには、過去のチャットやアーカイブ済みのチャット、ファイル、メモリなど、その情報が表れるすべての場所を削除する必要があると案内されています。アーカイブしただけのチャットも消す対象に含まれるため、消したつもりで残っている場所がないかを見直してみてください。
一時チャットの使いどころ
一度きりの要約や翻訳なら、一時チャットを使うのも1つの方法です。一時チャットは履歴に表示されず、新しいメモリも作られず、モデルの学習にも使われないと公式に説明されています(パーソナライズを有効にした一時チャットでは、既存のメモリやカスタム指示が使われます)。ただし、安全上の理由からコピーが最長30日間保管される場合があり、途中で保存すると通常のチャットに変わってアカウントの設定がそのまま適用されます。学習されないことと、どこにも残らないことは別の話です。一時チャットは手元に履歴を残さないための選択肢と考え、入れてよいPDFの線引きは別に守るようにしましょう。
旧プラグインは使えない|PDFプラグイン・GPTs・外部ツールという選択肢
かつてのプラグインストアで提供されていたAsk Your PDFなどの仕組みは、多くの解説記事で提供終了と紹介されています。現在PDFを扱う手段は、標準のファイル添付、GPTs、OpenAIが法人向けに案内しているPDFプラグイン、ChatGPTとは別の会社が提供する外部ツールの4つになります。
PDFプラグインは管理者の承認が要る場合がある
プラグインは廃止されたと書く記事が多いものの、OpenAIは現在、法人向けのページでChatGPT向けのPDFプラグインを案内しています。ページでは、ローカル環境でPDFの読み取り・作成・検査・レンダリング・検証・内容の抽出ができると説明されており、使い方はChatGPT WorkまたはCodexで新しいチャットを始め、欲しい結果を伝えてプラグインを使うよう頼む流れです。財務の表を抽出する際に単位とラベルを保ち、参照ページを記し、正確に読めないセルに印を付けさせる、という依頼の例も載っています。
会社の管理者が知っておきたいのは、利用できるかどうかがプラグインの種類、契約プラン、ワークスペースの設定によって異なり、一部の接続では管理者による設定や承認が必要と明記されている点です。よく見かける「プラグインは廃止」という書き方は、今は半分しか当てはまりません。社員から使いたいと相談されたときに慌てないよう、PDFプラグインを許可するか、許可するならどの部署に使わせるかを、先に決めておきましょう。
GPTsに登録して使う
GPTs(カスタムGPT)は、指示とナレッジのファイルを登録し、特定の用途に絞ったChatGPTを作る機能です。1つのGPTに登録できるナレッジは最大10ファイルで、登録したPDFは文字だけの検索で処理されます。作り方はGPTsの作り方で紹介しており、社内で使う場合は、作ったGPTを誰に共有するかの範囲を必ず確かめてください。
外部のPDFツール・Chrome拡張は別の会社に渡る
ChatPDFのようなPDF専用のAIサービスや、ChatGPTの会話をPDFに書き出すChrome拡張も、手軽な選択肢に見えます。ただし、これらはChatGPTとは別の会社や個人が提供しているもので、PDFや会話の内容はその提供者に渡ります。ChatGPTの学習オフの設定は、外部のサービスには及びません。
Chrome拡張を入れる前には、Chromeウェブストアの掲載ページにあるプライバシーの欄を開き、どんな種類のデータを扱うと開示しているか、提供者が事業者か個人かを見てみましょう。個人を特定できる情報などを扱うと書かれている拡張は、画面に表示した社内の情報を読み取れる可能性があります。会社のパソコンでは拡張機能を許可制にし、申請されたものだけを入れる運用にすると、シャドーAIの入口を1つ減らすことが出来ます。
回答をPDFとして出力・保存する方法
ChatGPTの回答をPDFで残したいときは、ブラウザの印刷機能でPDFとして保存する方法がいちばん手軽です。印刷の画面で送信先をPDFとして保存に切り替えれば、表示されている会話をそのままファイルにできます。長い会話では余計な部分まで入るため、残したい回答だけを新しい文書に貼り付けてから保存するほうが見やすく仕上がります。
ChatGPTに、回答をPDFのファイルにまとめるよう頼む方法もあります。作れるかどうかや体裁は使うプランや機能によって変わり、法人向けにはPDFの作成までをうたうPDFプラグインも案内されています。自動で作ったPDFは、表の罫線が崩れる、日本語の改行位置がずれる、といったレイアウトの乱れが起きやすいため、社外に出す前に必ず開いて確かめてください。
会話をまとめて残したい場合は、設定のデータコントロールからデータのエクスポートを申し込む方法があります。ただしChatGPT Businessのワークスペースでは、データのエクスポートは使えないと公式ヘルプに書かれています。会社の記録として残す必要がある回答は、個人の手元の書き出しに頼らず、社内の共有フォルダに保存するルールにしておきましょう。
翻訳した結果を元のPDFと同じ体裁に戻したい場合は、PDFのまま出させるより、Wordなどの編集できる形式で受け取ってから整えるほうが手戻りは少なくなります。見出しや表の位置を人の手で直し、最後に自分でPDFに書き出せば、社外に出せる体裁までたどり着きやすいはずです。
他のAIとのPDF読み込みの違い|Claude・Gemini Notebook
PDFを読み込めるAIはChatGPTだけではなく、ClaudeやGemini Notebook(旧NotebookLM)にも得意な場面があります。違いが出やすいのは、1回に扱える量と、図表を読めるかどうかと、回答の根拠の示し方です。
Claude
Anthropicの公式ヘルプによると、Claudeのチャットには1ファイル500MBまで、1つのチャットに20ファイルまで添付できます。PDFは1,000ページまでが上限で、100ページ以下なら文字と図などの視覚的な要素の両方を解析し、101〜1,000ページは文字だけを処理すると説明されています。図表の多い短めの資料を読ませたい場面では、候補に入れやすいでしょう。
Gemini Notebook(旧NotebookLM)
GoogleのGemini Notebookは、2026年7月にNotebookLMから名前が変わったサービスで、追加した資料(ソース)に基づき、引用付きで答える点に特徴があります。PDFはソースとして追加でき、1つのソースは最大50万語、ファイルは200MBまでで、無料で使う場合は1つのノートブックに最大50個のソースを登録できます。複数のPDFを束ねて、どの資料のどこに書いてあるかを確かめながら読みたいときに向いており、詳しくはNotebookLM(Gemini Notebook)の使い方で紹介しています。
Microsoft Copilot(旧Microsoft 365 Copilot)など、ほかにもPDFを扱えるAIはありますが、上限や図表の扱いはサービスとプランごとに異なります。使い分けの目安としては、手早い要約や翻訳はChatGPT、図表の多い短い資料はClaude、複数の資料を束ねて出典を確かめながら読むならGemini Notebook、と考えると選びやすいでしょう。複数のAIを場面ごとに使い分ける考え方は、マルチAIの解説も参考にしてみてください。
データの扱いも、サービスと契約の種類で変わります。Anthropicは、Claude for WorkやAPIなどの商用製品の入力と出力を初期設定では学習に使わないと説明しています。Gemini Notebookは、個人で使う場合はフィードバックを送らない限り学習に使わず、Google Workspaceの利用者はフィードバックを送ったときでも学習に使わないという案内です。どのAIでも、社内のPDFを読ませる前に確かめる点はChatGPTと同じで、学習の扱い、保存と削除、管理者から見える範囲の3つになります。
1回だけか、繰り返し使うか|社内文書はRAGへ切り替える判断
PDFの使い方は、1回だけ読ませるのか、同じ文書に何度も質問するのかで、選ぶべき仕組みが変わります。単発の要約や翻訳なら学習オフの環境で直接アップロードすれば足りますが、就業規則や社内マニュアル、過去の論点メモのように繰り返し使う文書は、登録して参照させる仕組みに移したほうが効率も管理もよくなります。
直接アップロードで足りる場面
- 取引先から届いた資料を一度だけ要約する
- 英語の資料を1本だけ翻訳する
- 2つの見積書を比べて違いを確かめる
- 公開されている官公庁の資料から条件を拾う
RAGに切り替えたい場面
同じ文書を毎回アップロードし直していると、3つの問題が起きがちです。1つ目は手間で、質問のたびに添付する時間が少しずつ積み重なっていきます。2つ目は版の混在で、担当者ごとに古い版と新しい版のPDFを上げてしまい、答えが人によって食い違うことがあります。3つ目は差し替え漏れで、規程を改定しても誰かの手元のGPTやプロジェクトに旧版が残り続けてしまいます。
ChatGPTのプロジェクトやGPTsに登録する方法は、その中間にあたります。毎回の添付は要らなくなりますが、登録できる数には上限があり、プロジェクトは1つあたり無料版5、GoとPlusは25、Pro・Business・Enterprise・Eduは40ファイルまで、GPTのナレッジは最大10ファイルまでとされています。個人のプロジェクトに登録したファイルは本人の管理になるため、全社で同じ最新版を使わせる用途には向きにくいでしょう。
こうした文書は、RAG(社内文書を読み込ませ、その内容を検索して回答する仕組み)で1か所に集め、会社として最新版を管理するほうが確実です。RAGの考え方はRAGとはで、社内で作る手順はRAGの構築で詳しく紹介しています。1回だけなら学習オフの環境で添付、繰り返し使う社内文書はRAGへ、が判断の目安です。
判断に迷ったら、同じPDFを月に何回読ませるか、その文書を何人が使うかを数えてみてください。月に何度も、複数の人が同じ文書に質問しているなら、それはもう個人の作業ではなく、会社の仕組みとして用意すべき使い方と言えます。問い合わせの多い就業規則や経費精算の手順書から始めれば、総務への質問が減る効果も確かめやすくなります。
社内で回覧する運用メモのひな形
ルールは長い規程にするより、総務がそのまま回覧できる1枚のメモにしたほうが社員に読まれます。次のひな形を自社の環境に合わせて書き換え、配布してみてください。空欄の環境の名称・確認者・報告先は、配る前に必ず埋めておくことが大切です。
【社内連絡】AIにPDFを読ませるときのルール (発行:総務部 年 月 日) 1.使ってよい環境 ・会社が契約したAIの環境(名称: )だけを使う ・個人のアカウント、外部のPDFツール、Chrome拡張には社内のPDFを入れない 2.入れてよいPDFの例 ・公開済みの資料(官公庁の資料、自社サイトの製品資料) ・個人名や社外秘の数字を含まない社内規程・マニュアル 3.入れないPDFの例 ・源泉徴収票、給与明細、マイナンバーの記載がある書類 ・NDAを結んで受け取った資料、パスワード付きで届いた資料 4.入れる前にやること ・学習に使われない設定になっているかを確かめる ・氏名、口座番号、電話番号などを消すか記号に置き換える 5.出力を使う前にやること ・数値、固有名詞、条文を原本と照合する ・社外に出す文書は(確認者: )が確認してから出す 6.誤って入れてしまったとき ・その会話を削除し、すぐに(報告先: )へ連絡する ・いつ、どの環境に、どのPDFを入れたかを伝える 問い合わせ先:総務部(内線: )
メモを配ったら、半年に一度は中身を見直す日を決めておきましょう。AIのサービスは上限や設定の名前が短い周期で変わるため、配った時点の内容が古くなっていないかを確かめる担当者を置くと安心です。社内ルール全体の作り方は生成AIガイドラインの作り方、確認の項目は生成AIのセキュリティチェックリストも参考にしてみてください。
社内PDFを、学習させない環境で読ませる
UPGEAR AI(アップギアAI)は、ChatGPT・Claude・Gemini・Perplexityを1画面で切り替えて使える法人向けAI基盤です。全モデルで学習非利用を標準適用するため、社員ごとの設定操作は要りません。社内文書RAGの機能で自社資料を読み込ませて回答させることができ、管理者ダッシュボードでは利用ログ・権限・使わせるモデルを会社で管理できます。会話履歴や利用ログ、アカウントの情報は、国内サーバー(AWSの日本リージョン)で管理されます。月額30,000円(税抜)から。どのプランも利用人数は無制限で、料金は利用量に応じたプラン設計です(人数の目安はライト1〜5名、スタンダード6〜20名、プレミアム21〜50名)。初期費用100,000円(税抜)が別途かかります。
UPGEAR AIの詳細を見るよくある質問
ChatGPTの無料版でもPDFは読み込めますか?
ChatGPTにPDFは何枚まで読み込めますか?
ChatGPTでPDFが読み込めないのはなぜですか?
会社の書類のPDFをChatGPTに入れても大丈夫ですか?
ChatGPTの回答をPDFで保存するにはどうすればよいですか?
まとめ
ChatGPTにPDFを読み込ませるのは、無料版でも入力欄の+から添付するだけで始められます。要約・翻訳・抽出の精度は、範囲と読み手と出力形式を指定し、根拠のページ番号を書かせることで上がり、抜き出した数値は原本での検算が欠かせません。
社内のPDFを読ませるなら、まず学習オフの環境を用意し、入れてよいPDFの線引きを種類ごとに決めておきましょう。同じ社内文書に何度も質問する使い方が増えてきたら、毎回のアップロードではなく、社内文書を読み込ませて回答するRAGの仕組みへ移すことを検討してみてください。ほかのテーマはAI活用コラム一覧でも紹介しています。
※上限・対応形式・ビジュアル検索・保存と削除・学習の設定は、2026年9月26日時点のOpenAI公式ヘルプ(ファイルアップロードFAQ、PDFのビジュアル検索FAQ、対応ファイル形式、データコントロールFAQ、一時チャットFAQ、メモリFAQ)とOpenAIのPDFプラグイン紹介ページの記載です。Claudeは Anthropic公式ヘルプ(2026年7月23日更新の記事)、Gemini Notebookは Google公式ヘルプの記載にもとづきます。個人情報保護委員会「生成AIサービスの利用に関する注意喚起等」(2023年6月2日)と税理士法(e-Gov法令検索)も参照しています。PDFの線引きと運用メモは一例で、法的な助言ではありません。
