
herozaskとは、HEROZ株式会社が提供する法人向け生成AIプラットフォーム、HEROZ ASKのことになります。料金は、公式サイトにあるシェアプラン月額10万円からと一人900円から、それに掲載サイトにあるID課金の区分を、分けて見ておく必要があります。評判は公開レビューがまだ1件しかないため、口コミより、料金の決まり方・使えるAI・人数・データの扱いを並べたほうが判断しやすいでしょう。まずは自社の人数で毎月いくらになるかを出してみてください。
herozaskとは何か|読み方と提供元を先に整理する
herozaskは、HEROZ ASKという法人向け生成AIプラットフォームを探すときに使われる呼び名になります。提供元はHEROZ株式会社で、2024年2月1日にHEROZ ASKのアーリーアクセス版をリリースしたと発表しています。ほかの法人向け生成AIと料金を並べて見たい方は、法人向け生成AI 38サービスの料金比較もあわせて見てみてください。
発表によると、HEROZ ASKはAzure OpenAI Serviceを土台にしたクラウドSaaS(インターネット経由で使うサービス)とのことです。グループごとにアクセス権限を分けたり、PDF・テキスト・音声といった自社のデータを読み込ませたりすることも出来ます。社内の資料を読ませて探すところまで含めた、会社向けのAIの使い場所と考えると分かりやすいでしょう。
2026年9月11日には、iOS向けのAI議事録アプリの提供開始も発表されました。ただ、このアプリを使うにはHEROZ ASK本体の契約が必要となります。スマートフォンで会議の記録や要約を扱いたい会社は、アプリだけでなく、本体の契約とあわせて検討してみてください。
社内で候補を話し合うときは、検索語のherozaskではなく、契約名のHEROZ ASKで資料をそろえましょう。サービス名・提供会社・契約に必要な条件を1枚のメモにまとめれば、部署ごとに話が食い違う心配も減るでしょう。
料金は月額10万円から|一人900円からの意味を分けて見る
公式サイトの料金欄で中心になるのは、シェアプラン月額10万円からという料金になります。あわせて、小さく始めたい方向けに、一人900円から使えるという案内も添えられています。
シェアプランは、10万円分の利用枠を組織のメンバーで分け合って使うプランとなります。公式サイトでは全機能オールインワンとされていて、外部連携や高度なAI機能も使うことが出来ます。人数が増えるほど1人あたりの単価は下がっていく、という説明もあります。
気をつけたいのは、公式サイトの料金欄に、ID数ごとの単価表・初期費用・最低契約期間が載っていない点です。税込か税別かも書かれていないため、この記事の計算では税を足していません。見積もりを取るときは、税込なのか税別なのかもあわせて聞いておきましょう。
2024年2月のアーリーアクセス版リリースの発表には、1ユーザーあたり月額900円からという料金が書かれていました。ただしこれは、使い始めるのに必要な最低利用料で、条件によっては別に見積もりになる場合がある、という注記付きとなっています。900円という単価だけで、全社員分の月額を決めてしまわないでください。
たとえば30名を900円で計算すると、毎月27,000円になります。ところが、公式サイトのシェアプランで考えると月額10万円からです。どちらの形で契約するのかが違うだけで、稟議に載せる金額が大きく変わってしまいます。問い合わせの前に、使う人数・部署・月にどのくらい使いそうかを書き出してみましょう。
※料金・機能は2026年10月3日時点で確認できた公式サイト、2024年2月のリリース発表、掲載サイトの内容にもとづきます。公式サイトの料金欄には税込・税別の記載がないため、HEROZ ASKの金額には税を足していません。
掲載サイトのID課金で、10〜200名の総額を計算する
掲載サイト(AIsmiley・fitgap)の料金表では、30ID以上は月額900円、29ID以下は月額1,980円という区分になっています。公式サイトの料金欄には載っていない区分のため、ここからは掲載サイトの情報をもとにした試算としてお読みください。
| 利用人数 | 前提にする単価(掲載サイトの区分) | 毎月の会社負担 | 読み方 |
|---|---|---|---|
| 10名 | 1,980円 | 19,800円 | 小さく始める金額としては軽い一方、1人あたりは高くなります |
| 20名 | 1,980円 | 39,600円 | 部署単位の導入なら見やすい金額です |
| 29名 | 1,980円 | 57,420円 | 30名の試算より高くなる境目です |
| 30名 | 900円 | 27,000円 | 掲載サイトの区分では単価が下がります |
| 50名 | 900円 | 45,000円 | 全社配布の入り口として検討しやすくなります |
| 100名 | 900円 | 90,000円 | 公式サイトのシェアプラン10万円に近づきます |
| 200名 | 900円 | 180,000円 | 人数課金では総額が大きく伸びます |
表にしてみると、29名と30名の差がよく目立ちます。29名では毎月57,420円、30名では毎月27,000円となり、人数の少ない29名のほうが月30,420円も高くなってしまいます。1年に直すと、30,420円×12か月で365,040円の差になります。
もっとも、この逆転は掲載サイトの区分をそのまま当てはめた場合の話です。実際の見積もりでは、公式サイトのシェアプランや個別の提案が入ってくることもあるでしょう。29名前後の会社は、ID課金だけでなく、シェアプランのほうが合わないかもあわせて確かめてみてください。
シェアプランの10万円は、900円で割ると約111人分にあたります(100,000円÷900円≒111.1人)。掲載サイトの区分で計算すると、100名なら月額90,000円、200名なら月額180,000円となり、ちょうどこの間で見え方が入れ替わってきます。実際にどちらが合うかは、人数だけでなく、利用枠をどう分けるかでも変わってくるでしょう。
社内で比べるときは、まず候補の人数を3つほど決めておくと進めやすくなります。料金は単価ではなく、毎月会社が払う金額に直して比べましょう。10名・30名・100名のように人数を置いて、月額と年額を並べてみてください。それだけで、予算の話がぐっと具体的になります。
人数が変わるたびに見積もりを取り直すより、会社で使う環境を1つに決めておくと楽になります。UPGEAR AI(アップギアAI)は、ChatGPT・Claude・Gemini・Perplexityを1つの契約で使える法人向けサービスです(人数無制限)。
使えるAIと主な機能|RAG・議事録・OCRまで見る
HEROZ ASKの大きな特徴は、GPT・Claude・Geminiを1つの契約で使い分けられるところになります。公式FAQでも、ChatGPT・Claude・Geminiの最新モデルに対応していて、用途に合わせて画面上で切り替えられると案内されています。
機能の一覧には、議事録作成やスライド生成、画像生成といった日々の作業向けのものから、データ検索や権限・アクセス管理、業務ステップの自動化(AIエージェント)といった仕組み寄りのものまで並んでいます。ほかにも、プロンプトテンプレート、レポート作成、生成結果のファイル出力、画像のテキスト化を使うことが出来ます。画像のテキスト化はOCR、社内データの検索はRAGと呼ばれることの多い機能となります。
RAGとは、社内の文書やデータをもとに回答を作る仕組みのことです。ふつうのAIチャットだけでは、社内規程や過去の資料に何が書いてあるかまでは分かりません。HEROZ ASKは、PDF・テキスト・音声などの自社データを読み込めることが2024年2月のリリース発表にも書かれていて、社内資料を探す使い方まで考えている方には合いやすいでしょう。
連携先には、Box・Notion・Slack・Salesforce・freee・Google Drive・Gmail・Google Calendarが公式サイトに挙がっています。すでに使っている保管場所や業務アプリがある会社では、どこまでつながるかで導入後の手間がかなり変わってきます。候補に入れるなら、今どこに文書を置いているかを一覧にしてから問い合わせてみてください。
利用状況の見える化については、料金内で提供しているとFAQに書かれています。名前にこだわるより、調べものの機能がどこまで出来るか、管理画面で何が見られるかを、デモの画面で確かめてみましょう。
見るべきは、モデルの数だけではありません。複数のモデルを使えるかに加えて、社内データとどうつながるかまで見てください。議事録、OCR、RAG、外部連携の4つは、現場の使いやすさを大きく左右します。部署ごとの使い道を3つほど書き出してから、必要な機能を選んでいきましょう。
セキュリティとデータの扱い|学習利用・権限・Azure基盤を見る
HEROZ ASKのセキュリティについて、公式サイトでは、会話ログを学習に使わないこと、部署・役職別の権限管理、ISO27001等の認証取得、通信・保管データの暗号化が挙げられています。法人で使う場合、機能より先にここを確認したい方も多いでしょう。
2024年2月のリリース発表では、Azure OpenAI Serviceを基盤にしたクラウドSaaSと説明されています。
部署・役職別の権限管理は、社内データの検索を使うときに効いてきます。営業資料は営業部だけ、人事資料は人事部だけ、と分けられないと、RAGの便利さがそのまま情報の広がりにつながってしまいます。候補に入れるなら、部署ごとの権限を誰が設定するのかまで決めておきましょう。
学習に使われるかどうかの扱いも、個人向けのAIとの大きな違いになります。社員がそれぞれ個人のアカウントで使っていると、どうしても設定がばらばらになりがちです。会社で契約した環境であれば、会話ログの学習利用、アクセス権限、利用状況の確認をまとめて見られるかどうかを確かめることが出来ます。
セキュリティは、認証の名前だけでなく、管理者が何を制御できるかで見ましょう。ログ、権限、データの保管、退職した方のアカウントを止める手順を聞いてみてください。社内ルールと一緒に整えると、導入後の社員への説明もぐっと楽になります。
評判はまだ少ない|レビュー1件と公開事例の読み方
HEROZ ASKの評判は、公開レビューだけで傾向をつかむには、まだ数が少ない状態になります。ITreviewを見ると、2026年10月3日時点で総合評価4.5、レビューは1件です。
そのレビューでは、良い点として、1つのサービス上でChatGPT、Gemini、Claudeなど複数の生成AIを使い分けられることが挙げられています。一方で課題として、長時間の会議や専門用語の多い会議では要約の精度にばらつきが出る、という声もありました。1件だけの感想なので、全体の傾向とは受け取らないほうがよいでしょう。
公式サイトには、お客様の声として大日本印刷の情報システム部、GRANDITの営業部、バリオセキュアの管理部門の声が載っています。どんな部署で使われているかを知る手がかりにはなりますが、載せる声はサービス提供側が選んだものとなります。導入前には、自社に近い人数や業務での使い方を聞いてみてください。
評判を読むときは、点数の良し悪しより、どの業務で使った感想なのかに目を向けてみましょう。議事録の要約精度を気にする会社と、社内文書の検索を気にする会社とでは、見るべき評判が違ってきます。営業部・管理部門・情報システム部のどれに近い立場かを決めてから読むと、判断がぶれにくくなります。
口コミが少ないサービスは、評判を集めるより、試す項目を先に決めるほうが確実です。議事録なら専門用語の多い会議、RAGなら実際の社内文書、画像生成なら自社の利用ルールに沿った依頼で試してみてください。
注意点|少人数・無料範囲・利用枠・クラウド利用を確認する
HEROZ ASKを検討するときに気をつけたいのは、少人数のときの単価、無料で試せる範囲、利用の上限、そしてオンプレミス(自社のサーバーに置く形)ではなくクラウドSaaSで使う点の4つになります。掲載サイト(fitgap)でも、少人数だと割高になること、無料プランがないこと、利用上限があること、オンプレミスに対応していないことが注意点として挙げられています。
少人数の単価は、先ほどの計算のとおりです。掲載サイトの区分で計算すると、10名で毎月19,800円、20名で毎月39,600円、29名で毎月57,420円となります。30名になると毎月27,000円まで下がるため、部署単位で始める会社ほど、どの区分になるかの確認が欠かせません。
無料で試せる範囲については、公式サイトの料金欄だけでははっきりしない部分が残ります。公式FAQには、まずは一部の部署で試せるという案内があり、小さく始めたい方は問い合わせるよう書かれています。無料のトライアルなのか有料の小さな契約なのか、期間と人数もあわせて聞いてみてください。
利用の上限は、クレジットという言葉からも確かめておきたいところになります。2026年6月12日のお知らせでは、法人紹介キャンペーンで成約すると5,000クレジットがもらえると案内されていて、利用量はクレジットで管理されていると読めます。クレジット1つあたりの金額は公式の案内では確かめられないため、見積もりの際に、月額の中でどこまで使えるのかを質問しておきましょう。
オンプレミスでの運用を求める会社は、クラウドSaaSで問題ないかを先に判断しておく必要があります。2024年2月のリリース発表でも、HEROZ ASKはクラウドSaaSと説明されています。社内規程でクラウド利用の条件が決まっている場合は、Azure OpenAI Serviceの基盤、暗号化、データの保管、ログの扱いを、社内のチェック表と照らし合わせて決めましょう。
安く始められるかより、あとで全社に広げられる条件かどうかを見てください。最初の部署だけで決めると、あとで利用枠や権限の設計で行き詰まってしまうこともあります。情シス担当の方がいない会社ほど、サポートの範囲も一緒に確認しておきましょう。
法人向けChatGPTサービスとして比べる軸を決める
法人向けChatGPTサービスとして比べるなら、見る軸は料金の決まり方・使えるAI・人数・データの扱いの4つになります。同じ法人向けChatGPTサービスとして探していても、1社のAIだけを使う形と、複数のAIを使える形とでは、中身がかなり違ってきます。
1社のAIだけの公式法人プランは、そのAIを深く使っていく考え方となります。契約や管理が分かりやすく、公式の新しい機能にもついていきやすいでしょう。その一方で、ClaudeやGeminiも一緒に使いたくなると、契約がもう1つ、2つと増えてしまいます。
HEROZ ASKは、GPT・Claude・Geminiを1つの契約で使い分ける考え方のサービスになります。社内データの検索、議事録、OCR、外部連携まで含めて考えたい会社には合いやすいでしょう。比較表を作るときは、ChatGPTが使えるかどうかより、社内に複数のモデルを使う理由があるかを先に決めておきましょう。
人数の扱いも、サービスごとに差が大きいところです。1IDごとに課金する形では、使う方を増やすほど総額が伸びていきます。会社でまとめて契約する形に近いものは、人数より利用量や契約の枠を見て選ぶことになります。どちらが合うかは、一部の部署だけで使うのか、全社員に配って見えないところでのAI利用を減らしたいのかで違ってくるでしょう。
データの扱いでは、学習に使われるか、社内データの読み込み、ログ、権限、退職したときの停止を並べてみてください。便利な機能がそろっていても、業務の情報をどこまで入れてよいかを説明できないと、現場は結局個人のアカウントに戻ってしまいます。野良AIを防ぎたい会社は、野良AI(シャドーAI)対策の考え方もあわせて確認してみましょう。
ChatGPTの公式法人プランと比べたい方はChatGPT法人プランの料金、複数のAIをまとめて使う考え方はマルチAIの選び方が参考になります。
契約の前に、全社員に配るのか、一部の部署だけで使うのかを決めましょう。ここがあいまいなままだと、料金の比較もセキュリティの確認も、あとでやり直しになってしまいます。
複数AIを会社でまとめて使うなら
UPGEAR AIは、ChatGPT・Claude・Gemini・Perplexityを1つの画面で切り替えて使える法人向けサービスです。月額30,000円(税抜)から。どのプランも利用人数は無制限で、料金は利用量に応じたプラン設計です(人数の目安はライト1〜5名、スタンダード6〜20名、プレミアム21〜50名)。
UPGEAR AIの詳細を見るよくある質問
herozaskの料金は月額900円からですか?
HEROZ ASKではどのAIを使えますか?
HEROZ ASKの評判は多いですか?
少人数で使う場合は何を確認すればよいですか?
法人向けChatGPTサービスとして比べるときの軸は何ですか?
まとめ
herozaskを検討するなら、契約名のHEROZ ASK、提供元のHEROZ株式会社、公式サイトのシェアプラン月額10万円から、一人900円からという表示を、それぞれ分けて整理しておくことが大切です。単価だけを見ると安く感じますが、掲載サイトのID課金の区分で計算すると、29名と30名で月額が逆転してしまいます。
機能の面では、GPT・Claude・Geminiの切り替え、RAG、議事録作成、OCR、スライド生成、画像生成、外部連携が確認できます。セキュリティの面では、会話ログを学習に使わないこと、部署・役職別の権限管理、ISO27001等の認証、通信・保管データの暗号化が公式サイトに挙げられています。
評判は公開レビューがまだ少ないため、点数だけで決めないほうがよいでしょう。少人数のときの単価、利用枠、クラウドSaaSで問題ないかは、問い合わせで確かめてみてください。法人向けChatGPTサービスとして比べるときは、料金の決まり方・使えるAI・人数・データの扱いを同じ表に並べると、社内でも説明しやすくなります。
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