
exaBase AI(エクサベース AI・株式会社Exa Enterprise AI)の料金を、公表されている一次情報だけでまとめました。提供元の公式サイトには金額の記載がありませんが、取次事業者が公開している価格表と、同社が過去に公表したお知らせから、実際の月額を規模別に組み立てられます。確認日は2026年9月7日です。料金や条件は変わりますので、契約前には必ず提供元にご確認ください。
1. 金額は、提供元・取次事業者が自社サイトに掲載している内容だけを使っています。他社のまとめ記事からの孫引きはしていません
2. 誰が公表した金額かを、そのつど書いています。提供元が出したものと、取次事業者が出したものを混ぜていません
3. 税抜・税込は、掲載元の表記どおりに書いています
4. 公表されていない項目は推測で埋めず、公表されていないと書いています
結論:公式サイトに金額はない。取次が公開している
exaBase AIの製品ページとよくある質問を確認すると、料金についての回答は「月額制および従量課金制をご用意しています。詳しい料金については、サービス資料をご覧いただくか、お問い合わせください」という記載にとどまり、金額は書かれていません(公式サイトのよくある質問・2026年9月7日確認)。
一方で、NTTドコモビジネスのオンラインショップは、現在の名称(同ショップでの表記はエクサベース AI)で、プラン別の金額を掲載しています。これがいま公開されている中でもっとも細かい料金情報です。
| プラン | 対象 | 初期費用 | 月額 | ID数の条件 |
|---|---|---|---|---|
| 法人プラン | 法人向けの標準プラン (対象企業の条件の記載なし) |
100,000円(税込110,000円) | 900円(税込990円)/ID | 最低50ID・追加は10ID単位 |
| 中小企業向けプラン (従業員10名未満) |
従業員50名未満で、条件を満たす企業 | 100,000円(税込110,000円) | 9,800円(税込10,780円) | ID登録上限 9 |
| 18,000円(税込19,800円) | ID登録上限 29 | |||
| 27,000円(税込29,700円) | ID登録上限 49 | |||
| 有償LLM 文字追加 (Standard/Premium) |
法人・中小企業向け共通のオプション | — | 120万文字あたり 10,000円(税込11,000円) | — |
2行目から4行目は中小企業向けプランの3区分です(従業員10名未満/30名未満/50名未満)。出典:NTTドコモビジネスオンラインショップ「エクサベース AI」。提供元はNTTドコモビジネスではなく株式会社Exa Enterprise AIであると同ページに明記されています。提供元から直接契約した場合に同じ金額になるかは公表されていません。あわせてNTTドコモビジネスは料金表(Ver.2.1・最終更新2026年7月)をPDFで公開しており、そこには法人向けのほかに自治体向け・教育機関向けのプランも掲載されています。こちらは同時アクセス数で価格が決まる形で、同時アクセス30で月65,000円(税込71,500円)から、同時アクセス3000で月4,680,000円(税込5,148,000円)までの8段階です。
900円/IDという単価は、提供元自身が公表した数字とも一致します。エクサウィザーズが2025年6月30日に公表した価格改訂のお知らせには、基本料金は従来どおり900円/1IDであると記載されています。さらにさかのぼると、2023年5月15日のサービス開始時のリリースには1ユーザーあたり月額900円(税抜)と明記されています(PR TIMES)。単価そのものは、3年以上変わっていないことになります。
なお、2026年7月1日付でサービス名が exaBase 生成AI から exaBase AI(exaBase AI)に変わっています(2026年6月29日発表)。旧名で書かれた記事と新名で書かれた記事が混在しているため、金額を見比べるときは掲載日を確認してください。
中小企業向けプランには、人数以外の条件がある
月額9,800円から使えるのは中小企業向けプランですが、従業員数が50名未満であるというだけでは対象になりません。NTTドコモビジネスの掲載内容では、次の条件がすべて示されています。
- 従業員規模:50名未満。正社員・契約社員・パート・アルバイトなど、雇用契約を締結しているすべての人を合算した数で判定する
- 独立性:上場企業、およびその子会社・関連会社ではないこと
- 除外条件:グループ会社を含めて、年間売上高100億円以上/従業員数500名以上/資本金10億円以上のいずれにも該当しないこと
- 同時アクセス数:中小企業向けプランは同時アクセス30で固定。利用が集中した場合は制限されることがあると記載されている
ここが見落とされやすい点です。従業員20名の会社であっても、上場企業の子会社や関連会社であれば中小企業向けプランの対象にならず、法人プランの最低50IDが適用されます。つまり月額45,000円(税抜)からになります。人数が少ないから安いとは限りません。
従量課金の部分は、いくらかかるのか
exaBase AIは、公式のよくある質問にあるとおり月額制と従量課金制の組み合わせです。表Aの月額はIDの基本料金にあたる部分で、実際に使った分の料金が別に発生します。
現在の従量単価は、提供元の公式サイトでは公表されていません。2025年6月30日の価格改訂のお知らせでは、従量料金についてPremiumが約30%引き、Standardが約10%引き、Economyは変更なしと書かれていますが、改定後の金額そのものは書かれていません。
金額を掲載しているのは取次事業者です。ダイワボウ情報システムのパートナー向けポータル iDATEN(韋駄天)には、次の価格表が掲載されています。
| 区分 | 1,000文字あたり | 掲載されているモデル例 |
|---|---|---|
| Economy | 0円 | GPT-3.5 Turbo、GPT-4o mini、Claude 3 Haiku、Gemini 1.5 Flash |
| Standard | 8円 | GPT-4o、Claude 3.5 Sonnet、Gemini 1.5 Pro |
| Premium | 15円 | GPT-4o-Vision、Claude 3 Opus、海外リージョンのモデル |
出典:iDATEN(韋駄天)「exaBase 生成AI製品プラン」。同ページには掲載日・更新日の記載がなく、2025年7月の値下げが反映された金額かどうかは確認できませんでした。掲載されているモデル名も一世代前のもので、現在の区分と一致しない可能性があります。同ページは旧サービス名で書かれています。
同じページには、1人あたりの平均月額利用料金は約400〜500円という記載があります。入力と出力の合計文字数で数え、対話履歴の文字数も入力に加算されること、画像の読み込みは1枚あたり数円から数十円程度、社内データを参照する仕組み(RAG)は1回の回答生成で70〜80円程度という記載もあります。
文字数の上限は、使うモデルによって変わります。NTTドコモビジネスの製品ページのよくある質問には、標準のEconomyモデルであれば文字数の上限なく利用でき、管理者が設定できるStandardモデルやPremiumモデルなどの高性能モデルを使った場合にのみ利用文字数に上限があると記載されています。上限に達した場合は、120万文字あたり月10,000円(税抜)の追加オプションが用意されています。ただし、StandardとPremiumに最初から何文字ぶん含まれているのかは公表されていません。上位モデルを社内で常用する想定なら、含まれる文字数を見積もりの段階で確認してください。
人数別に、月額がいくらになるか
表Aの条件をそのまま当てはめると、会社の規模ごとの月額は次のようになります。いずれも税抜・従量課金の部分を除いた金額です。
| 会社の状況 | 適用されるプラン | 月額(税抜) | 配れる人数 |
|---|---|---|---|
| 従業員8名・非上場の独立系 | 中小企業向け(10名未満) | 9,800円 | 9人まで |
| 従業員25名・非上場の独立系 | 中小企業向け(30名未満) | 18,000円 | 29人まで |
| 従業員45名・非上場の独立系 | 中小企業向け(50名未満) | 27,000円 | 49人まで |
| 従業員20名・上場企業の子会社 | 法人プラン(中小企業向けは対象外) | 45,000円(最低50ID) | 50人まで |
| 従業員60名・50人に配る | 法人プラン | 45,000円(50ID) | 50人 |
| 従業員100名・全員に配る | 法人プラン | 90,000円(100ID) | 100人 |
| 従業員200名・全員に配る | 法人プラン | 180,000円(200ID) | 200人 |
最低50IDで45,000円という金額は、取次事業者のiDATEN(韋駄天)にも月間ライセンス料 最低基本料金45,000円、51名以上の追加ユーザーは1人900円/月として掲載されています(iDATEN)。2社が独立して同じ金額を掲載していることになります。
読み方は2つです。
- 従業員50名未満で条件を満たす会社にとっては、月額が安い形です。9,800円から始められるサービスは多くありません。ここは素直に強みだと言えます
- 50名を超えると、または上場企業のグループに属していると、金額の性格が変わります。ID数に比例して増えるため、配る人数を決める段階で総額が決まります。100名なら90,000円、200名なら180,000円です
1人あたり課金のサービス全般について、人数が増えたときに何が起きるかはChatGPT法人プランの料金|人数別の総額と選び方で整理しています。
契約前に確認しておく6つのこと
1. 最低契約期間は12か月で、自動更新される
NTTドコモビジネス、iDATENのいずれも最低利用期間12か月と記載しています。NTTドコモビジネスはさらに、契約期間満了の1か月前までに解約手続きを行わない限り、契約期間は自動的に1年間延長されると記載しています(iDATENは更新時も1年単位で自動更新とのみ記載)。試してみて合わなかった場合の出口が1年後になるため、無料トライアルの段階で判断する必要があります。
2. 無料トライアルは1週間
公式のよくある質問には1週間の無料トライアルプランがあると記載されています。申し込みは問い合わせフォームからとされています。12か月の契約に入る前に、この1週間で何を確かめるかを決めておくと判断が早くなります。
3. 中小企業向けプランは同時アクセス30で固定
ID登録の上限とは別に、同時に使える人数の上限があります。朝礼後や締め日など、利用が集中する時間帯がある会社では確認が必要です。
4. 上位モデルの文字数の上限が公開されていない
標準のEconomyモデルは文字数の上限なく使えると記載されていますが、StandardモデルとPremiumモデルには上限があり、その上限が何文字なのかは公表されていません。上位モデルを社内の標準にする想定なら、月あたり何文字まで含まれるかを見積もりの段階で確認してください。ここが分からないと、上位モデルを使う前提での月額を他社と比べることができません。
5. SSOとIPアドレス制限には、設定費が別にかかる
NTTドコモビジネスの料金表には、初期費用・各種設定としてIPアドレス制限設定 25,000円(税込27,500円)、SSO連携設定 50,000円(税込55,000円)、ロゴ設定 200,000円(税込220,000円)が掲載されています。課金タイミングは、初期導入設定だけが初回のみで、この3つはいずれも随時と書かれています。取次のiDATENにも同額(SSO設定費50,000円・IPアドレス設定費25,000円)が掲載されており、そちらには設定作業の回数ごとに費用が発生するという注記があります。社内規程でこれらが必須になっている会社では、初期費用に上乗せして見ておく必要があります。
6. 直接契約と取次で、金額が同じとは限らない
この記事に載せた金額は、いずれも取次事業者が自社サイトに掲載しているものです。提供元である株式会社Exa Enterprise AIから直接契約した場合の金額は公表されていません。提供元と取次の両方から見積もりを取ると、比較の材料が増えます。
人数で金額が動かない形と並べる
exaBase AIの法人プランは、ID数に比例して月額が増える形です。同じ法人向け生成AIでも、人数によらず会社単位で定額という形をとっているサービスがあります。配る人数がまだ決まっていない段階では、この違いが総額に効きます。
| サービス | 提供元 | 月額 | 初期費用 | 人数が増えたときの扱い | その金額で使える量 |
|---|---|---|---|---|---|
| exaBase AI (中小企業向け) |
Exa Enterprise AI | 9,800円/18,000円/27,000円(税抜) | 100,000円(税抜) | 従業員50名以上になると法人プランへ。ID上限9/29/49、同時アクセス30の制限あり | Economyモデルは文字数の上限なし。Standard/Premiumのみ上限あり 上限の文字数は非公表。追加は120万文字=月10,000円(税抜) |
| exaBase AI (法人プラン) |
Exa Enterprise AI | 900円/ID(税抜)・最低50ID=45,000円 | 100,000円(税抜) | ID数に比例して増える | 同上 |
| UPGEAR AI | コプラス | ライト30,000円/スタンダード50,000円/プレミアム100,000円(税抜) | 100,000円(税抜。2026年9月30日までのキャンペーン適用時は0円・条件あり) | 会社単位の定額で、利用人数による課金なし。人数の目安はライト1〜5名、スタンダード6〜20名、プレミアム21〜50名 | ライトで約3,300万文字(GPT-5 mini換算) 上限に近づくと管理者へ複数回メールで通知。上限に達すると停止 |
| ナレフルチャット | CLINKS | プロ 40,000円〜(税抜) | 記載なし | 利用人数無制限と同社サイトに記載 | 月間1,000クレジット(同社サイトでGPT-5利用時に約1,300万文字相当と注記) |
| dailyAI | ソフトバンク | mini 500円/人(税抜)・最低30ユーザー=15,000円〜 | 0円 | 31人目以降も1人500円 | mini で月1,000万トークン |
各社が自社サイトに掲載している内容です(UPGEAR AIの契約期間と初期費用は当社の料金比較ページに掲載)。税抜と明記があるものだけ税抜と書き、記載がないものは記載なしとしています。料金の性格が違うため、月額だけでは総額を比べられません。exaBase AIは基本料金に加えて使った分の従量課金が発生します。ほかの3サービスは定額ですが、いずれも月あたりの利用量に上限があります。上限に達したときの扱いを公表しているのはUPGEAR AIで、上限に近づくと管理者へ複数回メールで通知し、上限に達すると停止すると記載しています。ナレフルチャットとdailyAIについては、上限に達したときの扱いを確認できませんでした。最低契約期間は、exaBase AIが12か月、UPGEAR AIとdailyAIが6か月、ナレフルチャットは確認できませんでした。
使える量の前提もそろっていません。文字数への換算に使っているモデルが各社で違い、軽量モデルで換算した数字は大きく、上位モデルで換算した数字は小さく出ます。exaBase AIにいたっては、基本料金に含まれる文字数そのものが公表されていません。正確に比べるなら、実際に使うモデルを指定して各社に見積もりを出してもらうのが確実です。より多くのサービスを横に並べたい場合は法人向け生成AI38サービスの料金比較で料金体系別に整理しています。
機能とセキュリティは何が公表されているか
金額と違い、機能とセキュリティについては公式サイトに具体的な記載があります。以下は2026年9月7日に公式サイトで確認した内容です。
| 項目 | 公式サイトの記載 |
|---|---|
| 使えるAI | GPT、Gemini、Claudeなど複数のモデル。管理者が使うモデルを選択・切り替えできる |
| データの保存先 | 日本国内のデータセンターで管理。データ処理は国内サーバーで行うと記載 |
| 学習への利用 | 原則としてAPI連携先のサービス改善や生成AIモデルの学習には利用されないと記載。ただし、すべての生成AIモデルについて保証するものではないとも明記されている |
| アクセス制御 | IPアドレス制限、シングルサインオン(SSO)、監査ログ。設定費が別途。NTTドコモビジネスの料金表ではIPアドレス制限設定25,000円、SSO連携設定50,000円(いずれも税抜) |
| 認証 | ISO27001、プライバシーマーク。ISMSクラウドセキュリティ認証、PIMS認証の記載もある |
| 社内データの活用 | RAG機能。PDF・Word・Excelなどに対応し、参照元を表示すると記載 |
| 外部連携 | SharePoint、Slack、Box、Teams、Outlookなど |
| そのほか | プロンプトテンプレート150種以上、AIエージェント機能、音声認識・文字起こし、画像の取り込みと生成、利用状況ダッシュボード |
| 導入までの期間 | 最短1週間と記載 |
| 導入実績 | 1,400社以上(2026年6月時点・同社発表) |
同社は国内シェア1位と表示しており、根拠としてデロイト トーマツ ミック経済研究所と富士キメラ総研の調査を挙げています。いずれも同社が引用しているもので、当編集部で調査元の原典を確認したものではありません。調査の対象年度とカテゴリが限定されている点にご留意ください。
学習への利用について、すべてのモデルを保証するものではないという注記がある点は、社内規程でデータの取り扱いに条件がある会社では確認材料になります。生成AIを社内で使うときのルールの作り方は生成AIの社内ガイドラインの作り方に、点検の手順は生成AIセキュリティ対策チェックリストにまとめています。
配る人数を、金額から切り離す
UPGEAR AIは、ChatGPT・Claude・Gemini・Perplexityを会社単位の定額で使える法人向けプラットフォームです。利用人数による課金はありません。国内サーバー管理・学習利用オフ・利用ログの一元化に対応しています。最低契約期間は6か月です。
よくある質問
exaBase AIの料金はいくらですか?
exaBase 生成AIとexaBase AIは違うサービスですか?
従業員が50名未満なら必ず中小企業向けプランを使えますか?
基本料金に、どれくらいの量が含まれていますか?
従量課金はいくらかかりますか?
定額制のサービスと、どちらが総額を読みやすいですか?
無料トライアルはありますか?
途中で解約できますか?
データは国内に保存されますか?
- 2026年9月8日 NTTドコモビジネスが公開している料金表(Ver.2.1・最終更新2026年7月)を確認し、自治体向け・教育機関向けプランと各種設定費を追記しました。あわせて、標準のEconomyモデルは文字数の上限なく利用できる旨の記載を反映しています
- 2026年9月7日 公開。提供元の公式サイト、NTTドコモビジネスオンラインショップ、iDATEN(韋駄天)、および同社の過去のリリースを確認して作成しました
本記事に掲載している料金・機能・提供条件は、2026年9月7日時点で提供元および取次事業者が自社サイトに公開している情報にもとづいています。税抜・税込の別は掲載元の表記に従っています。提供元から直接契約した場合の金額は公表されていないため、掲載していません。各社が自社で発表している導入社数・シェア等の数値は、第三者による検証を当編集部で確認したものではありません。内容は変更される場合がありますので、契約前には必ず最新情報をご確認ください。比較対象に含まれる UPGEAR AI は、本記事を掲載しているコプラス株式会社が提供しているサービスです。
執筆:中里 吉利(コプラス株式会社 代表取締役)/Interactive Advertising Bureau(IAB)公認 Google デジタルマーケティング認定資格・Google アナリティクス認定資格・Google 広告測定認定資格
