
NotebookLMでExcelを使うとは、Excelの表をNotebookLM(2026年7月16日にGemini Notebookへ改称と発表)のソースに入れ、中身について質問したり、結果を表で受け取ったりする使い方のことです。一般版の公式ヘルプが挙げる対応形式に.xlsxはなく、GoogleスプレッドシートかCSVに変換してから取り込むことになります。一方、Google Cloudで提供されるEnterprise版の文書ではXLSXが対応形式に挙がっており、変換せずに取り込めます。出力の側では、2026年6月8日にGoogleがxlsx形式での書き出しを発表し、対象のプランから順に広げるとしています。
※製品の仕様と対象プランは、2026年10月4日時点でGoogleの公式ヘルプ、Google Cloudの文書、Google公式ブログ、Microsoftのサポートページを確認した内容です。製品名は検索で使われることの多いNotebookLMの表記にそろえています。
NotebookLMにExcelはそのまま入る?一般版とEnterprise版の答え
一般版のNotebookLMには、Excelのファイル(.xlsx)をそのままソースとして追加する方法は公式ヘルプに書かれていません。公式ヘルプの対応ソースの一覧に並ぶのは、Word(docx)、テキスト(txt)、マークダウン(md)、PDF、CSV、PowerPoint(pptx)のファイルと、Googleドキュメント・スライド・スプレッドシート、ウェブのURLなどです。Excelやxlsxという語は、このページの中に一度も出てきません。その代わり、CSVとGoogleスプレッドシートは対応形式に入っているため、手元のExcelはどちらかの形に変えて渡すことになります。
スプレッドシートを読ませるときの基本、10万トークンの上限の見積もり方、ドライブとの自動同期、AIに任せてよい分析の全体像は、NotebookLMでスプレッドシートを読むときの上限と任せてよい分析で詳しくまとめています。重なる内容はそちらに譲り、Excelのファイルならではの変換や検算、出力の話を中心に扱います。ここでは、Excelのファイルを持っている方が気になる、そのまま入るのか、どう変えるのか、数字を信用してよいのか、結果をExcelで受け取れるのかの4点に絞って進めます。
一般版・Enterprise版・xlsx出力の対応表
入力と出力で答えが変わるため、まずは表で全体を押さえておきましょう。
| 項目 | 一般版(無料・個人の有料プラン・Workspace) | Enterprise版(Google Cloud) |
|---|---|---|
| Excel(.xlsx)の取り込み | 対応ソースの一覧に記載なし。スプレッドシートかCSVに変換して取り込む | XLSXを対応形式として明記 |
| CSV・Googleスプレッドシートの取り込み | どちらも対応 | (今回の確認範囲はXLSXの記載のみ) |
| 大きさの上限 | スプレッドシートは1ファイル10万トークン。ほかのソースは1ソース50万語・200MBまで | 1シートでおよそ15万アクティブセル。1文書は500MBまたは50万語未満 |
| 複数のシート(タブ) | スプレッドシートの複数タブは1つのソースとして取り込まれる | シートごとに別々に処理される |
| Excel(.xlsx)での出力 | 2026年6月8日の発表で、Google AI UltraとAI Expanded Accessを持つWorkspaceのビジネス向け顧客から提供開始。ほかの利用者へは順次拡大の予定 | 今回確認した文書に記載なし |
※出典:Gemini Notebookヘルプ「ソースを追加する」(https://support.google.com/gemininotebook/answer/16215270?hl=ja)、Google Cloud「Gemini Notebook Enterprise」の文書(https://docs.cloud.google.com/gemini/enterprise/notebooklm-enterprise/docs/overview)、Google公式ブログ2026年6月8日(https://blog.google/innovation-and-ai/products/notebooklm/better-research-notebooklm/)。いずれも2026年10月4日時点の記載です。
Enterprise版は.xlsxを直接取り込める
Enterprise版とは、Google Cloudの契約の中で提供される企業向けのNotebookLM(Gemini Notebook Enterprise)のことになります。Google Cloudの文書では対応ソースの一覧にXLSXが挙がっており、1つのシートでおよそ15万のアクティブセルまで処理できると書かれています。複数のシートがあるブックは、シートごとに別々に処理されます。
気をつけたいのは文字数の数え方でしょう。XLSXは表の構造や書式を含めて中間の形式に変換され、そのとき加わる文字も1文書50万語の上限に数えられます。見た目の文字数が50万語より少なくても、上限を超えてしまう場合があるということです。上限の表では、ユーザーあたり500ノートブック、1ノートブックあたり300ソース、ユーザーあたり1日500クエリと示されています。
アップロードしたファイルはGCPプロジェクト(Google Cloud上の自社の区画)の中に残るとされ、情報システム部門が管理するGoogle Cloudの中で扱う形になります。Google Cloudを使っていない会社がExcelのためだけに選ぶ製品ではないため、多くの方は一般版で変換する前提で読み進めてください。
入力・分析・出力の早見表
Excelのどの段階でNotebookLMを使うかによって、やることが変わってきます。
| 段階 | 一般版でできること | 先に用意すること | 気をつける点 |
|---|---|---|---|
| 入力(Excelを読ませる) | .xlsxは直接入らないため、スプレッドシートかCSVかPDFに変えて取り込む | コピー用のブックを作り、整形してから変換する | 変換で消えるもの・見えてしまうもの |
| 分析(集計や傾向を聞く) | 列名・期間・条件を指定して質問する。回答の引用から元の記述を確かめる | 行数と合計をExcelで出して控えておく | 公式ヘルプも回答の再確認を求めている |
| 出力(Excelで受け取る) | チャットの表をコピーする。データテーブルをスプレッドシートへ書き出す。対象のプランではxlsxで受け取れる(画面で確認) | 自分のプランと画面に出る形式を確かめる | 元のExcelは書き換わらず、新しい表として受け取る |
入力は変換、分析は検算、出力はプランの確認と覚えておくと、どこでつまずいているのかを切り分けやすくなります。
古い手順と見分けるために
NotebookLMとExcelの組み合わせは、機能の追加や名前の変更が続いているため、調べる時期によって答えが変わりやすい話題です。手順を探すときは、まず公式ヘルプの対応ソースの一覧を開き、CSVやGoogleスプレッドシートが今も載っているかを確かめてみてください。ネット上には、CSVをテキストファイルに変えてから読ませる方法や、専用の変換ツールを使う方法も見かけますが、いまの公式ヘルプではCSVがそのまま対応形式に入っています。出力の側も2026年6月8日に大きく変わったため、それより前の日付の説明は、出力の部分を割り引いて読むのが安全でしょう。記事や社内資料に手順を残すときは、確認した日付と見た公式ページの名前を一緒に書いておけば、次に見直す方が迷わなくなります。
個人アカウントに社内のExcelを入れる前に|学習利用とデータの扱い
社内のExcelを読ませる前に確かめたいのは、どのGoogleアカウントでNotebookLMを開いているかです。NotebookLMの公式ヘルプでは、適用される規約がアカウントの種類で分かれており、仕事用はGoogle Cloud利用規約、学校用はGoogle Workspace for Education利用規約、それ以外はGoogle利用規約とされています。同じ画面に見えても、個人のGmailで開いたノートブックと会社のWorkspaceで開いたノートブックでは、入れたファイルの扱いが変わってしまいます。会社のパソコンのブラウザに個人のGoogleアカウントでもログインしている方は多く、どちらで開いているかを意識しないまま表を入れてしまう場面も考えられます。
個人のGoogleアカウントで入れた場合
公式ヘルプには、NotebookLMのコンテンツはユーザーがフィードバックを送信しない限り、Googleの基盤モデルのトレーニングに直接使われることはないと書かれています。気をつけたいのは、回答に付いている高評価・低評価のボタンでしょう。フィードバックを送ると、クエリやアップロードしたファイル、モデルの回答などが、特別なトレーニングを受けたチームのレビューの対象になると説明されています。レビュー済みの内容は、Googleアカウントとの関連付けを外した状態で最長3年間保存されます。
何気なく押した評価ボタンで、顧客名の入った表が人の目に触れる対象に含まれてしまうおそれがあるわけです。有料の個人プラン(Google AI Plus・Pro・Ultra)も、ヘルプの区分では仕事用・学校用以外のアカウントに当たり、有料だから扱いが変わるという記載はありません。料金を払っているから安心、とは言い切れない点に気をつけてください。
会社のWorkspaceで入れた場合
会社のGoogle Workspaceのアカウントであれば、扱いはかなり変わってきます。公式ヘルプには、Workspaceのユーザーのアップロード・クエリ・モデルの回答は、評価ボタンを押した場合でも人間のレビュアーによる確認はされず、AIモデルのトレーニングにも使われないと書かれています。Workspaceのエディションのうち、Business Starter・Standard・Plus・Enterpriseなどのコアサービスは、エンタープライズグレードの扱いになります。
一方で、Business BaseやWorkspace Individualなどの追加サービスの区分にはGoogle利用規約が適用され、エンタープライズグレードの記載がありません。管理者は管理コンソールの[生成AI][Gemini Notebook]からサービスのオン・オフを組織部門ごとに切り替えられ、組織の外へのノートブックの共有は初期設定でオフになっています。個人のGoogleアカウントの方が会社のWorkspaceのノートブックでフィードバックを送った場合は、その内容が問題の評価のために収集されるとの記載が管理者向けのヘルプにあります。
入れてしまった表を消したいとき
個人のアカウントに社内の表を入れてしまったと気づいたら、まずノートブックごと削除するのが手早い対処になります。公式ヘルプでは、ノートブックを削除するとノートブックとそのソースが消え、Geminiとの会話はGeminiのメインのチャット一覧に戻ると説明されています。同じヘルプによると、Geminiアプリで[アクティビティの保存]をオフにしたりアクティビティを削除したりしても、NotebookLMのデータは削除されません。削除したメモを元に戻す方法は現時点でないとヘルプのよくある質問にあるため、残したいメモは消す前に控えておきましょう。評価ボタンでフィードバックを送った後の内容が、ノートブックの削除でどう扱われるかは公式に記載がありません。だからこそ、会社の表は最初から個人のアカウントに入れない決まりにしておくのが確実です。
会社で入れてよいExcel・入れないExcelの判断表
アカウントの種類と表の中身を掛け合わせて、入れてよいかを決めましょう。
| Excelの中身 | 個人のGoogleアカウント | 会社のWorkspace(コアサービス) | Enterprise版 |
|---|---|---|---|
| 公開済みの数字(官公庁の統計、自社サイトの価格表など) | 入れてよい | 入れてよい | 入れてよい |
| 社内の集計(売上の月次推移、部署別の件数など) | 入れない | 社内ルールで認めた範囲で入れる | 社内ルールで認めた範囲で入れる |
| 顧客名簿・取引先の連絡先 | 入れない | 個人を特定できる列を落としたコピーで | 社内ルールと契約の範囲で |
| 給与・人事評価・マイナンバーを含む表 | 入れない | 原則入れない | 情報システム部門と個別に判断 |
| 取引先や顧問先から預かった決算・帳簿データ | 入れない | 預かり元との約束を確かめてから | 預かり元との約束を確かめてから |
表の線引きは目安ですので、最終的には自社の情報管理規程と、取引先との秘密保持の約束に合わせて決めてください。迷う表があれば、その表を入れる目的と、入れずに済ませる方法がないかを、部署の責任者と一緒に一度書き出してみるのも一つの手になります。社員が個人のGmailで業務の表を読ませている状態は、会社から中身も履歴も見えない、いわゆる野良AI(シャドーAI)の典型になってしまいます。個人アカウントの評価ボタン1つで、社外秘の表が人のレビューに回りうる点は覚えておきましょう。便利さに気づいた社員ほど自分のアカウントで使い始めやすいため、禁止するより先に、会社として安全に使える場所を用意するほうが現実的です。
社員がばらばらのアカウントで表を読ませる状態は、会社が管理できる1つの環境に置き換えられます。UPGEAR AI(アップギアAI)は、ChatGPT・Claude・Gemini・Perplexityを1つの契約で使える法人向けサービスです(人数無制限)。
Excelを取り込める形に変える3つの方法|スプレッドシート・CSV・PDF
一般版でExcelを読ませる道筋は、Googleスプレッドシートに変換する、CSVで保存する、PDFにする、の3つになります。どれを選ぶかは、表をどう使いたいかで決まります。中身を確かめながら何度も質問したいならスプレッドシート、1つのシートを軽く読ませたいならCSV、印刷した帳票の見た目のまま読ませたいならPDFが向いているでしょう。
どの方法でも、元のブックには手を付けず、コピー用のブックを作ってから作業を始めてください。変換や整形の途中で元のデータを壊してしまう失敗を防げるうえ、どの版を読ませたのかが後から分かるようになります。ファイル名に日付と「NotebookLM用」と入れておくと、社内で見分けやすくなるはずです。
ExcelをGoogleスプレッドシートに変換して取り込む手順
スプレッドシートへの変換は、Googleドライブの中で済ませることが出来ます。
- Googleドライブを開き、コピー用のExcelファイル(.xlsx)をアップロードします。
- ドライブ上のファイルをダブルクリックすると、Googleスプレッドシートで開くことが出来ます。
- 開いた画面の[ファイル]から[Googleスプレッドシートとして保存]を選び、スプレッドシートの形式で保存し直します。
- NotebookLMのノートブックを開き、左側の[ソースを追加]を選びます。
- Googleドライブから、保存し直したスプレッドシートを選んで追加します。
Googleのヘルプでも、Excelファイル(.xlsx)でスプレッドシートのGeminiの機能を使うには[ファイル][Googleスプレッドシートとして保存]を選ぶよう案内されています。NotebookLMに渡すときも、保存し直したスプレッドシートのほうを選ぶようにしましょう。ファイルを取り込めるのは、そのファイルに閲覧権限以上の権限がある場合に限られます。共有ドライブにある他の部署のExcelを使うなら、先に権限を確かめておいてください。
NotebookLMの側からドライブの元のファイルを削除したり編集したりすることはできない、とヘルプに明記されています。読ませたことで表が書き換わる心配はありません。スプレッドシート1ファイルの上限は10万トークンで、行数の多い表は上限に当たりやすいため、見積もり方は冒頭で紹介した記事で確かめてみてください。
元のExcelを直したときの反映
ドライブから取り込んだソースは自動で更新され、数分ごとに同期されるとヘルプに書かれています。元の文書を変えた内容はノートブックを開くと反映され、急ぐときはソースを開いて[クリックしてGoogleドライブと同期]を押せば手動で更新することも出来ます。ここで同期の相手になるのは、ソースとして取り込んだドライブ上のスプレッドシートです。
パソコンに残したExcelのほうを直しても、ドライブのスプレッドシートは別のファイルなので、そのままでは何も伝わりません。修正はスプレッドシート側に入れるか、変換をやり直してソースを差し替えましょう。どちらで直すかを社内で決めておかないと、2つの版の数字が食い違ったまま質問を続けることになってしまいます。
CSVで取り込む手順と文字化けを防ぐ保存
CSVは、Excelでファイルの種類にCSVを選んで保存すると作れます。Microsoftのサポートページによると、CSVで保存されるのは作業中のシートだけで、ほかのシートは1枚ずつ同じ操作を繰り返して別のファイルにすることになります。テキスト形式で保存するとすべての書式が削除され、一部の機能が失われる可能性があるという警告が出ることもあります。
色分けや太字で意味を持たせていた表は、CSVにした時点でその意味が消えてしまうので、区分は文字の列として残しておきましょう。日本語の文字化けを避けるには、文字コードをUTF-8にしたCSVで保存するのが無難です。保存の画面で、ファイルの種類の中にUTF-8と書かれたCSVがあるかを確かめてみてください。
取り込みは、ノートブックの[ソースを追加]からCSVファイルを追加する形になります。公式ヘルプでは10万トークンの制限はGoogleスプレッドシートについて書かれており、CSVには1ソース50万語・200MBまでという一般の上限が示されています。無料ユーザーの場合、1つのノートブックに入れられるソースは最大50個です。シートごとにCSVを分けると、その分だけソースの数を使う点も頭に入れておきましょう。
PDFに変換して取り込む場合
PDFも対応ソースの一覧に入っているため、ExcelをPDFに書き出して読ませる方法もあります。請求書や見積書のように、決まった枠の中に数字が入った帳票は、PDFにすると印刷した見た目のまま渡せるのが利点でしょう。PDFで読ませた数字は、元のExcelと見比べて、列や行がずれて読まれていないかを確かめてください。
集計や絞り込みをさせたい表はスプレッドシートかCSV、見た目ごと読ませたい帳票はPDF、と使い分けると迷いが減ります。Enterprise版の契約がある会社であれば、変換を挟まずに.xlsxをそのまま取り込むことも出来ます。
変換で消えるもの・変わるもの|公式に記載がある項目と自社で確かめる項目
変換で何が失われるかは、公式に書かれている項目と、書かれていない項目に分けて押さえておくのが安全です。書かれていない項目を推測で済ませず、自社のファイルで1回確かめてから本番の表を渡すようにしましょう。
| 項目 | どうなるか | 根拠 |
|---|---|---|
| マクロ | スプレッドシートへの変換でサポートされない(Apps Scriptで実装できると案内) | Googleドキュメントエディタのヘルプ |
| Excel内のリンクされたスプレッドシート | スプレッドシートへの変換でサポートされない | Googleドキュメントエディタのヘルプ |
| 保護されたブック・シート | 非表示のセルが表示され、ロックされたセルは編集できるようになる | Googleドキュメントエディタのヘルプ |
| Googleファイルの脚注・コメント | NotebookLMに取り込まれない | Gemini Notebookのヘルプ |
| スプレッドシートの複数のタブ | 1つのソースのデータとして取り込まれる | Gemini Notebookのヘルプ |
| CSVにしたときのシート | 作業中のシートだけが保存される | Microsoftサポート |
| CSVにしたときの書式 | すべての書式が削除される | Microsoftサポート |
| Enterprise版でのXLSX | シートごとに別々に処理される。表の構造と書式は中間形式に変換され、加わった文字も語数に数える | Google Cloudの文書 |
| 数式 | 公式に記載なし | 自社の画面で確かめる |
| 結合セル | 公式に記載なし | 自社の画面で確かめる |
| 日付(表示形式・入力の型) | 公式に記載なし | 自社の画面で確かめる |
| 先頭のゼロ(郵便番号・社員番号など) | 公式に記載なし | 自社の画面で確かめる |
| 非表示の行・列(保護していないシート) | 公式に記載なし | 自社の画面で確かめる |
| セルの色・条件付き書式・ピボットテーブル・グラフ | 公式に記載なし | 自社の画面で確かめる |
※根拠:Googleドキュメントエディタのヘルプ「Office ファイルを操作する」(https://support.google.com/docs/answer/6055139?hl=ja)、Gemini Notebookヘルプ(https://support.google.com/gemininotebook/answer/16215270?hl=ja)、Microsoftサポート「テキスト ファイル(.txt または .csv)をインポートまたはエクスポートする」(https://support.microsoft.com/ja-jp/office/5250ac4c-663c-47ce-937b-339e391393ba)と「ブックをテキスト形式で保存する」(https://support.microsoft.com/ja-jp/office/3e9a9d6c-70da-4255-aa28-fcacf1f081e6)、Google Cloudの文書。2026年10月4日時点の記載です。
保護されたシートは非表示のセルまで見えてしまう
表の中で見落としやすいのが、保護されたシートの扱いです。Googleのヘルプによると、保護されているブックやシートをExcelからスプレッドシートに移すと、非表示のセルは表示され、ロックされたセルは編集できるようになります。原価や個人の評価など、隠すつもりで非表示にしていた列が、変換した時点で読める状態になってしまうということです。非表示にした列は隠したことにならないため、渡す前のコピーで列ごと削除してください。
スプレッドシートのコメントや脚注はNotebookLMに取り込まれないため、読ませたい補足はコメントではなくセルの文字として入れておきましょう。反対に、AIに読ませたくない備考がセルに直接書かれていれば、それはそのまま読まれる前提で扱うことになります。
数式・マクロ・再計算はどう扱われるか
数式がNotebookLMの中でどう読まれるかについては、公式ヘルプに記載がありません。マクロは、スプレッドシートへの変換の段階でサポートされない機能としてGoogleのヘルプに挙げられています。NotebookLMに渡す表は、元のブックで計算し終えた結果を読ませるもの、と考えておくと安心できます。
コピー用のブックで数式の入った列を値として貼り付け直してから変換すれば、AIが読む数字と画面で見える数字をそろえることが出来ます。マクロで毎回作り直している集計表は、マクロを実行した後の結果を保存してから渡してください。NotebookLMに元のExcelのような再計算をさせる使い方は前提にせず、計算はExcel、読み解きはNotebookLMと役割を分けるのが無理のない形になります。
結合セル・日付・先頭のゼロは自社の画面で確かめる
結合セル、日付、先頭のゼロ、非表示の行、セルの色、ピボットテーブルやグラフの扱いは、今回確認した公式ヘルプには書かれていません。書かれていない以上、どう読まれるかは自社のファイルで試して確かめることになります。試し方は単純で、10行ほどの小さな表にこれらの要素をわざと入れて取り込み、各行の値をそのまま書き出すよう頼んで元の表と見比べます。
たとえば先頭がゼロの社員番号の列、日付の列、結合した見出し、非表示にした行を1つずつ入れておけば、どこで値が変わるかが一度で分かります。スプレッドシートで取り込んだ場合とCSVで取り込んだ場合の2通りを試すと、自社の表にはどちらが合うかも見えてくるでしょう。確かめた結果は社内の手順書に書き残し、ほかの社員が同じ確認を繰り返さないようにしておきましょう。
取り込む前の整形|結合セル・見出し行・空行・集計行を直す
AIに表を読ませるときは、人が見やすい表を、機械が読みやすい表に直しておくのが近道です。Excelで作った社内の表には、見出しを結合したり、途中に小計を挟んだりと、人が眺めるための工夫が多く入っています。こうした工夫は、行と列の関係で数字を追う読み方にとっては迷いの元になってしまいます。整形はコピー用のブックで進め、元の表には手を加えないでください。
- 結合セルを解除し、すべての行に値を入れる結合して1つにした部署名や月は、解除したうえで空いたセルに同じ値を入れます。
- 見出しは1行目の1行だけにする2段・3段に分かれた見出しは、「売上_税抜」のように1つの列名へまとめます。
- 1行に1件のデータ(1行1レコード)にする1件の取引が2行にまたがる表は、1行に収まるように並べ替えます。
- 空の行・空の列を消す見た目のために入れた空行は、表の切れ目と受け取られかねないため取り除きます。
- 小計・合計の行を外す合計の行が残っていると、その行まで足し込まれた答えが返ってくるおそれがあります。
- 単位を列名に書く千円単位か円単位か、税込か税抜かを「金額_千円_税抜」のように列名で示します。
- 色や記号の意味を文字の列にする赤字は未入金、といった色のルールは、「入金状況」の列を作って文字で書きます。
- 個人を特定できる列を消す氏名・電話番号・メールアドレスなど、分析に要らない列は渡す前に削除します。
小計や合計の行を残したまま読ませると、その行も1件のデータとして足し込まれ、合計が二重になるおそれがあります。合計はExcelで確かめる数字として別に控え、表からは外しておきましょう。
複数シートは分けるか、1つのソースにまとめるか
複数のシートを持つブックをスプレッドシートに変換して取り込むと、タブはすべて1つのソースのデータとして扱われます。月ごとにシートを分けた売上表であれば、質問のたびにどのタブの話かをはっきりさせる必要が出てきます。迷ったときは、次のどちらかに寄せると扱いやすくなります。
1つ目は、全シートを1枚にまとめ、月や部署を表す列を足して縦に積み上げる方法です。2つ目は、売上と経費のように性質の違う表を別のファイルに分け、ソースも分けて取り込む方法になります。CSVで渡す場合はもともと作業中のシートしか保存されないため、シートごとに別のファイルを作ることになり、ソースの数もその分だけ増えていきます。
Enterprise版では、複数のシートはシートごとに別々に処理されると文書に書かれています。列名がシートごとにばらばらだと、まとめたときに同じ意味の列が別のものとして扱われてしまうので、統一してから積み上げてください。
数字を信用する前に|質問の書き方と集計の検算チェックリスト
NotebookLMが出した合計や件数は、報告書に載せる前に、必ずExcelの数字と突き合わせてください。公式ヘルプにも、NotebookLMは不正確な情報を表示したり予期しない動作をしたりすることがあるとして、生成された回答を再確認するよう注意書きがあります。集計の答えは下書きとして受け取り、確定させるのはExcelの側と決めておきましょう。
列名・期間・条件を指定して質問する
曖昧な頼み方をすると、AIがどの列を、どの期間で、どの条件で数えたのかが分からなくなってしまいます。たとえば「今年の売上を教えて」と聞くと、今年が暦年なのか会計年度なのか、税込の列か税抜の列かを、AIが自分で決めることになります。質問には、使う列名、期間、絞り込みの条件、出してほしい形の4つを入れてみてください。
- 「受注日」の列が2026年4月1日から2026年9月30日までの行について、「担当部署」ごとに「金額_税抜」の合計と件数を表にしてください。
- 合計を出す前に、条件に当てはまる行が何行あるかを先に答えてください。
- 答えに使った行の「受注番号」を、合計の根拠として一覧にしてください。
- 「金額_税抜」が空欄の行がある場合は、合計に含めず、その行の「受注番号」を別に挙げてください。
件数を先に答えさせると、AIが読んだ範囲が自分の想定と合っているかを、計算の前に確かめることが出来ます。回答に付く引用部分にカーソルを合わせると引用元のテキストを確かめられ、選ぶと引用元の該当箇所へ移動するため、根拠の行を目で追うときに使ってみましょう。
集計の検算チェックリスト
検算は、行数、合計、件数の順に進めると、ずれの原因を絞り込みやすくなります。
- 対象の行数がExcelと同じかNotebookLMに条件に当てはまる行数を答えさせ、Excelのフィルターで同じ条件に絞った件数や、COUNTIFS関数の結果と比べます。
- 合計がExcelのSUM・SUMIFSと同じか同じ条件の合計をSUMIFS関数で出し、1円単位まで一致するかを見ます。全体の合計はSUM関数で確かめます。
- 区分ごとの件数・合計がピボットテーブルと同じか部署別・月別などの答えは、ピボットテーブルで同じ集計を作り、行ごとに見比べます。
- 挙げられた最大・最小の行が実在するかいちばん大きい取引やいちばん古い日付をAIに挙げさせ、その行が元の表に本当にあるかを確かめます。
- 期間の初日と末日の行が数に入っているか境目の日付の行だけを抜き出させ、Excelで同じ日付の行と照らし合わせます。
- 根拠の行を一覧で出させ、件数と一致するか合計の根拠として挙げさせた行の数が、先に答えた行数と同じかを見ます。
チェックの答えが1つでも合わないときは、その数字は使わずに、次の切り分けに進んでください。
一致しないときの切り分け
行数がずれているなら、まず読み込みの範囲を疑ってみましょう。AIに、読み取れた表の最初の行と最後の行を書き出させると、表の端までソースに入っているかが分かります。行数は合っているのに合計がずれる場合は、結合セル、非表示の行、小計の行が残っていないかを見直します。
特定の月だけずれるときは、日付が文字として入っている行や、表示形式だけ日付に見せている行が混ざっていないかを確かめてください。先頭のゼロを含むコードで区分している表は、変換の前後でコードが同じ桁数のまま残っているかも見ておきましょう。それでも原因が分からないときは、表を小さく切り分けて、合うところと合わないところの境目を探すのが確実な方法になります。合わない数字はAIに直させず、元の表を直してから読ませ直すのが原則です。
結果をExcelで受け取る方法|コピー・データテーブル・xlsx出力
NotebookLMの結果をExcelで使う方法は、チャットの表をコピーする、データテーブルをスプレッドシートに書き出す、xlsxのファイルとして受け取る、の3つになります。どれも元のExcelを書き換える方法ではなく、新しい表を作って受け取る方法である点は共通しています。元のブックの数式や書式を保ったまま結果を書き戻す使い方は想定せず、受け取った表をExcel側で元の表に合わせて貼り込む流れで考えましょう。
チャットの回答を表にしてコピーする
手軽に始められるのは、チャットで表の形の回答を出させ、その表をコピーしてExcelに貼り付ける方法です。貼り付けたあとは、数字が文字として入っていないか、桁区切りのカンマで列がずれていないかを確かめてください。列の名前と並び順を質問の中で指定しておくと、貼り付け先の表に合わせやすくなります。
データテーブルをGoogleスプレッドシートに書き出す
データテーブルは、ノートブックのソースから表を作る機能で、クリックして生成するか、鉛筆のアイコンから行と列の内容を指示して作ることが出来ます。作った表は、横にあるその他のメニューから[Googleスプレッドシートにエクスポート]を選ぶと書き出せます。書き出したスプレッドシートには、最初のタブに表の内容が、2番目のタブに引用文献が入ります。
引用文献のタブが付いてくるので、どのソースの記述からその行が作られたかを、Excelに移す前に確かめることが出来ます。注意したいのは、書き出した後のファイルで加えた変更は元のNotebookLMには同期されないことと、共有の権限が引き継がれないことです。社内で共有するときは、書き出したファイルにあらためて共有の設定をしてください。スマートフォンのアプリではデータテーブルの生成と表示はまだ使えないとヘルプに書かれているため、作業はパソコンのブラウザで進めましょう。
2026年6月に発表されたxlsx出力と対象プラン
2026年6月8日のGoogle公式ブログで、NotebookLMの出力形式にMicrosoft Excel(xlsx)が加わることが発表されました。同じ発表には、PowerPoint(pptx)や、CSV・JSONの構造化データも並んでいます。提供はウェブ版で発表当日から始まり、対象はGoogle AI Ultraのユーザーと、AI Expanded Accessを持つWorkspaceのビジネス向け顧客で、その他の利用者には時間をかけて広げる予定です。
2026年7月16日の公式ブログでは、コード実行の機能をGoogle AI Ultraのユーザーと、AI Ultra AccessまたはAI Expanded Accessを持つWorkspaceのビジネス向け顧客に提供したと案内されています。Proのユーザーへは、今後数週間のうちにウェブ版で広げる予定とのことです。チャットのファイル作成について書いたヘルプでは、試験運用中のエージェント機能で作れるファイルの例にMicrosoft Excel(.xlsx)が挙がっていますが、使えるプランは書かれていません。無料版とGoogle AI Plus・Proでxlsxを出力できるかも、公式には記載がないのが現状になります。
| プラン | xlsx出力について公式に書かれていること | 出典 |
|---|---|---|
| Google AI Ultra | 2026年6月8日の発表で提供開始の対象 | Google公式ブログ(2026年6月8日) |
| Workspaceのビジネス向け(AI Expanded Access) | 2026年6月8日の発表で提供開始の対象 | Google公式ブログ(2026年6月8日) |
| Google AI Pro | xlsx出力の対象として名指しした記載なし。コード実行は、2026年7月16日の時点で今後数週間のうちにウェブ版で展開する予定と発表 | Google公式ブログ(2026年7月16日) |
| Google AI Plus・無料版 | 記載なし(その他の利用者へは時間をかけて広げると発表) | Google公式ブログ(2026年6月8日) |
| Enterprise版 | 今回確認した文書に記載なし | Google Cloudの文書 |
※出典:Google公式ブログ2026年6月8日(https://blog.google/innovation-and-ai/products/notebooklm/better-research-notebooklm/)、同2026年7月16日(https://blog.google/innovation-and-ai/products/gemini-notebook/notebooklm-gemini-notebook/)、Gemini Notebookヘルプ(https://support.google.com/gemininotebook/answer/16179559?hl=ja)。2026年10月4日時点の記載です。提供の範囲は順次変わるため、実際の画面でご確認ください。
自分のアカウントでxlsx出力が使えるか確かめる
公式ヘルプによると、アップグレードしたプランで使っているかどうかは、画面上部のプロフィール画像の横にバッジが出ているかで確かめることが出来ます。仕事用・学校用のアカウントでは、Pro、Plus、Expanded、Ultraのいずれかが表示されます。ただし、バッジがあってもxlsx出力の対象とは限らないため、チャットや出力の画面にExcelの形式を選べる項目が出ているかを、実際の画面で見てみてください。提供は順に広がっていくと発表されているため、前の週になかった項目が表示されている場合もあります。
試験運用中の機能について、ヘルプは意図しない動作や有害な結果を防ぐために、ユーザーが適切に監視するよう求めています。xlsxで受け取ったファイルも、元の表との検算を済ませてから業務の表に取り込むようにしましょう。
Excel側に残す仕事との境目
NotebookLMに任せやすいのは、表の傾向を言葉で説明させる、自由記述の欄を分類させる、PDFの資料と表の数字を見比べさせる、といった読み解きの仕事です。反対に、帳票の様式に合わせた書き出し、マクロで回している月次の処理、ピボットテーブルでの確定集計は、これまでどおりExcelで続けるのが安全でしょう。スプレッドシートのGeminiのように表計算ソフトの中で動くAI機能もありますが、使えるのは対象のWorkspaceやGoogle AIのプランに限られるとヘルプに書かれています。
会計事務所であれば、会計ソフトから書き出した仕訳や試算表のCSVを読ませて気になる論点を挙げさせ、確定した数字は会計ソフトで確かめる、という分け方が考えられます。どこまでをAIに任せるかを業務ごとに書き出し、社内で共有しておいてください。
会社でExcelを安全に読ませるには|学習させない設定・ログ・配布・使い分け
会社でExcelをAIに読ませるなら、個人の判断に任せず、会社が用意した環境と決まりの中で回すのが基本になります。ここまでの内容を会社として整える順に並べると、次の4つに分けられます。
入力したデータが学習に使われない環境を会社で選ぶ
まず決めたいのは、社員がどのアカウントで表を読ませるかでしょう。NotebookLMであれば、会社のWorkspaceのアカウントに寄せれば、評価ボタンを押しても人のレビューやモデルのトレーニングに回らない扱いにそろえられます。個人のGmailでの業務利用は、社内ルールではっきり禁止しておくほうが混乱は少なくなります。Workspaceの管理者は、管理コンソールからNotebookLMのサービスを組織部門ごとにオン・オフでき、組織外への共有も初期設定のオフのまま運用することが出来ます。
誰が何を読ませたかを会社が把握する
次に、誰がどの表を読ませたのかを後から確かめられるようにしておきたいところです。個人のアカウントで使われると、会社からは利用の有無すら見えなくなってしまいます。利用の記録を会社で見られる環境を用意し、顧客名簿や給与の表が読まれていないかを定期的に見直す運用にしてみてください。点検の項目は生成AIのセキュリティ対策チェックリストで整理しています。
社員に配る手順書と、入れてよいExcelの決まり
3つ目は、社員に配る手順書を1枚用意することになります。コピー用のブックを作る、個人を特定できる列を消す、非表示の列は削除する、検算してから使う、出力は人が確かめる、の5つを書いておけば、多くの失敗は防げるでしょう。判断表で示した入れてよいExcel・入れないExcelの区分も、手順書にそのまま載せておきましょう。ルール全体の作り方は、生成AIの社内ガイドラインの作り方が参考になります。
表の読み解きと文章づくりで、複数のAIを使い分ける
4つ目は、NotebookLM1つに全部を任せず、作業ごとにAIを使い分ける考え方です。表の要約はNotebookLM、報告書の文章づくりや別の観点での見直しは別のAI、と分ければ、1つのAIの読み違いに気づきやすくなります。同じ質問を2つのAIに投げ、答えが食い違った箇所を人が確かめる使い方も、検算の補助として役に立ちます。使い分けの具体的な目安は主要4AIの違いと使い分けで紹介しています。
ただし、AIごとに社員が別々の個人契約をすると、費用も管理する場所も増えていきます。複数のAIを会社の契約1つにまとめる方法はマルチAIの考え方にまとめていますので、個人契約が広がる前に比べてみてください。
個人のアカウントに頼らず、会社のAI環境を1つに
UPGEAR AI(アップギアAI)は、ChatGPT・Claude・Gemini・Perplexityを1つの契約・1つの画面で使える法人向けサービスです。管理者ダッシュボードで利用ログ・権限・モデルのオン・オフを管理でき、会話の途中でもモデルを切り替えられます。基盤はAWSの日本リージョンで稼働しています。料金は月額30,000円(税抜)から。どのプランも利用人数は無制限で、料金は利用量に応じたプラン設計です(人数の目安はライト1〜5名、スタンダード6〜20名、プレミアム21〜50名)。初期費用100,000円(税抜)が別途かかります。
UPGEAR AIの詳細を見るよくある質問
NotebookLMの無料版で、Excelファイルを直接追加できますか?
Google AI PlusやProを契約すれば、.xlsxをそのまま取り込めますか?
スプレッドシートとCSVは、どちらで取り込むのがよいですか?
NotebookLMが出した合計や件数は、そのまま信用してよいですか?
NotebookLMの結果をExcelファイルで受け取れますか?
会社のExcelを、個人のGoogleアカウントのNotebookLMに入れても大丈夫ですか?
Gemini NotebookとNotebookLMは別のサービスですか?
まとめ
一般版のNotebookLMには、Excelのファイルをそのまま入れる方法が公式ヘルプに書かれていないため、GoogleスプレッドシートかCSVに変換して取り込むことになります。Enterprise版はXLSXに対応しており、出力の側では2026年6月8日から、対象のプランで順次xlsxでの書き出しの提供が始まりました。入力と出力で答えが逆になる点を押さえておけば、古い説明に振り回されずに済むでしょう。
変換では、マクロやリンクされたスプレッドシートが使えなくなり、保護されたシートの非表示のセルは見える状態になります。CSVは作業中のシートだけが保存され、書式もすべて消えてしまいます。結合セルや日付、先頭のゼロは公式に記載がないため、小さな表で一度試してから本番の表を渡してください。
集計の答えは下書きとして受け取り、行数、合計、区分ごとの件数の順にExcelで検算するのが基本です。社内のExcelを読ませるなら、個人のGmailではなく会社の管理できるアカウントや環境に寄せ、入れてよい表と入れない表を手順書で決めておきましょう。法人のAI活用に関する他の記事はAI活用コラム一覧からご覧になれます。
