Stella AIの評判と料金。個人版と法人版の違い、ドコモのセット割の条件

Stella AIとは、株式会社SUPERNOVAが提供する、1つの契約でGPT・Gemini・Claude・Grokなど複数のAIモデルを切り替えて使えるサービスです。評判の良し悪しよりも先に効いてくるのは、ドコモのセット割が付く個人向けのStella AIと、会社として契約するStella AI for Bizが、別アプリ・別アカウント・別契約になっている点になります。ドコモのセット割が付くのは前者だけで、法人向けの契約には別枠の割引が用意されています。金額の見え方も、支払い方法と契約の単位で変わってしまいます。

※本記事の料金・条件・機能は、2026年9月20日に提供元の公式ページ(lp.stella-ai.net・info.stella-ai.net)、特定商取引法に基づく表示、Stella AIセット割規約、NTTドコモビジネスオンラインショップ、App Storeのアプリページ、提供元の会社概要、およびNTTドコモの報道発表(2024年9月27日)で確認した内容です。掲載内容は改定されることがあります。

Stella AIとは|ドコモ発のスタートアップが提供する、1つの契約で複数AIを使えるサービス

Stella AIは、1つの契約で複数のAIモデルを選んで使えるサービスです。

提供元は株式会社SUPERNOVAで、設立は2024年1月11日、本社は東京都港区赤坂にあります。代表取締役社長は木本東賢氏で、資本金は2億4,350万18円と会社概要に記載されています。

NTTドコモは2024年9月27日の報道発表で、SUPERNOVAへの追加出資を公表しました。同じ発表のなかでSUPERNOVAは、ドコモグループの新規事業創出プログラム「docomo STARTUP」からスピンアウトした生成AI系スタートアップと説明され、株主にはNTTドコモ・NTTコミュニケーションズ・NTTコムウェアの3社が挙げられています。

ドコモ発と紹介されるのはこうした経緯があるためです。ドコモ自身が提供する自社サービスというわけではありません。

2026年9月20日時点で公式のAIモデル一覧に掲載されているのは、Autoモード・GPT-5.6 Luna・Gemini 3.5 Flash-Lite・Claude Haiku 4.5・Gemini 3.8 Flash・Grok 4.6・GPT-5.6 Terra・Claude Sonnet 5の8種類です。画像生成用のモデルは、GPT-Image-2.0やNanoBanana 2など別の一覧にまとまっています。

なお、2025年6月16日のニュースリリースには搭載モデルとしてtsuzumiの記載がありますが、2026年9月20日時点の公式モデル一覧には載っていません。モデル一覧には、AIモデルと消費クレジットを変更することがある、という注意書きが添えてあります。

複数のAIを1つの環境でまとめて使うという考え方そのものについては、複数AIの併用(マルチAI)で整理しています。

Stella AIの料金|3つのプランと、支払い方法で変わる金額

個人向けStella AIの料金は3つのプランに分かれており、同じプランでも支払い方法によって月額が変わります。使える機能にプランごとの差はなく、違うのは毎月付与されるクレジットの数だけだと公式FAQに書かれています。

プランクレジット/d払い(税込)Apple Pay(税込)差額(月)毎月のクレジット
ライト1,078円(税抜980円)1,480円402円250
スタンダード1,628円(税抜1,480円)1,980円352円1,000
プレミアム2,728円(税抜2,480円)2,980円252円3,000

クレジットカードまたはd払いで申し込むと、ライトは税込1,078円(税抜980円)になります。同じライトをApple Payで申し込むと税込1,480円で、差は月402円、1年では4,824円に広がってしまいます。Apple Payを選ぶと、初月無料キャンペーンもセット割も対象から外れます。

iOSアプリからは有料プランの申し込み自体ができず、公式ページはブラウザ版からの申し込みを案内しています。課金は登録日と同じ日に毎月発生し、プランを変更した場合は翌月の利用料金発生日から新しい金額が適用されます。

仮に10名が全員ライトをApple Payで払っていたとすると、1年で48,240円の差が出る計算になります。どの画面から申し込むかだけで金額が動きますので、社内で案内する前に支払い方法をそろえておきましょう。

※料金は2026年9月20日時点で提供元の公式ページおよび特定商取引法に基づく表示に掲載されている金額です。特定商取引法に基づく表示には、特段の記載がない限り金額は税込みと注記されています。

クレジットの数え方と、使い切ったときに起きること

クレジットは生成1回ごとに減っていき、使い切ると次回の料金発生日まで新しい生成ができなくなります。同じスレッドの中で続けて質問した場合も、その都度1回として数えられます。

使い切ったあともテンプレートの閲覧などはできると公式FAQに書かれており、画面がすべて止まってしまうわけではありません。1回あたりの消費は、選んだモデルによって2から10まで幅があります。

モデル1回あたりの消費クレジットライトの250クレジットで使える回数の目安
Autoモード/GPT-5.6 Luna/Gemini 3.5 Flash-Lite2約125回
Claude Haiku 4.53約83回
Gemini 3.8 Flash4約62回
Grok 4.6550回
GPT-5.6 Terra/Claude Sonnet 57約35回
GPT-Image-2.0-low(画像生成)3約83枚
NanoBanana 2/Grok Imagine Image 2.0(画像生成)550枚
GPT-Image-2.0/NanoBananaPro(画像生成)1025枚

ライトの250クレジットは、1回7クレジットのモデルを選ぶと月およそ35回で尽きてしまいます。画像生成のGPT-Image-2.0は1枚10クレジットのため、25枚で上限に達します。

Web検索は使い放題と記載されている一方、Deep Researchにはクレジットがかかります。消費数はAIモデル一覧では1回3クレジット、料金プランページでは20クレジットと、公式ページの間で記載が分かれています(2026年9月20日時点。改定日が新しいのはAIモデル一覧のほうです)。

頭数で割ってみると、必要な量が見えてきます。プレミアムの3,000クレジットは、1回7クレジットのモデルなら月およそ428回ぶんになります。ただし個人向けのアカウントは1人に帰属し、第三者に利用させないことが利用規約に定められていますので、1つの契約を社員で分け合う形は取れません。社員10名に配るなら10契約ぶんが必要で、1人あたり月300クレジットを目安に置くと、月20営業日で1日15クレジットという計算になります。1回7クレジットのモデルなら1日2回ほどしか使えませんので、どのモデルをどれくらい使うのかで必要なプランは変わってきます。

クレジットで利用量を数える形は他社にもあり、1名あたりの月額とクレジットの枠がどう組み合わさるのかは、JAPAN AIの料金|公開価格と見積もりの分かれ目でも整理しています。

ドコモのStella AIセット割|条件と、会社で使うときに引っかかるところ

ドコモのStella AIセット割は、対象の回線と個人のdアカウントに結び付く割引で、会社の名義でまとめて適用できるものではありません。Stella AIセット割規約に書かれている適用条件は次の4つになります。

  • Stella AIアカウントとdアカウントを連携し、割引を申し込むこと
  • Stella AIの有料会員登録をしていること
  • 連携したdアカウントでドコモの5G契約があり、料金プランが「eximoポイ活」「eximo」「ahamo」「ドコモ MAX」「ドコモ ポイ活 MAX」「ドコモ ポイ活 20」のいずれかであること
  • 支払い方法がクレジットもしくはd払いであること

割引額は月額の全額で、ライトなら1,078円、スタンダードなら1,628円、プレミアムなら2,728円がいずれも税込で差し引かれます。先に初月無料キャンペーンが適用され、そのあと11か月の割引が続きます。有料会員の登録がはじめての方が、初月無料キャンペーンの申し込みと同時にセット割を申し込んだ場合に、合わせて12か月になると規約に書かれています。

ここからが、会社で使おうとしたときに引っかかるところです。規約の注記には、この割引がドコモとの5G契約1契約に対して1回、または1dアカウントに対して1回に限られると書いてあります。社員10名に使わせるなら対象の回線が10本必要で、契約も決済も社員個人の名義になります。

支払い方法はクレジットカードかd払いに限られるため、会社の口座からまとめて引き落とす形は取れません。立替精算にするのか、手当のような形にするのかを、先に決めておく必要が出てきます。

条件を満たしているかどうかの確認には最大20日程度かかり、申し込みの取り消しはできないとも書かれています。JALモバイル powered by ahamo は対象外だと公式FAQに記載があります。割引の申し込みに伴って、dアカウント情報や申込日、利用プランなどがSUPERNOVAからドコモへ提供される点も規約に明記されています。

そして、この割引が付くのは個人向けのStella AIで、法人向けのStella AI for Bizには適用されません。公式FAQは、2つを別アプリ・別アカウント・別契約と説明しています。法人名義のスマートフォン向けには「Stella AI for Bizセット割」という別の案内がドコモビジネス側に用意されており、こちらはビジネスdアカウントの連携と申し込みが条件になります。

個人向けと法人向けの契約を、会社で1つにそろえる

個人向けと法人向けで契約が分かれているなら、使う環境を会社で1つにまとめる方法もあります。UPGEAR AI(アップギアAI)は、ChatGPT・Claude・Gemini・Perplexityを1つの契約で使える法人向けサービスです(人数無制限)。

Stella AIの評判|利用者の声と、その母数

評判として読める材料は、2026年9月20日時点ではまだ多くありません。App Storeのアプリページに表示されているのは、評価3.9・件数25件という数字です。25件という母数で、会社の導入可否を判断するのは無理があります。

レビュー欄の投稿では、複数のAIを選んで用途で使い分けられる点や、テンプレートでメール作成や文章修正が早くなった点を評価する声が見られます。ahamoのセット割をきっかけに使い始めたという投稿もあります。一方で、高性能モデルの構成が変わったという声(2025年11月15日の投稿)や、プレミアムプランでも応答が遅いという声(2025年7月12日の投稿)も出ています。

質問サイトや個人ブログの投稿も見つかりますが、そこに書かれている使用感は投稿者個人の見立てで、一次情報の裏付けは添えられていません。社内の資料に転記する前に、公式ページの記載で裏を取っておきましょう。

提供元の発表としては、法人向けStella AI for Bizの累計導入企業数が2026年7月時点で1,200社を突破したと公式FAQに記載があります。NTTドコモビジネスオンラインショップには文字起こし精度99.3%という数字も掲載されていますが、どちらも同社発表で、独立した第三者が検証した数字ではありません。社内で説明する際は、自己申告の数字だということを添えておきましょう。

機能の中身|テンプレート・拡張機能・画像生成でできること

個人向けStella AIでできることは、どのプランでも同じ範囲になります。プランによって変わるのは毎月のクレジット数だけだと公式FAQに書かれています。

チャットでは、Autoモードを含む8種類のモデルから選んで使えます。Autoモードは2クレジット、GPT-5.6 TerraとClaude Sonnet 5は7クレジットというように、選ぶモデルで1回の重さが変わってきます。

画像生成は、GPT-Image-2.0-lowの3クレジットからNanoBananaProの10クレジットまで、5種類のモデルが並んでいます。Web検索は使い放題と記載され、Deep Researchの消費数はAIモデル一覧と料金プランページで記載が分かれています。

テンプレートは1,000種類以上が公式に用意され、ビジネス・キャリアなど5つのカテゴリから探せます。入力欄を埋めるだけで使える形になっており、プロンプトを一から考えなくても始められます。Word・Excel・PowerPointなどに対応した拡張機能も提供され、iOSアプリ・Androidアプリ・ブラウザ版と同じアカウントで使えます。

クレジットを使い切ったあとも、テンプレートの閲覧などは続けられると公式FAQに書いてあります。モデルと消費クレジットは変更することがある、という注意書きも添えられています。申し込みの前に、最新のモデル一覧を一度開いて確かめておきましょう。

法人向けで使える機能はさらに広く、議事録生成やAI-OCR、社内文書を読ませるRAG検索が加わります。その中身は次の節でまとめています。

※機能と数値は2026年9月20日に提供元の公式ページで確認できた範囲です。テンプレートの収録数、ブラウザ拡張やOffice拡張の対応範囲は掲載内容が更新されることがありますので、申し込み前に最新の表示をご確認ください。

法人向けStella AI for Bizの料金と、個人版との違い

法人向けのStella AI for Bizは、個人向けStella AIとは別アプリ・別アカウント・別契約になると公式FAQに明記されています。この説明のとおり、2つは地続きのサービスではありません。

料金は製品LPには載っておらず、資料請求フォームへの誘導だけが置かれています。金額が掲載されているのは、NTTドコモビジネスオンラインショップのページです。

プラン税抜税込最低申込ID数
月額プラン月額2,480円/ID月額2,728円/ID10ID
年額プラン年額23,760円/ID年額26,136円/ID1ID

年額プランを月あたりに直すと税抜1,980円で、月額プランより500円安くなっています。10名で1年なら、年額プランと月額プランの差は税抜60,000円になります。税込に直すと66,000円の差になってしまいます。

初期費用は無料、最低利用期間はなし、支払いは請求書払いで、申し込みから利用開始まで約7営業日、契約はDocusignで締結すると同ページに書かれています。これはNTTドコモビジネスオンラインショップから申し込む場合の条件で、販売代理店を経由すると条件が異なる場合がありますので、申込先ごとに確かめておきましょう。機能の面では、クレジットを消費しない範囲が個人版より広く取られている点が目を引きます。

Web検索・Deep Research・RAG検索はいずれも消費なしで、個人版ではDeep Researchの実行時にクレジットが減ります。議事録生成も消費なしで、1日5回まで、1回90分まで、月間で最大230時間相当と説明されています。話者識別と、MTG要旨・議論サマリ・決定事項・ネクストアクションの4項目要約が付きます。AI-OCRは1ファイルの読み取りが成功するごとに1クレジットで、エラーになった場合は消費しません。

クレジットが足りなくなったときは、管理画面から100クレジット単位で追加購入できます。追加したぶんはワークスペースにプールされ、個人のクレジットが不足した場合にそこから消費される仕組みになっています。

管理は、会社(オーガナイゼーション)・部署(ワークスペース)・チーム(チャンネル)の3階層で、権限は6種類、CSVによる一括登録も使えます。月次の利用レポートは管理画面からエクスポートできます。管理者が他のユーザーのチャット履歴を見る機能は、現在は提供していないと公式FAQに書かれています。

社員のやりとりは各アカウントの中に閉じて保存され、管理画面で確認するのは利用状況と月次レポートになります。履歴まで見て管理したい会社と、社員のやりとりは見ない前提で配りたい会社とで、受け取り方が分かれるところです。

社内文書を読ませるRAGは、ファイルのアップロードのほか、SharePoint・Google Drive・Box内のフォルダと同期できると記載があります。複合機との連携オプションは京セラドキュメントソリューションズジャパン経由での申し込みが必要で、月最大1,000ページ、対象ストレージはOneDriveとなります。

データはAWSとGCPの東京リージョンのみで暗号化して処理・保管し、海外サーバーは使わないと記載されています。入力情報と出力情報をAIモデルの学習に利用しないことは、利用規約に明記があります。製品LPには「デジタル化・AI導入補助金2026 対象ITツール」の表記も出ています。

他の法人向けサービスと横に並べて見たい場合は、法人向け生成AI38サービスの料金比較も合わせてご覧ください。

社員の人数ぶん積み上がる料金を、先に出しておく

人数が決まっているなら、1年でいくらになるかを先に出しておくほうが話が早くなります。Stella AIの金額だけを、10名・30名・50名で並べてみます。

人数個人版ライト
(税込1,078円/月)
個人版プレミアム
(税込2,728円/月)
法人版 月額プラン
(税込2,728円/ID・月)
法人版 年額プラン
(税込26,136円/ID・年)
10名129,360円327,360円327,360円261,360円
30名388,080円982,080円982,080円784,080円
50名646,800円1,636,800円1,636,800円1,306,800円

個人版のプレミアムと法人版の月額プランは、1IDあたりの税込金額がどちらも2,728円で並んでいます。法人版の月額プランには最低申込ID数10という条件が付くため、10名未満で申し込む場合は年額プランのほうを見る形になります。

年額プランと月額プランの差は、10名なら1年で税抜60,000円、税込66,000円です。30名なら税抜180,000円、50名なら税抜300,000円の開きになってきます。

どれを選ぶかは、支払いの形と必要なID数、そして使いたい機能で決まりますので、自社の条件に当てはめてみてください。他社の法人プランも含めて費用を並べたい場合は、ChatGPTの法人プラン料金や生成AIのコスト管理も参考になります。

※表の金額は、2026年9月20日時点で提供元の公式ページおよびNTTドコモビジネスオンラインショップに掲載されている税込額に、人数と12か月を掛けた金額です。個人版はクレジットカードまたはd払いで申し込んだ場合の金額で、セット割・初月無料キャンペーンの適用は含めていません。

個人契約のまま業務で使い続けると、会社側に何が残らないか

個人契約のまま業務で使い続けると、アカウントも履歴も社員個人の手元に残り、会社側に引き継げるものが残りません。セット割の支払い方法はクレジットカードかd払いに限られるため、契約の名義も決済の名義も社員個人になります。

退職や異動があったときに、会社が引き取れるものがありません。社内の資料を読ませたやりとりも、そのまま個人のアカウントの中に残り続けます。

経費の面でも手間が残ってしまいます。料金プランページには、原則として領収書を発行しないと書かれています。立替精算の証憑をどう揃えるのかを、総務側で決めておく必要が出てきます。

そして、誰がどのAIに何を入力しているのかを、会社が把握できない状態になります。会社が認めていないAIを社員が業務で使う状態は、野良AI(シャドーAI)と呼ばれています。法人版の管理画面の案内ページにも、想定する読者として「シャドウAI対策として公式ツールを全社導入したい方」という記載があります。

安く使えるという話と、会社として認めた環境を用意する話は、別の話になります。セット割の案内を見て社員に配る前に、契約の名義をどこに置くのかを決めておきましょう。

解約・自動更新・返金の条件

個人版は解約の申し出がない限り自動で継続し、支払いは前払いで、返品もキャンセルもできないと明記されています。課金日は登録日と同じ日で、毎月そこから1か月ぶんが先に引き落とされます。

プランを変更した場合、新しい金額が適用されるのは翌月の利用料金発生日からになります。月の途中で解約しても、その月のぶんは戻ってきません。領収書についても、原則として発行しないと料金プランページに書いてあります。

問い合わせ先の電話は平日の12:00〜16:00が受付時間で、土日祝と休業日は対象外です。法人向けの窓口は9:00〜17:00(土日祝を除く)と案内されており、個人版とは別の時間帯になります。社員から相談が来る時間帯を考えると、この4時間という幅は小さくありません。

セット割にも注意点が残っています。申し込みの取り消しはできず、条件を満たしているかどうかの確認には最大20日程度かかると規約に明記があります。割引が適用されるのは確認後の最初の利用料金発生日からで、そこから11か月続きます。申し込んだ月からすぐ無料になるとは限らない点も、社員に案内するときに添えておきましょう。

法人版のほうは、NTTドコモビジネスオンラインショップに最低利用期間なしと記載されています。初期費用も無料で、支払いは請求書払いになります。やめるときの条件は個人版と法人版でまったく違いますので、申し込む前に両方の規約を読んでおいてください。個人版を社員がそれぞれ申し込んでいる場合、課金日も解約のタイミングも人ごとにばらけてきます。月末でまとめて止めるという運用は成り立ちません。

Stella AIのデメリット|会社で使うときに困りやすいところ

Stella AIのデメリットは、機能の足りなさよりも、料金の数え方と契約の形に集まっています。個人で試すぶんには気になりにくくても、会社で配ろうとした途端に引っかかる点が多いのが特徴になります。

  • 支払い方法で月額が変わるApple Payで払う場合、ライトは税込1,480円になります。ブラウザ版からクレジットカードかd払いで申し込んだ場合の税込1,078円より高くなり、初月無料キャンペーンも適用されません。
  • クレジットを使い切ると翌月まで生成できない付与されたクレジットを使い切ると、翌月の付与まではAIによる生成が止まります。高性能なモデルや画像生成ほど1回の消費が多いので、月の途中で使えなくなる社員が出てきやすくなります。
  • 搭載モデルと消費クレジットが入れ替わる公式FAQには搭載モデルを随時追加・更新すると書かれていて、モデル一覧にもAIモデルと消費クレジットを変更することがあると注意書きがあります。
  • 前払いで、途中でやめても戻らない支払いは前払いで、返品とキャンセルはできないと特定商取引法に基づく表示に記載があります。領収書も原則として発行しないと料金プランページにあるので、経費で落とすつもりなら先に経理と相談しておきましょう。
  • 1つの契約を社員で分け合えない個人向けのアカウントは1人に帰属し、第三者に使わせないことが利用規約で決められています。社員に配るなら人数ぶんの契約が必要で、セット割も、ドコモの5G契約1契約またはdアカウント1つにつき1回までです。

モデルの入れ替わりは、実際に起きています。この記事で2026年9月20日時点として挙げたモデル一覧に対し、10月17日時点のサービスサイトには、GPT-6 Luna・GPT-6.1 Sol・Grok 4.7・Claude Sonnet 5.5などが掲載されるようになりました。社内で「このモデルを使うように」と決めても、しばらくすると一覧から消えていることがあります。新しいモデルの消費クレジットは、使う前に公式のAIモデル一覧で確かめておくと確実でしょう。App Storeのレビューにも、高性能モデルの構成が変わったという投稿(2025年11月15日)が残っています。

長い資料を読ませるときの上限も、公式FAQで確かめることができます。チャットでのアップロードは1リクエストあたり最大10件・合計50MBで、テキストは最大50万文字までと決まっています。

どれも、使い方の工夫だけでは消しにくい性質のものになります。会社として配るなら、支払い方法・契約の名義・クレジットの配り方の3つを、申し込む前にそろえておくと安心でしょう。

個人版と法人版、どちらを選ぶかの目安

分かれ目は料金の安さではなく、契約と管理を誰の名義に置くかになります。個人で試す段階と、会社として配る段階では、確認すべき項目が変わってきます。

  • 個人版で足りる場面まず自分で触って使い勝手を確かめたいとき。対象のドコモ回線を自分で持っている方。業務の機密データは入力しない前提。費用は自分で払う場合。
  • 法人版を検討する場面社員に配るとき。アカウントを会社側で作成・停止したい場合。請求書払いで経理を通したいとき。議事録生成・AI-OCR・RAG検索を業務で使う場合。クレジットが足りない人に会社から補充したいとき。
  • どちらにしても先に決めること契約の名義。支払い方法。誰がアカウントを停止できるか。社内の資料をどこまで入力してよいか。

個人版で試したあとに会社として配る場合、2つは別契約のため、申し込みは新しく行う形になります。セット割の安さを社員に配る理由にすると、契約が全員ばらばらの個人名義になってしまいます。

どちらが正しいということではなく、名義と管理をどうしたいかで選ぶことになります。社員に配る前に、対象の回線数・支払い方法・管理の範囲という3点を書き出してみてください。この3点がはっきりすれば、どちらに寄せるかも自然と決まってきます。

よくある質問

Stella AIは無料で使えますか?
アカウントを作ると、50クレジットまで無料で試せると公式FAQに書かれています。クレジットカードかd払いで有料プランを申し込むと、契約から1か月間も無料になります。ただし、Apple Payで支払う場合、この初月無料は適用されません(2026年10月17日時点の掲載内容)。
Stella AIのデメリットは何ですか?
会社で使う場面で目立つのは、支払い方法で月額が変わること、クレジットを使い切ると翌月の付与まで生成できないこと、搭載モデルと消費クレジットが入れ替わることです。前払いで途中解約しても返金がない点と、個人向けのアカウントを社員で分け合えない点も、配る前に確かめておきたいところになります。
ドコモのStella AIセット割は、法人向けのStella AI for Bizでも使えますか?
使えません。公式FAQは、個人向けのStella AIと法人向けのStella AI for Bizを、別アプリ・別アカウント・別契約と説明しています。セット割の規約も、適用条件として個人のdアカウントとの連携と、クレジットカードまたはd払いでの支払いを挙げています。法人名義のスマートフォン向けには「Stella AI for Bizセット割」という別の案内がドコモビジネス側に用意されており、こちらはビジネスdアカウントの連携と申し込みが条件になります。
Stella AIの料金は支払い方法で変わりますか?
変わります。特定商取引法に基づく表示では、クレジットカードとd払いが税込1,078円・1,628円・2,728円、Apple Payが税込1,480円・1,980円・2,980円と分けて記載されています。Apple Payは初月無料キャンペーンとセット割のいずれも対象外で、iOSアプリからは有料プランの申し込みそのものができません(2026年9月20日時点の掲載内容)。
クレジットを使い切るとどうなりますか?
次回の料金発生日まで、新しい生成ができなくなります。同じスレッドの中で続けて質問した場合も1回ぶん消費し、使い切ったあともテンプレートの閲覧などはできると公式FAQに書かれています。法人版では、管理画面から100クレジット単位で追加購入し、ワークスペースにプールして個人の不足分に充てる形が用意されています。
法人版では、管理者が社員のチャット履歴を見られますか?
現在は提供していないと公式FAQに書かれています。社員のやりとりは各ユーザーのアカウントの中に閉じて保存され、管理画面で確認するのは利用状況と月次の利用レポートになります。履歴まで見て管理したい会社と、見ない前提で配りたい会社とで、受け取り方が分かれる部分です。
Stella AI for Bizの料金はどこに載っていますか?
提供元の製品LPには金額の掲載がなく、資料請求フォームへの誘導が置かれています。金額が公開されているのはNTTドコモビジネスオンラインショップで、月額プランが月額2,480円(税込2,728円)/IDで最低申込ID数は10ID、年額プランが年額23,760円(税込26,136円)/IDで1IDから申し込めると記載されています(2026年9月20日時点の掲載内容)。
App Storeの評価は、会社の導入判断に使えますか?
母数が小さいため、そのまま使うのは難しいところです。2026年9月20日時点のアプリページに表示されているのは評価3.9・25件で、同社発表の導入1,200社(2026年7月時点)と合わせても、独立した第三者による検証結果ではありません。社内で共有するときは、数字の出どころを添えておきましょう。
個人版を途中で解約すると返金はありますか?
返金はありません。特定商取引法に基づく表示には、支払時期が前払いであることと、商品の性質上、返品とキャンセルができないことが記載されています。解約の申し出がない限り自動で継続する点と、原則として領収書を発行しないと料金プランページに書かれている点も、経費処理の前に確認しておきましょう。

まとめ

評判を調べたうえで会社として使うなら、確かめる順番は、契約の単位・支払い方法・クレジット・解約条件になります。Stella AIは1つの契約で複数のAIモデルを使えるサービスで、クレジットカードまたはd払いで申し込んだ場合の個人向け3プランは税込1,078円から2,728円です。

支払い方法をApple Payにすると金額が上がり、初月無料もセット割も対象から外れてしまいます。ドコモのセット割は5G契約1契約または1dアカウントに1回までで、法人向けのStella AI for Bizには適用されません。

法人版はNTTドコモビジネスオンラインショップに月額税込2,728円/IDと年額税込26,136円/IDが掲載されており、最低申込ID数や支払い方法も個人版とは違います。評判として読める材料はまだ薄く、App Storeの25件や同社発表の1,200社を、そのまま判断材料にはできません。

確かめる先は、提供元の公式ページとNTTドコモビジネスオンラインショップの2か所になります。個人契約を社員に配るのか、会社として認めた環境を1つ用意するのかを、先に決めておきましょう。

4つのAIを、1つの契約と1つの管理画面で

UPGEAR AIは、ChatGPT・Claude・Gemini・Perplexityを1画面で切り替えて使える法人向けプラットフォームです。全モデルで学習非利用を標準適用し、会話履歴・利用ログ・アカウントは国内サーバー(AWSの日本リージョン)で管理。料金は月額30,000円(税抜)から。どのプランも利用人数は無制限で、料金は利用量に応じたプラン設計です。人数の目安はライト1〜5名、スタンダード6〜20名、プレミアム21〜50名で、初期費用100,000円(税抜)が別途かかります。

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