OpenAI、GPT-6.1 Solを公開

COPLUS AI NEWS|朝のAI動向

安く速くなるAIと、追いつかない社内の備え

OpenAIが上位モデルの新版を公開し、高い性能をより低いコストで使える流れが続いています。一方で国内の調査では、社員が個人でAIを使うことへの備えが多くの企業でまだ整っていないことが示されました。道具の進化と社内ルールの差が、今朝の2本から見えてきます。

① OpenAI、「GPT-6.1 Sol」を公開 一部の評価で最上位モデル並みの成果を5分の1のコストでと説明

ITmedia AI+ / 2026年9月30日

OpenAIは9月29日(米国時間)、新モデル「GPT-6.1 Sol」を公開しました。約1週間前に出た「GPT-6 Sol」の後継にあたります。同社は、一部の評価で最上位モデル「GPT-6 Astra」と同等の成果を、タスク当たり5分の1のコストで出せると説明しています(性能はいずれも同社発表の数値です)。ChatGPTの有料プラン(Plus・Pro・Business・Enterprise・Edu)の「ChatGPT Work」と「Codex」で使えるほか(通常のChatは現時点で非対応)、APIの料金は100万トークン当たり入力2ドル、出力10ドルとされています。

💡 コプラスの視点

今回のように、新しいモデルが短い間隔で出ることが増えています。社内で使うAIを1つのモデルに固定せず、用途ごとに性能と費用を見比べて切り替えられる体制にしておくと、値下がりの恩恵を受けやすくなります。

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② デロイト トーマツ調査、生成AIの「個人利用」に承認・教育・事故対応を「実施していない、わからない」企業が74%

デロイト トーマツ グループ(ニュースリリース) / 2026年9月29日

デロイト トーマツ グループは9月29日、企業の不正リスクに関する調査の結果を発表しました。2026年5〜8月に上場・非上場企業を無作為に抽出して行い、397社が回答しています。業務目的でのAIの個人利用について、承認フロー・教育・インシデント対応を「実施していない、わからない」と答えた企業は74%でした。AIへの入出力データを記録・保管している企業は11%、出力結果を定期的または人が監査・レビューしている企業は8%にとどまっています。

💡 コプラスの視点

ルールを作っても、社員が個人のアカウントで使っていれば会社からは見えません。まずは会社として使ってよいAIの環境を用意し、誰が何を入力したかを記録できる状態にすることが、個人利用への一番の備えになります。

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本日のまとめ

AIは高性能なモデルが安く使えるようになり、社員が自分で使い始める理由はますます増えています。それに対して、個人利用への承認や記録の仕組みを持つ企業はまだ少数です。使える道具を会社として先に用意できるかが、これからの差になりそうです。

コプラスは、ChatGPT・Claude・Gemini・Perplexityを1つの環境で安全に使える法人向け生成AI「UPGEAR AI」の提供と、社内ルールづくりの支援を行っています。UPGEAR AIの詳細を見る →