Oracle、AI拠点に不可抗力通知

COPLUS AI NEWS|朝版

AIの足元は電力、使う側は調べ方が変わる

AIを動かすデータセンターは、電力やガスの手当てが計画どおりに進むかどうかで予定が左右されるようになっています。一方で、AIを使う側では、転職先の会社を調べる手段として生成AIが口コミサイトより多く使われ始めました。本日朝は、この2本を取り上げます。

① Oracle、AIデータセンター計画「Stargate」のニューメキシコ拠点で不可抗力を通知 ガス供給の遅れに備える

ソース:TechCrunch(Bloombergの報道を受けて)/CNBC | 公開日:2026年9月24日(米国時間)

米Oracleが、ニューメキシコ州で建設中のAIデータセンター群「Project Jupiter」について、開発を担う米Blue Owl Capital側に不可抗力(フォースマジュール)の通知を送ったと報じられました。この拠点は、Oracle・OpenAI・ソフトバンクが進めるAIインフラ計画「Stargate」の主要拠点の一つで、2.45ギガワットの電力を扱う設計です。報道によると、燃料電池に使うガスを運ぶパイプラインの完成が2027年2月1日まで約半年遅れ、燃料電池の大気汚染に関する許可も州の判断待ちになっています。Oracleは主要テナントから外れるのではなく、2028年の稼働目標に間に合わない場合に支払いを遅らせられるようにする狙いとされ、同社は「計画どおりのスケジュールにある」とコメントしています。CNBCは、この報道を受けてOracleの株価が約3%下がったと伝えています。

💡 コプラスの視点

私たちが毎日使うAIサービスの裏側では、電力や燃料の確保が大きな課題になってきています。こうした設備の遅れは、すぐに利用料金や提供範囲へ跳ね返るものではありませんが、特定の1社・1モデルだけに業務を寄せすぎていると、変化があったときの影響が大きくなってしまいます。複数のAIを使い分けられる状態にしておくことが、落ち着いた備えになります。

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② Itera調査、転職活動をした人の26.02%が企業研究に生成AI 口コミサイトの2.08倍

ソース:AIsmiley(株式会社Iteraの調査) | 公開日:2026年9月24日

株式会社Iteraが、全国の22〜65歳の会社員5,000人にインターネットで調査し、過去1年に転職活動をした880人の回答を分析した結果を公表しました。企業の情報収集に生成AIを使った人は26.02%で、口コミサイト(12.50%)の2.08倍、SNS検索(9.20%)の2.83倍にあたります。生成AIを使った人の59.24%は、会社の事業内容や評判を調べていたとしています。生成AIと検索のAI要約(AI Overview)のどちらかを使った人は35.7%にのぼりました。

💡 コプラスの視点

応募を考える人が、まずAIに「この会社はどんな会社か」を聞く流れが見えてきました。採用に力を入れている企業ほど、自社サイトの事業内容や働き方の説明が古いままになっていないか、AIに聞いたときにどう答えが返ってくるかを一度確かめておくと安心です。

AIsmileyの記事を読む →

本日のまとめ

AIを支える設備は、電力や燃料という足元の事情で予定が動くようになっています。使う側では、会社選びの情報源にもAIが入り込み始めました。特定のサービスに頼りきらず、複数のAIを場面に応じて使い分けておくことが、変化に振り回されない近道になります。

コプラスでは、ChatGPT・Claude・Gemini・Perplexityを1つの環境で使える法人向けサービス「UPGEAR AI」をご用意しています。社内でのAI活用のご相談は、お気軽にお問い合わせください。