Claude Teamは何人から。最低2人・上限150人と少人数の会社の選び方

Claude Teamとは、Anthropicが提供する生成AI「Claude」を、2人から150人までの組織で使うための有料プランです。契約できるのは2人からで、使う人が1人だけの会社はTeamを申し込めないため、個人向けのProかMaxを選ぶことになります。PC Watchの報道によると、この最低人数は2026年7月20日(米国時間)に5人から2人へ変わりました。料金の全体像と法人契約の手順はClaude Teamの料金|円・税込の人数別総額と法人契約にまとめていますので、あわせてご覧ください。

Claude Teamは何人から? 最低2人・上限150人

Claude Teamは最低2人から契約でき、上限は150席となります。公式ヘルプには、Teamプランには最低2人のメンバーが必要で、150席を超える場合はEnterpriseプランへ切り替えられると書かれています。日本語の料金ページにも「2〜150名のチーム向け」という表示があります。

使う人数Claude Team選ぶプラン
1人契約できない(最低2人が条件)個人向けのPro・Max
2〜150人契約できるTeam(スタンダードとプレミアムを組み合わせる)
151人以上Teamの上限を超えるEnterpriseへ切り替え

社員10名前後の会社であれば、150席の上限を気にする場面はまずないでしょう。気にかけるべきは下限の2人のほうで、使う人が1人だけの間は、Teamではなく個人向けのプランから始めることになります。社長と社員1人の2人がそろえば、会社の契約として使い始めることが出来ます。人数ごとの細かな判断は、後の判断表で確かめてみてください。

申し込みは、claude.ai/loginで仕事用のメールアドレスを入力し、案内に沿ってTeamプランを選ぶ流れになります。月払いか年払いかは、このサインアップの途中で選ぶ形です。Teamを作る方のメールアドレスは@gmail.comや@yahoo.comなどのフリーメールでは受け付けられず、あとから招待できるのも組織で許可したドメインのメールアドレスを持つ方に限られます。会社のドメインのメールを2人分用意できるかを、最初に確かめておきましょう。

組織の中の役割は、プライマリオーナー、オーナー、管理者、ユーザーの4つに分かれます。プライマリオーナーは1名だけで、その方もライセンスを1つ使う決まりです。請求の画面を扱えるのはオーナーとプライマリオーナーに限られ、管理者はメンバーの管理を受け持ちます。2人の会社なら、社長がプライマリオーナー、もう1人が管理者という分け方が扱いやすいでしょう。

最低人数が5人から2人になった経緯

Teamの最低人数は、以前の5人から現在の2人へ下がっています。PC Watchの報道(2026年7月21日)によると、Anthropicは2026年7月20日(米国時間)に、Teamプランの最小契約人数を5名から2名に変更しました。本文で示す変更日は、この報道にもとづく日付となります。

時期Teamの最低人数確認できる情報
2026年7月20日(米国時間)より前5名PC Watchの報道(2026年7月21日)
2026年7月20日(米国時間)以降2名同報道、公式ヘルプの最低2人の記載、料金ページの2〜150名の表示

最小契約人数が5名だった時期は、社員3人や4人の会社にとって、Teamは人数の条件から選びにくいプランでした。現在は2人から申し込めるため、少人数の会社でも会社の契約としてClaudeを使い始められます。変更より前に書かれた解説では最低5人とされている場合があるので、社内で資料を集めるときは書かれた日付を確かめましょう。

スタンダードとプレミアムの料金 年払いと月払い

Teamの席は2種類で、スタンダードは年払いで月20ドル・月払いで月25ドル、プレミアムは年払いで月100ドル・月払いで月125ドルとなります。いずれも米国向けの税抜の価格で、料金ページには表示価格に該当する税金が含まれていないと書かれています。

席の種類年払い(1人・月あたり)月払い(1人・月あたり)使用量の目安
スタンダード20ドル25ドルProの1.25倍(1セッションあたり)
プレミアム100ドル125ドルProの6.25倍(1セッションあたり)、料金ページではスタンダードの5倍

使用量の上限はメンバーごとに決まっていて、すべてのモデルに共通する週単位の上限もあります。1つの組織の中で、スタンダードとプレミアムを混ぜて持つことも出来ます。上限を超えたあとも使い続けたい場合は、オーナーが使用クレジットを事前に買い、標準のAPI料金で続ける仕組みです。使用クレジットには組織全体の月間の支出上限と、ユーザーごとの月間の支出上限を設定でき、使いすぎを防げるようになっています。

上限に当たったときの使用クレジットとバンドル

使用クレジットは、オーナーが組織設定の使用の画面で有効にし、自動で買い足す設定や支出の上限もそこで決めます。まとめ買いのバンドルもあり、50ドル分が45ドル、250ドル分が200ドル、1,000ドル分が700ドルという割引の組み方です。Teamではオーナーとプライマリオーナーが月3,000ドル相当まで買え、それを超える分は標準の料金になります。ユーザーが自分の支出上限に達すると、その月の末まで使用クレジットは自動で止まってしまいます。

少人数の会社であれば、最初は使用クレジットを有効にせず、上限に当たる方が出てからプレミアムへの切り替えと比べてみてください。ユーザー別の支出の一覧には月ごとの支出の列があり、どの方に席を足すべきかを見比べる材料に使えます。

日本から契約すると消費税10%が加わる

日本の会社が払う額は、表示の税抜価格に消費税10%を足した額になります。Anthropicは2026年4月1日から日本の消費税10%を加算しており、適格請求書発行事業者として登録番号T7700150134388で登録されています。スタンダードの年払いであれば、税抜20ドルに消費税10%が加わり、1人あたり月22ドル相当という計算です。月払いでは税抜25ドルに10%が加わるので、27.5ドル相当となります。料金ページの表示はドルで、消費税の額は適格請求書に円で表示されます。

※2026年9月29日時点で公式ページ・ヘルプに表示されている内容です。税込のドル額は、税抜の表示価格に消費税10%を足して計算したものです。

2〜10人の人数別の年額 1ドル=150円で計算

2〜10人の会社がスタンダードの年払いで契約すると、年額はおよそ79,200円から396,000円の間に収まります。計算の前提は、税抜のドル価格に消費税10%を足し、1ドル=150円で円に直したものです。スタンダードの年払いは1人あたり年264ドルで、円では年39,600円となります。

人数全員スタンダード・年払い全員スタンダード・月払いスタンダード+プレミアム1席・年払い
2人79,200円99,000円237,600円
3人118,800円148,500円277,200円
4人158,400円198,000円316,800円
5人198,000円247,500円356,400円
6人237,600円297,000円396,000円
7人277,200円346,500円435,600円
8人316,800円396,000円475,200円
9人356,400円445,500円514,800円
10人396,000円495,000円554,400円

※いずれも年額・税込。税抜のドル価格×1.1×150円で計算しています。スタンダードの年払いは1人あたり年39,600円、月払いは1人あたり月4,125円(27.5ドル)の12か月分、プレミアムの年払いは1人あたり年198,000円です。実際の請求額は為替と請求時の条件で変わります。

表の右の列は、1人だけをプレミアムにした場合の年額を示しています。プレミアムの年払いは1人あたり年1,320ドル、円では198,000円になり、スタンダードとの差は1席で年158,400円です。10人の会社で2人をプレミアムにすると、年額は712,800円まで上がってしまいます。

月払いを選ぶと、スタンダードは1人あたり月4,125円、10人で月41,250円となり、年払いより年99,000円多くかかります。為替が動けば円の額も変わり、10人・スタンダード・年払いの場合、1ドル=140円なら369,600円、160円なら422,400円です。1ドル=150円の前提では、席課金の年額は人が1人増えるたびに39,600円ずつ積み上がっていく形になります。

人数(スタンダード・年払い)税込のドル額(年)1ドル=140円1ドル=150円1ドル=160円
2人528ドル73,920円79,200円84,480円
5人1,320ドル184,800円198,000円211,200円
10人2,640ドル369,600円396,000円422,400円

10人の会社で1ドル=150円の396,000円を基準にすると、1ドル=160円まで円安が進んだ場合は年26,400円増える計算です。予算を組むときは、為替の幅も見込んで少し余裕を持たせておきましょう。

人数スタンダード・年払い(月あたり)スタンダード・月払い(月あたり)
2人6,600円8,250円
5人16,500円20,625円
10人33,000円41,250円

5人の会社で1人をプレミアムにした場合は年356,400円で、全員スタンダードの198,000円から158,400円増える形です。どの方の仕事にそれだけの上乗せをかけるかを、席を決める前に社内で話し合ってみましょう。

毎月の経費として見るなら、10人・年払いで月33,000円相当というのが一つの目安でしょう。年払いは1年分を前払いする形のため、月あたりに直した額は予算を組むときの比較用として使ってみてください。

1人・2人・3〜5人・6〜10人の判断表

人数で決まるのは契約の形までで、プレミアムを足すかどうかは使う量で決まります。

使う人数契約の形席の組み方の目安年額の目安(税込・1ドル=150円・年払い)決めるときに見る点
1人Teamは契約できない。Pro(年払い税抜200ドル)かMax(税抜で月100ドルから)個人プラン1つProの年払いで約33,000円個人プランはモデルの改善の設定を確かめる
2人Teamスタンダード2席79,200円2人目を誰にするか。1人辞めたときの段取り
3〜5人Team全員スタンダードで始め、上限に何度も当たる方が出たらプレミアムへ118,800〜198,000円(全員スタンダード)使う量の差がメンバーの間で見えてくる
6〜10人Teamスタンダード中心、プレミアム0〜2席237,600〜712,800円Claude Codeを長く使う方がいるか

1人の間は個人向けのプランで様子を見て、2人目が決まった時点でTeamに移るのが無理のない流れです。2人の会社はスタンダード2席で始めて、使い方が固まるまではプレミアムを買わなくても困らないでしょう。3〜5人になると、よく使う方とあまり使わない方の差が見えてきます。この段階でも全員スタンダードのまま始め、上限に何度も当たる方が出てからプレミアムへ上げる順番で充分です。

申し込む前に確かめること

  • 使う人が2人以上そろっているかTeamは最低2人のメンバーが条件です。1人の間はProかMaxで始め、2人目が決まってから移ります。
  • 会社のドメインのメールアドレスを人数分用意できるかTeamを作る方はフリーメールでは作れず、招待できるのも組織で許可したドメインのメールアドレスを持つ方だけです。
  • カード払いで経理が困らないか支払いはクレジット・デビット・プリペイドカードのみで、請求書払いはEnterpriseの営業支援の契約で扱われます。
  • Claude Codeを長く使う方がいるかいればプレミアムの候補です。いなければ全員スタンダードで始められます。
  • 月払いと年払いのどちらで始めるか10人なら年払いで年99,000円安くなります。人の出入りが読めないうちは月払いで始め、あとから年払いへ移ることも出来ます。
  • Claude以外のAIも会社で使いたいか使いたいなら、サービスごとの席の合計と、会社で1つにまとめる形の年額を並べて比べます。

6〜10人では、Claude Codeで開発やデータ処理を長く行う方がいるかどうかが分かれ目となります。該当する方が1〜2人いるならプレミアムを1〜2席足し、いなければ全員スタンダードのままで構いません。人数が増えるほど、席の単価×人数で年額が積み上がり、プレミアムを1席足すごとに年158,400円が上乗せとなってしまいます。

席の数だけ費用が増える形は、人が増えるほど重くなります

人が増えるたびに席を買い足す形ではなく、使う環境を会社で1つにまとめる選び方もあります。UPGEAR AI(アップギアAI)は、ChatGPT・Claude・Gemini・Perplexityを1つの契約で使える法人向けサービスです(人数無制限)。

1人の会社はTeamを契約できない ProやMaxとの比べ方

使う人が1人の会社は、Teamではなく個人向けのProかMaxを契約することになります。料金ページでは、Proが年払いで税抜200ドル(前払い)、月払いで税抜20ドル、Maxが税抜で月100ドルからと表示されています。消費税10%が同じく加わるものとして1ドル=150円で計算すると、Proの年払いは年33,000円、月払いは月3,300円ほどです。Teamのスタンダードは1セッションあたりProの1.25倍の使用量があり、年払いの月額はProの月払いと同じ3,300円相当になります。

2〜4人ならProを人数分契約するかTeamにするか

2人の会社がProの年払いを2つ契約すると年66,000円、Teamのスタンダード2席を年払いにすると年79,200円で、差は年13,200円です。金額だけならProを並べるほうが安く見えますが、Proは1人ずつの個人契約のため、請求も設定も人ごとに分かれてしまいます。Teamであれば、オーナーがメンバーの招待や外し方、席の割り当てをまとめて扱えるうえ、使用状況の分析でメンバーごとの使い方も確かめられます。社員が辞めたときに会社のアカウントから外せるかどうかも、個人契約との大きな違いでしょう。

比べる点Proを人数分契約Claude Team(スタンダード)
契約の単位1人ずつの個人契約組織(2〜150人)
2人・年払いの年額(税込・1ドル=150円)66,000円79,200円
3人・年払いの年額99,000円118,800円
4人・年払いの年額132,000円158,400円
使用量Proの使用量1セッションあたりProの1.25倍
入力内容の学習一人ずつモデルの改善の設定を確かめる既定で学習に使わない
メンバーの招待・外し方各自の契約のままオーナー・管理者がまとめて扱う
メンバーごとの使い方の確認各自のアカウントの中オーナーが使用状況の分析で確かめる

4人の会社で比べると、Proの年払い4つで年132,000円、Teamのスタンダード4席の年払いで年158,400円となります。年26,400円の差で、会社としての管理と請求の一本化が手に入ると考えてみてください。

入力データの学習の扱い Teamは既定で学習に使われない

Teamの料金ページには、内容を既定でモデルの学習に使わないという記載があります。個人向けのFree・Pro・Maxについては、利用者がチャットやコーディングのセッションをClaudeの改善に使うことを許可した場合などに学習へ使うと、プライバシーの説明で案内されています。個人プランを業務で使うのであれば、設定の中にあるモデルの改善の項目を、一人ずつ確かめる必要があります。Teamへまとめれば、会社として同じ前提で使えるようになります。

個人のProからTeamへ移るとき

個人のProやMaxを使っていた方は、組織のアカウントにサインインし、Settings > Account > Close your personal accountから中身を組織へ移せます。移るのはチャット、チャット内のアーティファクト、プロジェクト、アップロードしたファイル、Claudeのメモリです。カスタムスキル、連携アプリへのサインイン、公開したアーティファクト、チャットの共有リンクは移りません。個人のPro・Maxの課金は自動で取り消され、使っていない分の返金は約24時間後となります。移す前に、移らない項目の中で業務に使っているものがないかを一度書き出してみてください。

2人目とプレミアム席を誰に割り当てるか

2人目の席は、社内で一番Claudeを使いそうな方か、使い方を社内に広める役の方に渡すのが無難です。席はスタンダードとプレミアムを混ぜて持てるため、最初から全員を同じ席にそろえる必要はありません。

候補向く席理由
社長・経営者スタンダード(オーナー)席の購入と請求の画面は、オーナーとプライマリオーナーだけが扱える
推進役・総務スタンダード(管理者)管理者以上はメンバーの席の種類を割り当て直せる
Claude Codeで開発やデータ処理を長く行う方プレミアムClaude Codeはチャット・Coworkと同じ使用量の枠を分け合うため、上限に当たりやすい
Fableを業務で使いたい方プレミアムプレミアムは週の使用制限の最大50%まで追加料金なしでFableを使える。スタンダードでは使用クレジットで使う
文章の下書き・要約・調べものが中心の方スタンダードまずはスタンダードで様子を見て、上限に当たる回数で判断する

プレミアムは、上限に当たる回数が多い方にだけ渡すのが基本となります。最初の2席はどちらもスタンダードにして始め、使用状況の分析で使用量の多い方が見えてから、1席をプレミアムへ上げる順番をおすすめします。使用状況の分析はオーナーとプライマリオーナーが見られる画面で、メンバーごとの支出をCSVで書き出すことも出来ます。スタンダードからプレミアムへの切り替えは、日割りの差額がすぐに請求されます。プレミアムからスタンダードへ戻す変更は、次の更新時から効くことになります。

標準シートにもClaude Codeが含まれる

Claude Codeは、Teamのすべての席に含まれています。ヘルプの説明では、プレミアムの席はワークロードが多いメンバーにより多くの使用量を提供するためのものです。ターミナルでclaudeと入力し、Claude account with subscriptionを選んでTeamの組織を選び、Authorizeを押せば会社の席で使えます。VS CodeやJetBrainsなどのIDEから使う分も席でまかなわれ、課金の方法はターミナルと同じです。チャット、Cowork、Claude Codeは同じ使用量の枠を分け合う仕組みで、公式の文書には1回のデバッグ作業がチャットの1日分以上を使うこともあると書かれています。開発を長く行う方がいるなら、その方がプレミアムの第一候補でしょう。

招待するときの席の割り当て

招待リンクから入った方は、空いている席のうち一番低い種類の席に割り当てられます。空きがない場合はスタンダードの席になるので、プレミアムを渡したい方は、招待のあとにMembersの画面で種類を変えてください。招待は21日で期限が切れ、保留中の招待も空いている席をすぐに使ってしまいます。招待できるのは組織で許可したドメインのメールアドレスを持つ方だけなので、外部の協力者を入れたいときは先にドメインの設定を確かめましょう。

席を増やす・減らすときの画面操作と請求

席を増やすとすぐに日割りで請求され、席を減らす変更は次の更新日から効くという違いがあります。

操作いつ効くか請求の扱い
席を足すすぐ請求の周期にあわせた日割りの額をすぐに請求
スタンダードからプレミアムへ上げるすぐ日割りの差額をすぐに請求
プレミアムからスタンダードへ下げる次の更新時(年払いは年間更新日)日割りの返金なし
席を減らす次の更新時(年払いは年間更新日)変更を送った時点での日割りの返金なし
メンバーを外すすぐ(席は空きとして残る)即時の返金・クレジットなし
月払いから年払いへ切り替えるすぐ月払いの使っていない期間はクレジット

席を買えるのはオーナーとプライマリオーナーだけで、画面は次の順にたどります。

  1. Organization settings > Organization and access を開く
  2. Total seatsの欄にあるManageを押す
  3. Seat breakdownのAdd or change seatsを押す
  4. スタンダードかプレミアムの+で席の数を変える
  5. Nextを押し、確認の欄を見てからConfirm & purchaseを押す

管理者以上は、Organization settings > Membersで、メンバーの席の種類を割り当て直すことが出来ます。割り当ての一覧には組織がすでに持っている席の種類しか出てこないため、プレミアムを初めて使うときは先に1席を買う必要があります。

席を足したときの請求

席を足すと、請求の周期にあわせた日割りの額がすぐに請求されます。年払いの組織が残り275日の時点でスタンダードを1席足す場合、ヘルプの請求例と同じ計算方法に当てはめると、20ドル×12か月×275÷365で約180.82ドル(税抜)となります。同じく残り275日で1席をプレミアムへ上げると、差額の80ドル×12か月×275÷365で約723.29ドル(税抜)です。月払いの組織が1月15日に1席をプレミアムへ上げる場合は、残り16日分として100ドル×16÷31で約51.61ドル(税抜)がかかります。実際の請求にはこれに消費税10%が加わるので、経理の方にはその月の請求が増えることを先に伝えておきましょう。

席を減らしたとき・メンバーを外したときの請求

席を減らす変更は次の更新時(年払いなら年間の更新日)から効き、変更を送った時点での日割りの返金はありません。メンバーを外しても、すぐに返金やクレジットが出るわけではなく、その席は別の方に割り当てられる空きとして残ります。年払いで席を減らしても、次の年間更新日までは同じ席数の料金を払い続けることになります。スタンダードの合計は、いま請求の対象になっているメンバーの数より少なくできません。

予約できる席の変更は一度に1つだけで、新しい変更を送ったり、席を足したり、新しい招待が承認されたりすると、保留中の変更が置き換わってしまいます。複数の方をまとめて下げたいときは、一人ずつ変えるのではなく、Add or change seatsで合計の数を1回で送るのがヘルプの案内する方法です。プレミアムの席数を割り当てている人数より少なく設定すると、更新時にその分がスタンダードへ自動で切り替わります。

追加の席を買わずにプレミアムを別の方へ移したいときは、Aさんを一度No seat assignedにし、Bさんをプレミアムに、Aさんをスタンダードにする順で入れ替えられます。席のないメンバーはその間Claudeを使えないので、入れ替えは短い時間で済ませてください。

保留中の招待も空いている席をすぐに使うため、席の数を数えるときは招待中の方も含めて考える必要があります。招待はPendingのタブから送り直しや取り消しが出来て、放っておいても21日で期限が切れます。席を減らす変更を送る前には、Pendingのタブに不要な招待が残っていないかを見ておきましょう。

月払いから年払いへ切り替えるとき

月払いから年払いへ切り替えると、新しい年払いのプランはすぐに始まり、月払いの使っていない期間はクレジットになります。切り替えは組織設定の請求の画面から行えます。人の出入りが読めない最初の数か月は月払いで始め、人数が固まってから年払いへ移る順番も取れるでしょう。10人の会社であれば、年払いにするだけで年99,000円の差が出る計算です。

退職者が出て1人になったときにやること

2人で使っていた会社で1人が辞めたときは、まずその方をメンバーから外し、空いた席をどうするかを次の更新日までに決めましょう。

  1. 管理者以上がOrganization settings > Membersから、辞めた方を外す
  2. 残したいプロジェクトが組織で共有されているかを確かめる
  3. Pendingのタブで、送ったままの招待が残っていないかを見る
  4. 次に入る方がいれば、空いた席をその方に割り当てる
  5. 当面1人で使う場合は、次の更新日より前に、席数と契約の形を見直す

外したメンバーの非公開のプロジェクトとチャットは、ほかのメンバーからは見えなくなります。組織で共有していたプロジェクトは残り、データのエクスポートにも含まれる仕組みです。同じメールアドレスで再び追加すると、その方のチャット、プロジェクト、スキルが戻ります。引き継ぎが必要な資料は、辞める前に組織で共有するプロジェクトへ移してもらってください。

1人になったあとの選び方

Teamは、最低2人のメンバーが条件のプランです。次の採用が近いなら、空いた席を残しておき、入社した方にそのまま割り当てるのが手間の少ない選び方となります。年払いで席を減らしても効くのは次の年間更新日からなので、途中で席を減らしても、その年の支払いは減りません。当面1人で使うのであれば、次の更新日より前に、個人のProやMaxへ切り替えるかどうかを検討してみてください。切り替える前には、残したい会話やプロジェクトを手元に控えておくことが大切になります。

状況やること期限の目安
2人から1人になり、次の採用が決まっている空いた席を残し、入社した方に割り当てる入社日
2人から1人になり、当面は採用しない個人プランへの切り替えを検討し、残したい会話やプロジェクトを控える次の更新日の前
3人から2人になった席を2席に減らす変更を送る(効くのは次の更新時から)次の更新日の前
辞める方に共有すべき資料がある組織で共有するプロジェクトへ移してもらう退職日の前
送ったままの招待があるPendingのタブで取り消す(保留中の招待も席を使う)気づいた時点

3人の会社で1人が辞めた場合も、年払いなら次の年間更新日までは3席分の年額118,800円(税込・1ドル=150円)が変わりません。辞める予定がわかった時点で、更新日と席数を見比べておきましょう。

年払いで席を減らす変更は、年間の更新日から効く仕組みです。退職の予定と更新日が近い場合は、更新日より前に席を減らす変更を送っておくと、次の1年分の年額を席の数に合わせることが出来ます。ただし予約できる席の変更は一度に1つだけで、その後に席を足したり新しい招待が承認されたりすると置き換わってしまうため、送ったあとの操作には気を付けてください。

支払いはカードのみ 請求書払いと適格請求書の受け取り方

Teamの支払いは、クレジットカード・デビットカード・プリペイドカードに限られます。ACHの銀行振込など、そのほかの支払い方法は現在受け付けていないとヘルプに書かれています。請求書払いは、営業担当を通すEnterpriseの契約で扱われ、営業支援の契約は最低50席からとなります。10人前後の会社で請求書払いが欠かせない場合は、Teamでは条件が合わないことを先に知っておきましょう。

請求書の受け取り方と宛名

請求書は、Organization settings > BillingのInvoicesからViewを押し、開いたStripeの画面でDownload invoiceを押すと保存できます。請求書はすべて組織の請求先メールアドレスに自動で届き、件名はYour receipt from Anthropicとなっています。支払い方法の名義と違う宛名にしたいときは、オーナーが支払い方法を登録・更新する際にUse a different name on invoicesにチェックを入れます。請求先の情報を変えても反映されるのは次の請求の周期からで、発行済みの請求書は遡って直せません。経理の方には、社名の宛名と登録番号が入った請求書が届くかを、最初の1回で確かめてもらってください。消費税とインボイスの扱いの詳細は、Claude Teamの料金|円・税込の人数別総額と法人契約の支払いの節にまとめてあります。

TeamとEnterpriseの違い 少人数の会社が確かめる点

2〜10人の会社であれば、Enterpriseを検討する場面は多くありません。Enterpriseはセルフサービスの契約で最低20席、営業支援の契約で最低50席からで、少人数では最低席数の条件に届かないためです。

項目TeamEnterprise
最低席数2席セルフサービス20席・営業支援50席
上限150席Teamの150席を超える組織の移行先
支払い方法クレジット・デビット・プリペイドカードカード・ACH。営業支援の契約は請求書払いも
SCIMによるアカウントの自動連携使えないEnterpriseのみ
組織で使えるモデルを絞る設定使えない使える
データの保持期間を独自に決める使えない使える
既存の個人アカウントを会社で取り込むドメインの検証と、個人アカウントの新規作成のブロックまで取り込み・移行まで出来る

少人数の会社で違いが出やすいのは、請求書払いと、組織で使えるモデルを絞れるかどうかの2点になります。Teamでは、組織としてモデルを絞る設定が用意されていません。この2点が必須でなければ、10人前後の会社はTeamの範囲で足りると考えて差し支えないでしょう。

1人ずつの席課金と会社定額を並べて比べる

Claudeだけを少人数で使うなら、Teamの席課金はわかりやすい選び方です。一方で、ChatGPTやGeminiも会社で使いたくなると、サービスごとに人数分の席を買うことになり、管理の画面も請求も分かれてしまいます。席を配られなかった方が個人のアカウントで業務に使い始めると、会社から見えない利用である野良AI(シャドーAI)につながります。

比べるときは、席課金は人数×1席の単価×12か月、会社定額は月額×12か月に初期費用を足して、同じ1年目の額で並べてみてください。会社定額の中には、人数ではなく使う量でプランが分かれるものもあるので、どれくらい使うかの見込みも一緒に書き出しましょう。

たとえば10人の会社がClaudeのTeamをスタンダードの年払いで契約すると、1ドル=150円・税込で年396,000円となります。ここに別のAIの席を人数分足していくと、サービスの数だけ年額と管理の手間が重なってしまいます。社員が増える見込みや、使いたいAIの数が増える見込みがあるなら、1年目だけでなく2年目の人数でも計算してみてください。

比べる項目1人ずつの席課金(Claude Team)利用人数によらない会社定額
費用の決まり方人数×1席の単価月額(プランが利用量で決まる形もある)
人が増えたとき席を買い足し、日割りですぐに請求人数では月額は変わらない
人が辞めたとき席は空きになり、減らす変更は次の更新から人数による月額の変化はない
使えるAIClaudeサービスによって異なる
1年目の総額の出し方人数×単価×12か月月額×12か月+初期費用

法人向けの生成AIサービスの料金は法人向け生成AI 38サービスの料金比較、費用の抑え方は生成AIのコスト管理で確かめることが出来ます。複数のAIを1つの環境で使う考え方はマルチAIとはにまとめてあります。

Claudeも含めた4つのAIを、会社で1つの契約に

UPGEAR AI(アップギアAI)は、ChatGPT・Claude・Gemini・Perplexityを1画面で使える法人向けサービスです。管理者ダッシュボードで利用ログ・権限・モデルのON/OFFを管理でき、基盤はAWSの日本リージョンで稼働しています。料金は月額30,000円(税抜)から。どのプランも利用人数は無制限で、料金は利用量に応じたプラン設計です(人数の目安はライト1〜5名、スタンダード6〜20名、プレミアム21〜50名)。初期費用100,000円(税抜)が別途かかります。

UPGEAR AIの詳細を見る

よくある質問

Claude Teamは何人から契約できますか?
2人から150人まで契約できます。公式ヘルプにTeamプランは最低2人のメンバーが必要と書かれており、日本語の料金ページにも2〜150名のチーム向けと表示されています。150席を超える場合はEnterpriseプランへ切り替えます。
1人でもClaude Teamを契約できますか?
出来ません。Teamは最低2人のメンバーが条件のため、1人で使う場合は個人向けのProかMaxを選びます。Proは年払いで税抜200ドル、月払いで税抜20ドル、Maxは税抜で月100ドルからと料金ページに表示されています。
最低人数が5人から2人になったのはいつですか?
PC Watchの報道(2026年7月21日)によると、Anthropicは2026年7月20日(米国時間)にTeamプランの最小契約人数を5名から2名に変更しました。現在は公式ヘルプと料金ページのどちらにも2人からと書かれています。
2人で契約すると年間いくらですか?
スタンダード2席を年払いにすると、税抜のドル価格に消費税10%を足し、1ドル=150円で計算した場合で年79,200円です。月払いなら年99,000円、1席をプレミアムにすると年払いで年237,600円となります。
途中で社員が増えたら、席はすぐに足せますか?
足せます。Organization settings > Organization and accessのTotal seatsからAdd or change seatsを開いて席を足すと、請求の周期にあわせた日割りの額がすぐに請求されます。席を買えるのはオーナーとプライマリオーナーです。
社員が辞めたら、その分の料金は返ってきますか?
メンバーを外しても、すぐに返金やクレジットは出ません。席は空きとなり、別の方に割り当てられます。席数を減らす変更は次の更新時(年払いなら年間の更新日)から効き、変更を送った時点での日割りの返金はありません。
プレミアムの席は誰に割り当てればよいですか?
上限に当たる回数が多い方、特にClaude Codeで開発やデータ処理を長く行う方が候補になります。最初は全員をスタンダードで始め、使用状況の分析で使用量の多い方が見えてから1席をプレミアムへ上げる順番がおすすめです。
Claude Teamは請求書払いに対応していますか?
対応していません。支払いはクレジットカード・デビットカード・プリペイドカードに限られ、ACHの銀行振込なども受け付けていません。請求書払いは営業担当を通すEnterpriseの契約で扱われ、営業支援の契約は最低50席からです。
スタンダードの席でもClaude Codeは使えますか?
使えます。Claude CodeはTeamのすべての席に含まれており、ターミナルでclaudeと入力してClaude account with subscriptionを選び、Teamの組織を選んでAuthorizeを押すと会社の席で使えます。チャットやCoworkと同じ使用量の枠を分け合うため、開発を長く行う方はプレミアムの候補になります。
2人ならProを2つ契約するのとTeamのどちらが安いですか?
消費税10%を足し1ドル=150円で計算すると、Proの年払い2つは年66,000円、Teamのスタンダード2席の年払いは年79,200円で、金額だけならProのほうが年13,200円安くなります。Teamはメンバーの招待や外し方、席の割り当てをオーナーがまとめて扱え、内容を既定で学習に使わない点が違います。

まとめ

Claude Teamは2人から150人までの組織向けプランで、使う人が1人の間はProかMaxを選ぶことになります。最低人数は、PC Watchの報道によると2026年7月20日(米国時間)に5人から2人へ変わりました。1ドル=150円・消費税10%で計算すると、スタンダードの年払いは1人あたり年39,600円で、2〜10人なら年79,200円から396,000円です。プレミアムは人数ではなく使う量で決め、Claude Codeを長く使う方から割り当てるのが無理のない順番でしょう。席の追加はすぐに日割りで請求される一方、メンバーを外しても返金はなく、席を減らす変更は次の更新から効きます。退職者が出たときの段取りも、契約の前に社内で決めておきましょう。

会社でClaudeを使う場合の契約の選び方は、Claudeの法人契約にまとめています。

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