Claude Teamの料金。円・税込の人数別総額と法人契約

Claude Teamとは、Anthropic(アンソロピック)が提供する生成AI「Claude」の法人・チーム向け有料プランで、2〜150人の組織が一元的な請求と管理のもとで使えるものです。料金はスタンダードシートが年払いで1人月20米ドル(税抜)で、日本の会社には2026年4月1日から消費税10%が加わるため、1ドル=150円で計算すると1人月3,300円、10人なら年39万6,000円になります。この記事では、公式の料金ページとヘルプ記事をもとに、シートの種類ごとの料金、消費税と為替を乗せた実際の支払額、人数別の年額、支払い方法とインボイス、Enterpriseとの管理機能の違い、他のAIと併用した場合の合計までを整理します。

※料金・仕様は2026年9月15日時点で、Anthropicの公式料金ページ(claude.com/ja/pricing)とヘルプセンター(support.claude.com)に掲載されている内容です。円の金額は、特に断りのない限り本記事で1ドル=140円・150円・160円として計算した試算で、公式の円建て価格ではありません。

Claude Teamとは|Pro・Max・Enterpriseとの違い

Claude Teamは、個人向けのPro・Maxと、大企業向けのEnterpriseの間に位置する、組織で契約するプランです。公式の料金ページでは「2〜150名のチーム向け」と表示されています。個人向けプランとの大きな違いは、会社がまとめて契約・請求・管理できることと、入力したデータの扱いです。無料版・Pro・Max・Enterprise・APIまで含めた料金の全体像はClaudeの料金プラン比較にまとめています。

ProMaxTeamEnterprise
想定する利用者個人個人(利用量の多い人)2〜150名のチーム大規模に事業を展開する大企業
料金(税抜・米ドル)年払いで月17ドル(200ドル一括)、月払いで月20ドル月100ドルからスタンダードシート:年払いで月20ドル、月払いで月25ドル
プレミアムシート:年払いで月100ドル、月払いで月125ドル
シート料金 月20ドル+APIレートでの使用量
請求サイクル月払い・年払い月払い月払い・年払い年払い
一元的な請求と管理なしなしありあり
シングルサインオン(SSO)なしなしありあり
モデルのトレーニング(比較表の表記)オプトアウトオプトアウトデフォルトではなしデフォルトではなし

※出典:Anthropic公式料金ページ(2026年9月15日確認)。料金は料金ページ・公式ヘルプに記載された米国の顧客向けの税抜価格です。日本から料金ページを開いたときの表示は、次の章で説明します。

入力データの扱いについて、公式の料金ページはTeamプランの特徴として「デフォルトでコンテンツをモデルのトレーニングに使用しない」と記載しています。プランの比較表でも、Team・Enterpriseの「モデルのトレーニング」は「デフォルトではなし」、Free・Pro・Maxは「オプトアウト」と表記が分かれています。オプトアウトとは、学習に使わせたくない場合に利用者が自分で拒否を設定する方式のことです。個人向けプランを社員それぞれに使わせると、この設定が社員任せになります。

もう一つの違いは、データを管理する主体です。公式ヘルプ「私のチームのデータは誰が所有・管理していますか?」によると、Team・Enterpriseのアカウントでは、組織が指定したプライマリオーナーがアカウントと関連データを管理し、利用はAnthropicと組織の間の契約に従います。社員が個人で契約したアカウントとは、会社から見た管理のしやすさが大きく異なります。社員の個人契約が会社に見えないまま広がる状態は野良AI(シャドーAI)と呼ばれます。

なお、Claudeを法人で使う方法には、TeamとEnterpriseのほかに、開発者向けのAPIを使って自社のシステムに組み込む方法もあります。公式ヘルプは、Pro・Max・Team・Enterpriseの有料プランとAPIの利用料は別に支払う仕組みだと説明しています。この記事では、社員が画面から使うTeamプランの料金を扱います。

Claude Teamの料金|スタンダードとプレミアム、年払いと月払い

Teamプランの料金は、シートの種類(スタンダード/プレミアム)と請求間隔(年払い/月払い)の組み合わせで決まり、1人あたりの料金は年払いのほうが月払いより20%低く設定されています。シートとは、1人が使うための契約枠のことです。

シートの種類年払い(1人あたり月額)月払い(1人あたり月額)使用量の目安(公式ヘルプ)
スタンダードシート(Standard)20ドル25ドル1セッションあたりProの1.25倍
プレミアムシート(Premium)100ドル125ドル1セッションあたりProの6.25倍(スタンダードの5倍)

※税抜・米ドル。出典:公式ヘルプ「Team プランとは何ですか?」、公式料金ページ(2026年9月15日確認)。同ヘルプは、表示価格は米国の顧客向けで、価格・通貨・税務処理は地域によって異なるとし、自分の地域の価格はclaude.ai/upgradeで確認するよう案内しています。

スタンダードとプレミアムは混ぜて契約できる

1つの組織の中で、シートの種類を混ぜて契約できます。公式ヘルプ「Team プランのシートを購入して管理する」は、多くの容量が必要なパワーユーザーにプレミアムシートを割り当て、他のメンバーはスタンダードシートのままにする使い方を案内しています。プランには合計のシート割り当て(例:スタンダード30とプレミアム10)があり、その範囲内でメンバーのシートの種類を割り当て直せます。

使用量の上限は1人ずつ

Teamプランの使用量の上限は、チーム全体ではなくメンバーごとに設定されています。1人が上限に達しても、他のメンバーには影響しません。どちらのシートにも週単位の上限があり、上限に達した後も作業を続けたい場合は、組織として使用クレジットを有効にすると、標準のAPI料金で追加の利用分が請求されます。使用クレジットには、組織全体とユーザーごとに月間の支出上限を設定できます。

年払いは1年分を一括で支払う

公式料金ページのよくある質問では、年払いを選ぶと1年分が一括で請求されると案内しています。公式ヘルプ「チームプランの請求額はどのように計算されますか?」の例では、スタンダードシート10人の年間プランで、開始日に2,400ドル(20ドル×10シート×12か月・税抜)を支払います。月払いから年払いへの切り替えは、オーナーが組織設定の請求画面から行え、月払いの未使用期間分は差し引かれます。

日本の会社が払う実際の額|消費税10%と為替

日本の会社が支払う額は、税抜価格に消費税10%を加えた米ドル額を、カード会社の換算レートで円にした金額が目安です。公式ヘルプ「日本の顧客向け消費税(JCT)に関するお知らせ」(2026年3月公開)によると、Anthropicは2026年4月1日から、日本の顧客に提供するサービスに10%の消費税(JCT)を別途徴収しています。JCTはJapanese Consumption Taxの略で、日本の消費税のことです。

2026年9月15日に日本国内から公式料金ページを開くと、Teamプランは消費税を含めた米ドル額で表示され、「Prices include 10% JCT」(価格には10%の消費税を含む)と注記されています。表示はスタンダードシートが年払いで月22ドル・月払いで月27.50ドル、プレミアムシートが年払いで月110ドル・月払いで月137.50ドルでした。いずれも税抜価格にちょうど10%を加えた額です。

料金ページは米ドル表示で、公式ヘルプは請求通貨は変わらないとしています(同じJCTのお知らせでは、JCT額は適格請求書に日本円で表示されると案内)。カード払いのため、円の引き落とし額はカード会社の換算レートで決まります。カード会社によっては、外貨での利用に所定の事務手数料がかかる場合もあります。下の表は、1ドルが140円・150円・160円のときの1人あたり月額です。

シート・請求間隔税抜税込1ドル=140円1ドル=150円1ドル=160円
スタンダード・年払い20ドル22ドル3,080円3,300円3,520円
スタンダード・月払い25ドル27.50ドル3,850円4,125円4,400円
プレミアム・年払い100ドル110ドル15,400円16,500円17,600円
プレミアム・月払い125ドル137.50ドル19,250円20,625円22,000円

※1人1か月あたり・消費税10%込み。円の金額は税込ドル額に表の為替レートを掛けた試算で、カード会社の為替レートや事務手数料は含みません。年払いは、この月額の12か月分が契約開始時に一括で請求されます。

予算を組むときの目安:為替が10円動くと、スタンダードシート年払いの1人あたり月額は220円変わります。社内の稟議では、1ドル=150円の試算に加えて160円の場合も併記しておくと、円安で予算を超えたときの説明がしやすくなります。なお、組織設定の請求画面に表示される予想合計には税金が含まれていないと公式ヘルプに記載があり、実際の請求額は予想合計より高くなります。

人数別の年額(税込・円)|2人・10人・30人・50人

スタンダードシートだけを年払いで契約した場合、1ドル=150円なら、年額は10人で39万6,000円、30人で118万8,000円、50人で198万円です。年払いは1年分が一括で請求されるため、この金額が契約開始時にまとめてカードに請求されます。法人カードの利用枠を先に確認しておく必要があります。

スタンダードシートのみ・年払い

人数税込(ドル)1ドル=140円1ドル=150円1ドル=160円
2人528ドル73,920円79,200円84,480円
10人2,640ドル369,600円396,000円422,400円
30人7,920ドル1,108,800円1,188,000円1,267,200円
50人13,200ドル1,848,000円1,980,000円2,112,000円

スタンダードシートのみ・月払い(12か月分)

人数税込(ドル)1ドル=140円1ドル=150円1ドル=160円
2人660ドル92,400円99,000円105,600円
10人3,300ドル462,000円495,000円528,000円
30人9,900ドル1,386,000円1,485,000円1,584,000円
50人16,500ドル2,310,000円2,475,000円2,640,000円

プレミアムシートを混ぜた場合・年払い

利用量の多い人だけプレミアムシートにする構成として、2人のうち1人、10人のうち2人、30人のうち5人、50人のうち10人をプレミアムにした場合を試算します。

人数(うちプレミアム)税込(ドル)1ドル=140円1ドル=150円1ドル=160円
2人(1人)1,584ドル221,760円237,600円253,440円
10人(2人)4,752ドル665,280円712,800円760,320円
30人(5人)13,200ドル1,848,000円1,980,000円2,112,000円
50人(10人)23,760ドル3,326,400円3,564,000円3,801,600円

※計算式:スタンダードは1人年264ドル(税抜240ドル+消費税24ドル)、プレミアムは1人年1,320ドル(税抜1,200ドル+消費税120ドル)。月払いのスタンダードは1人年330ドル(27.50ドル×12か月)。為替レートは試算の前提で、実際の円額はカード会社の換算によります。使用クレジットを有効にした場合の追加利用分は含みません。

30人の会社でプレミアムシートを5人に割り当てると、年額はスタンダードのみの場合の約1.7倍になります。プレミアムシートは1人あたりスタンダードの5倍の料金なので、割り当ては実際に上限に達している人に絞るのが基本です。上限に達する頻度が低い人は、使用クレジットで補う方法もあります。どちらが安いかは使用量によります。

席を足すたびに見直す契約から、人数を気にしない契約へ

席単位の契約では、社員が一人増えるごとに追加の手続きと請求の見直しが発生します。UPGEAR AI(アップギアAI)は、ChatGPT・Claude・Gemini・Perplexityを1つの契約で使える法人向けサービスです(人数無制限)。

最低人数は2人、上限は150人

Claude Teamは2人から契約でき、上限は150シートです。公式ヘルプ「Team プランとは何ですか?」は、Teamプランには最低2人のメンバーが必要とし、「Teamプランを始める」でも、最低2人のメンバーが必要で個人使用を目的としていないと説明しています。1人で使う場合は、ProまたはMaxが対象になります。

一方で、インターネット上にはTeamプランを最低5人からと説明する記事も残っています。これは、2024年5月1日の提供開始時にAnthropicが発表した条件(1人月30ドル・最低5シート)に基づく記載です。2026年9月時点の公式ヘルプと料金ページでは、最低人数は2人です。

上限について、同じヘルプは、Teamプランが対応するのは150シートまでで、150シートを超える必要がある場合はEnterpriseプランにアップグレードできると案内しています。Enterpriseは料金ページで「シート料金+APIレートでの使用量」とされ、シート料金は1人月20ドル(税抜・年払い)です。利用した分はAPIの料金で別途請求されるため、総額は使い方によって変わります。公式ヘルプ「エンタープライズプランでシートを購入・管理する」によると、Enterpriseプランには最低20シートが必要です。

人数対象になるプラン
1人Pro・Max(Teamは契約できない)
2〜19人Team
20〜150人TeamまたはEnterprise
151人以上Enterprise

支払い方法・インボイス・請求書

Teamプランの支払いはカード払いのみで、請求書払いには対応していません。公式ヘルプ「チームプラン請求に関するよくある質問」によると、使えるのはクレジットカード・デビットカード・プリペイドカードで、ACH銀行振込(米国の銀行口座振替)などその他の支払い方法は受け付けていません。料金ページの比較表でも、請求書払い/ネット支払い条件(後日払いの取引条件)に対応するのは営業担当経由のEnterpriseだけです。

インボイス(適格請求書)

Anthropicは適格請求書発行事業者として登録されています。JCTのお知らせでは登録番号をT7700150134388としており、国税庁の適格請求書発行事業者公表サイトでも、この番号でAnthropic, PBC(登録年月日:2026年2月17日)が確認できます。同じお知らせは、消費税の対象となる法人顧客はAnthropicが発行する適格請求書を使って仕入税額控除を受けられるとし、詳細は自社の税務担当者に問い合わせるよう案内しています。

請求書・領収書の受け取り方

  • 請求書は請求のたびに組織の請求先メールアドレスに自動で送られます。件名は「Your receipt from Anthropic」です。
  • オーナーは、組織設定の請求画面にある請求書の一覧から「表示」を押すと、決済サービスのStripeの画面が開き、請求書をダウンロードできます。
  • 請求書に支払い方法とは別の名前を載せたい場合は、支払い方法の登録・更新時に「請求書に異なる名前を使用する」にチェックを入れます。
  • 発行済みの請求書は編集・再発行できません。宛名や住所の変更は、次の請求書から反映されます。
  • 税金は組織の請求先住所から計算されます。セルフサービスのTeamプランでは、請求先住所は支払い方法の請求先住所と自動で一致します。

※出典:公式ヘルプ「チームプラン請求に関するよくある質問」「チームプランの請求書を理解する」「請求先住所と税金計算について理解する」「日本の顧客向け消費税(JCT)に関するお知らせ」、国税庁 適格請求書発行事業者公表サイト(いずれも2026年9月15日確認)。消費税の会計処理は、顧問税理士にご確認ください。

管理機能|TeamとEnterpriseの違い

Teamでも、SSO(シングルサインオン)、一元的な請求と管理、ユーザー・組織単位の支出管理といった基本的な管理機能は使えます。公式料金ページの比較表では、SCIM・監査ログ・ロールベースのアクセス制御などはEnterpriseのみ「はい」です。以下は、その比較表から管理とセキュリティに関わる項目を抜き出したものです。

機能TeamEnterprise
シングルサインオン(SSO)ありあり
ドメイン確認ありあり
組織の作成を制限ありあり
一元的な請求と管理ありあり
リモートおよびローカルコネクターの管理者コントロールありあり
使用状況の分析ありあり
ユーザーおよび組織レベルの支出管理ありあり
組織の指示を設定ありあり
ドメインキャプチャなしあり
ドメインを使用するアカウントを移行なしあり
ロールベースのアクセス制御なしあり
クロスドメインID管理システム(SCIM)なしあり
監査ログなしあり
コンプライアンスAPIなしあり
カスタムデータ保持コントロールなしあり
HIPAA対応オプションなしあり
コンテキストウィンドウ200k500k(デフォルトモデルの場合)
請求サイクル月払いと年払い年払い

※出典:Anthropic公式料金ページのプラン比較表(2026年9月15日確認)。Enterpriseはセルフサービスと営業担当経由の2種類があり、上の表の項目はどちらも同じ内容です。Enterpriseの料金カードには、このほかIPアローリストやネットワークレベルのアクセス制御も記載されています。

用語を補足します。SCIMは、社内のID管理システムと連携して、入社・退職に合わせてアカウントを自動で追加・削除する仕組みです。監査ログは、誰がいつどの操作をしたかの記録です。ロールベースのアクセス制御は、役割ごとに使える機能を細かく分ける仕組みです。コンテキストウィンドウは、1回の会話で扱える文章の量の目安です。

Teamにも、オーナー・管理者といった役割はあります。公式ヘルプでは、シートの購入と請求画面の操作はオーナーとプライマリオーナーだけ、メンバーのシートの種類の割り当て直しは管理者以上ができると説明されています。退職者のアカウント停止を手作業で確実に回せる規模であればTeamで足り、ID管理システムとの自動連携や監査ログの提出が求められる会社はEnterpriseの検討対象になります。社内で点検すべき項目は生成AIのセキュリティ対策チェックリストで整理しています。

契約手順と、契約後に請求額が変わる場面

Teamプランは、仕事用のメールアドレスでclaude.aiにログインし、画面の案内に沿ってTeamプランを選ぶだけで契約できます。公式ヘルプ「Teamプランを始める」の手順は次のとおりです。

  1. 仕事用のメールアドレスを用意する:アカウントを作る人は会社のドメインのメールアドレスを使う必要があります。@gmail.comなどの公開ドメインは使えません。
  2. claude.ai/loginにアクセスする:仕事用のメールアドレスを入力し、案内に沿ってTeamプランを選びます。すでにそのメールアドレスでFree・Pro・Maxのアカウントがある場合は、ログインしてclaude.ai/upgradeからTeamを作成します。
  3. 請求間隔を選ぶ:申し込み時に月払いか年払いかを選びます。
  4. シートを購入し、メンバーを招待する:招待できるのは、組織が許可したメールドメインのアドレスを持つ人です。
  5. プレミアムシートを割り当てる:必要な人だけ、組織設定のメンバー画面でシートの種類を切り替えます。

個人のProやMaxからTeamに切り替えると、個人のサブスクリプションは自動で解約され、未使用期間分が日割りで返金されます。個人アカウントを残したい場合は、作成画面で「個人アカウントを別に保つ」にチェックを入れます。

請求額が変わる場面

  • メンバーを追加したとき・スタンダードからプレミアムに変えたとき:残りの期間分が日割りで、その場で請求されます。
  • メンバーを外したとき:返金やクレジットは発生しません。空いたシートは他の人に割り当てられます。
  • シート数を減らしたとき:減らす手続きをしても、反映されるのは次の更新時(年払いは年間の更新日)です。途中の返金はありません。
  • 使用クレジットを使ったとき:シート料金とは別に請求され、領収書も別になります。

年払いで契約した後に人数が減っても、その年の支払額は下がりません。年払いにするのは、1年間の人数の見通しが立ってからにするほうが安全です。150シートを超えるなどでEnterpriseに移る場合は、同じ組織のまま移行でき、会話やプロジェクト、メンバーの役割は引き継がれます。ただし、公式ヘルプはセルフサービスでのTeamからEnterpriseへの移行は取り消せないとしています。

ChatGPT Business・Geminiと併用したときの合計

Claude TeamとChatGPT Businessを両方契約すると、1人あたりの月額は約6,400〜6,700円になり、30人なら年230万〜240万円前後です。用途によってAIを使い分ける会社では、1人あたり課金のサービスが2つ、3つと重なります。

サービス公式の表示価格1人あたり月額(円)10人の年額30人の年額
Claude Team スタンダードシート年払いで月20ドル(税抜)3,300円396,000円1,188,000円
ChatGPT Business 標準シート年額課金で月3,050円3,050円(表示額。税の扱いの記載なし)366,000円1,098,000円
Google Workspace Business Standard(Gemini)月1,600円(税別)1,760円211,200円633,600円
Claude+ChatGPT6,350円(表示額が税別なら6,655円)762,000円2,286,000円
3つすべて8,110円973,200円2,919,600円

※2026年9月15日時点で各社の公式料金ページに表示されている価格をもとにした試算です。Claude Teamは1ドル=150円で計算。Claude TeamとGoogle Workspaceは消費税10%込み、ChatGPT Businessは表示額のままです。ChatGPT Businessは日本から開いた料金ページに年額課金で月3,050円と表示され、税込か税別かの記載はありません。OpenAIのヘルプ記事は日本の顧客に10%の消費税を請求すると案内しているため、表示額が税別の場合は1人あたり月3,355円になり、合計の各欄もその分増えます。Google Workspaceは公式料金ページに表示されている1ユーザーあたりの月額(税別と明記)で、新規契約者向けの期間限定割引は含みません。

Google Workspaceの料金にはGmailやドライブ、ビデオ会議なども含まれており、公式の料金ページではBusiness Standardに、Gmail・Googleドキュメント・Google MeetなどのGeminiのAIアシスタントとGeminiアプリが含まれると案内されています。すでにGoogle Workspaceを使っている会社では、Geminiを使うための追加費用はかかりません。一方で、ClaudeとChatGPTを両方使わせたい場合は、どちらも人数分の契約が必要です。

ChatGPT Businessの料金とプランの違いはChatGPTの法人プランの料金で、複数のAIをまとめて使う方法はマルチAIとは?複数の生成AIを1つの環境で使う方法と選び方で解説しています。各AIの得意分野は主要4AIの違いと使い分けをご覧ください。

1人あたり課金と会社単位の定額制の比較

1人あたり課金は人数に比例して総額が増えます。会社単位の定額制は、利用量の枠の範囲内なら人数が増えても総額は変わりませんが、人数が増えると上位の枠が必要になる場合があります。利用量に応じて月3万円・5万円・10万円の3段階がある定額制を例にすると、Claude Teamのスタンダードシート(年払い・1ドル=150円)だけなら10人・30人ではClaude Teamのほうが安く、50人では定額制のほうが安くなります。

人数Claude Team スタンダード(年払い)Claude Team+ChatGPT Business会社単位の定額制(利用量に応じ月3万・5万・10万円の3段階の例)
10人396,000円762,000円660,000円(月5万円の枠)
30人1,188,000円2,286,000円1,320,000円(月10万円の枠)
50人1,980,000円3,810,000円1,320,000円(月10万円の枠)
100人3,960,000円7,620,000円目安の記載なし(要相談)

※年額。Claude Teamは1ドル=150円・消費税10%込み、ChatGPT Businessは表示額(月3,050円)のまま、定額制は税抜月額に消費税10%を加えた12か月分です。定額制の列は、人数の目安を1〜5名=月3万円、6〜20名=月5万円、21〜50名=月10万円(いずれも税抜)とした例で、10人は月5万円(税込で年660,000円)、30人・50人は月10万円(税込で年1,320,000円)で計算しています。Claude Teamのスタンダードシートと年額が並ぶのは、月5万円なら約16.7人、月10万円なら約33.3人です(1ドル=150円・税込)。定額制の初期費用100,000円(税抜)が別途かかります。

ただし、金額だけで決めると判断を誤ります。Claude Teamのシートには、Claude CodeやCowork、Microsoft 365との連携、組織全体のエンタープライズ検索などが含まれています。これらをClaudeの公式アプリで業務の中心に使う人には、Teamの契約が合います。定額制のサービスは、使えるAIの種類、利用量の上限、管理機能、初期費用が提供条件によって異なるため、見積もりの段階で、自社の人数と使い方を伝えて確認する必要があります。

現実的な組み合わせとしては、Claude CodeやCoworkを日常的に使う開発・企画の数人だけTeamで契約し、それ以外の社員には会社単位の環境を用意する形があります。全員に同じ契約を配るか、使い方で分けるかを先に決めると、総額の比較がしやすくなります。費用の見える化と管理の方法は生成AIのコスト管理で、法人向けサービスの横並びは法人向け生成AIサービスの料金比較でまとめています。

よくある質問

Claude Teamは1人でも契約できますか?
契約できません。公式ヘルプでは、Teamプランには最低2人のメンバーが必要で、個人使用を目的としていないと説明されています。1人で使う場合は、個人向けのProまたはMaxが対象です。2024年5月の提供開始時の発表では最低5シートとされていましたが、2026年9月時点の公式ヘルプでは最低2人です。
Claude Teamの料金は日本円で支払えますか?
日本から公式料金ページを開くと、料金は消費税込みの米ドルで表示されます。支払いはクレジットカード・デビットカード・プリペイドカードで、円の引き落とし額はカード会社の換算レートで決まります。消費税のお知らせでは、請求通貨は変わらず、消費税額は適格請求書に日本円で表示されると案内されています。Teamプランは請求書払いには対応していません。
消費税はかかりますか?仕入税額控除は受けられますか?
2026年4月1日から、日本の顧客には10%の消費税が別途かかります。Anthropicは適格請求書発行事業者として登録されており、登録番号はT7700150134388です。公式ヘルプでは、消費税の対象となる法人顧客はAnthropicが発行する適格請求書を使って仕入税額控除を受けられると案内しています。会計処理の詳細は顧問税理士にご確認ください。
途中で人数を減らすと、料金は下がりますか?
メンバーを外しただけでは下がりません。空いたシートは他の人に割り当てられる状態になり、返金やクレジットは発生しません。請求額を減らすには、オーナーがシートの合計数を減らす手続きをします。反映されるのは次の更新時で、年払いの場合は年間の更新日です。反対に、メンバーの追加やプレミアムシートへの変更は、残りの期間分が日割りでその場で請求されます。
入力した内容はAIの学習に使われますか?
公式の料金ページは、Teamプランの特徴として「デフォルトでコンテンツをモデルのトレーニングに使用しない」と記載しています。プラン比較表でも、Team・Enterpriseは「デフォルトではなし」、個人向けのFree・Pro・Maxは「オプトアウト」と表記が分かれています。なお、チャットの評価機能でAnthropicにフィードバックを送れるかどうかは、オーナーが組織設定で切り替えられます。
使用量の上限に達したらどうなりますか?
上限はメンバーごとに設定されており、1人が上限に達しても他のメンバーは使い続けられます。上限に達した人は、リセットを待つか、組織が使用クレジットを有効にしていれば標準のAPI料金で作業を続けられます。使用クレジットには組織全体とユーザーごとに月間の支出上限を設定できます。利用量の多い人は、スタンダードの5倍の使用量があるプレミアムシートに切り替える方法もあります。

まとめ

Claude Teamは、2〜150人の組織が使えるClaudeの法人・チーム向けプランです。料金はスタンダードシートが年払いで1人月20ドル・月払いで25ドル、プレミアムシートが年払いで100ドル・月払いで125ドル(いずれも税抜)で、2種類のシートを混ぜて契約できます。入力内容は、デフォルトでモデルのトレーニングに使われません。

日本の会社には2026年4月1日から消費税10%が加わり、日本から見た料金ページでもスタンダードシートは年払いで月22ドルと表示されます。1ドル=150円なら1人月3,300円、10人で年39万6,000円、30人で年118万8,000円です。支払いはカードのみで、年払いは1年分が一括で請求されます。Anthropicは適格請求書発行事業者として登録されています。

SCIMや監査ログが必要な会社、150人を超える会社はEnterpriseの対象です。ChatGPT Businessなどと併用すると1人あたりの負担はほぼ倍になるため、全員に配るのか、使い方で契約を分けるのかを決めてから総額を比べることをおすすめします。社内ルールの整備は生成AIの社内ガイドラインの作り方、他の記事はAI活用コラム一覧をご覧ください。

Claude・ChatGPT・Gemini・Perplexityを、会社で1つの契約に

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