ChatGPTの料金。無料版からEnterpriseまで6プランの月額と、人数別の月額・年額

ChatGPTの料金プランとは、OpenAIが提供するChatGPTの契約区分のことで、2026年9月16日時点の公式料金ページには無料版・Go・Plus・Pro・Business・Enterpriseの6つが並んでいます。結論から言うと、1人で使うなら無料版かPlus、社員に業務で使わせるなら、個人向けプランを各自に持たせるより、2名から契約できるBusinessを会社で契約するほうが管理の面で無理がありません。この記事では6プランの料金を1つの表にまとめ、5人・10人・30人・50人で使った場合の月額と年額を試算します。

ChatGPTの料金は6プラン|無料版からEnterpriseまで

ChatGPTの料金は、個人向けの4プラン(無料版・Go・Plus・Pro)と企業向けの2プラン(Business・Enterprise)に分かれ、金額が公開されていないのはEnterpriseだけです。料金ページのFAQによると、有料プランはユーザー1人あたりの月額料金で、年間プランがあるのはBusinessとEnterpriseです。

プラン一覧と月額を1つの表で(円表示・米ドル表示)

プラン円表示(月額)米ドル表示(月額)対象年払い支払い方法
無料版¥0$0個人――
Go¥1,400$8個人非対応主要なクレジットカード
Plus¥3,000$20個人非対応主要なクレジットカード
Pro¥16,800から$100から個人非対応主要なクレジットカード
Business 標準シート¥3,050(年額課金の場合)
¥3,850(月額課金の場合)
$20(年額課金の場合)
$25(月額課金の場合)
企業(2名から)※ありクレジットカード・デビットカード
Business プレミアムシート¥15,250(年額課金の場合)
¥19,250(月額課金の場合)
$100(年額課金の場合)
$125(月額課金の場合)
企業(2名から)※ありクレジットカード・デビットカード
Enterpriseカスタム価格設定(営業チームに問い合わせ)企業(2名から)※年間プラン請求書払いなどは営業担当に相談

※2026年9月15日〜16日にOpenAIの公式料金ページで確認した金額です。閲覧環境によって円表示と米ドル表示があり、この記事では日本のIPから見た円表示と米ドル表示の両方を載せています。税込か税別かの記載がないため、税の計算はしていません。年払いの可否と支払い方法は公式ヘルプの記載によります。※企業向けプランが2名からである点は、料金ページのFAQの記載によります。

個人向け4プランと企業向け2プランの違い

6プランを分ける一番大きな線は、金額より「誰の契約か」です。料金ページのFAQは、無料版・Go・Plusは個人向けに設計され、BusinessとEnterpriseは企業向けで、ユーザー2名から利用できると説明しています。個人向けは本人のアカウントとカードで契約し、企業向けは会社のワークスペース(組織単位の利用環境)にメンバーを招待します。料金ページの比較表では、個人向け4プランの「セキュリティと管理」の行(SAML SSO、管理コンソール、メンバーの一括管理、SCIMなど)がすべて提供なしです。

表の読み方:Plusと、Businessの標準シート(年額課金の場合)の差は1人あたり月¥50です。どちらも料金ページの表示額どうしの比較で、税の扱いと利用枠が同じかは公式に記載がありません。個人向けの金額だけを見て、会社で契約すると高くつくと判断するのは早計です。

無料版でできること・できないこと

無料版は誰でも¥0で使え、文字中心の調べものや下書きなら試せますが、アップロードの回数と応答の速さに制限があります。比較表の応答時間は「帯域幅と可用性に制限あり」で、Plus以上の「高速」とは区別されています。

無料版のテキストチャットは無制限か

料金ページの無料版欄には「GPT-5.6 Luna でのテキストチャットは無制限」と記載されています(2026年9月16日時点)。同じ欄には「アップロードを含むメッセージ数に上限あり」ともあり、ファイルを添付するやり取りには上限があります。比較表の「通常のテキストチャット」は無料版からProまで「無制限*」で、合理的な範囲での使用と各種ポリシーへの準拠が条件だと注記されています。

学習への利用は「無効化可能」、つまり本人が設定でオフにする方式です。社員が各自の判断で無料版を業務に使っている状態は、会社が把握していない利用、いわゆる野良AI(シャドーAI)と同じ構造になります。会社として無料版の利用を認めるなら、学習の設定を誰が確認するのか、どの情報を入力してよいのかを先に決めておく必要があります。

Goの料金と注意点

Goは、円表示で月額¥1,400(米ドル表示で$8)の、無料版とPlusの間にある個人向けプランです。料金ページの見出しは「長めの会話に最適」で、比較表ではコンテキストの上限がPlusと同じ一方、応答時間は無料版と同じ「帯域幅と可用性に制限あり」です。年払いには対応していません。

Goの広告表示と、業務で使うときの注意

料金ページのGo欄には「このプランには広告が表示される場合があります」という記載があります(2026年9月16日時点)。広告表示の記載があり、管理機能もないため、この記事の人数別の試算ではGoを会社で配る候補から外しています。

Plusの料金とできること

Plusは、円表示で月額¥3,000(米ドル表示で$20)の個人向けプランで、仕事で毎日使う個人の選ばれやすい選択肢です。料金ページの見出しは「高度な作業や生産性向上に最適」で、欄には画像生成、deep research、メモリとコンテキスト、プロジェクトとカスタムGPT、Codexの上限の拡大が並びます(内容は機能の差の表を参照)。

欄の末尾には「制限が適用されます」とあり、公式ヘルプ「ChatGPT Plus とは?」も、混雑時にはメッセージ数の上限などの利用制限が設けられる場合があると説明しています。同ヘルプが挙げる利点は、アクセス集中時の優先利用、無料プランより多くのメッセージ、高度な推論機能へのアクセス、応答速度の向上です。年間払いには対応せず毎月の請求で、返金は申請でき承認後は通常5〜10営業日です。学習オフの手順や経費精算の考え方はChatGPT Plusの料金と使い方で解説しています。

Proの料金|$100と$200の2段階

Proは、円表示で「月額¥16,800から」(米ドル表示で「月額$100から」)の個人向け上位プランで、$100と$200の2段階があります。公式ヘルプ「ChatGPT Pro プランの概要」によると、両者の主要機能は同じで、違いは利用可能枠です。$100はPlusの5倍、$200はPlusの20倍の利用量が適用されます。

無制限という表現には注意が必要です。Proのプランページには「メッセージとアップロードの無制限利用」とありますが、同ヘルプは一部のモデルに個別の利用枠があり、$100は$200より枠が少ないと書き、枠を引き上げる設定やサポートによる上限のリセットはないと明記しています。

※円表示の料金ページにあるのは「月額¥16,800から」までで、$200のProの円建て価格は表示されていません(2026年9月16日確認)。この記事では円に換算していません。

$200のPro(Pro 20X)は新規登録が一時停止中(2026年9月10日現在)

同ヘルプには、2026年9月10日現在、$200のPro(Pro 20X)への新規登録とアップグレードを一時的に停止していると書かれています。既存の$200の契約と、$100の新規・既存の契約は影響を受けません。ただし公式ヘルプ「サブスクリプションのキャンセル」によると、$200の契約が終了すると、一時停止が解除されるまで再度購入できません。個人用の$200のProとBusinessワークスペースの契約は独立しています。規約上の注意はChatGPT Proの料金と注意点にまとめています。

Businessの料金|標準シートとプレミアムシート

Businessは会社で契約するセルフサービス型の企業向けプランで、円表示の標準シートは月¥3,050(年額課金の場合)・月¥3,850(月額課金の場合)、対象は「従業員数2~200名のチーム向け」です。料金ページには、ChatGPT・ChatGPT Work・Codexの機能、Google Workspace・Slack・GitHub・Microsoft 365などとの連携、SAML・SSO・MFAによる安全なワークスペース、請求と管理の一元化、利用状況の分析と支出管理、ワークスペースエージェントが挙がり、「デフォルトではビジネスデータを学習に使用しません」と書かれています。

旧TeamプランがいまのBusiness

公式ヘルプの名称変更FAQによると、2025年8月29日時点でChatGPT TeamプランはChatGPT Businessに名称変更されました。名称変更の時点(2025年8月29日)では、名称のみの変更で機能・価格・制限は変わらないと案内されています。請求書と領収書の表記がBusinessに変わるだけで、請求プロセスに変更はないと書かれています。

月額プランと年額プランの単価差・2シートから

標準シートは年額プランが月¥3,050、月額プランが月¥3,850で、1人あたり月¥800、12か月で¥9,600の差です。年額プランは年払いで、公式ヘルプ「請求とシートの管理」は「Standard シート:8 × $20 × 12か月 = $1,920」という例を示しています。同じ考え方で円表示にあてはめると、標準シート1人あたり年¥36,600です(公式ヘルプの例は米ドルで、円建ての請求例は示されていません)。

契約にはワークスペースごとに2シート以上が必要で、標準シートとプレミアムシートは自由に組み合わせられます。人数別の選び方はChatGPT法人プランの料金でも扱っています。

プレミアムシートは標準シートの5倍の利用枠

プレミアムシートは円表示で月¥15,250(年額課金の場合)・月¥19,250(月額課金の場合)で、料金ページでは「標準シートの5倍の利用枠(5時間ごとの利用上限なし)」と説明されています。利用量の多い人だけをプレミアムシートにする構成が取れます。

割り当てていないシートにも請求され、上限は200シート

公式ヘルプ「請求とシートの管理」によると、各請求サイクルの開始時に、ワークスペースのすべてのシートについて、メンバーに割り当てられているかどうかにかかわらず料金が請求され、未使用のシートは原則として返金されません。追加は即時に日割りで請求され、削減は次回の請求サイクルから反映されます。年間プランで追加したシートは契約期間の終わりまで残ります。

また、2026年8月24日以降、Businessの契約1件あたりの標準シートとプレミアムシートの合計上限は200シートで、それ以上が必要ならEnterpriseの検討が案内されています(それより前に作成されたワークスペースには以前の上限が適用)。料金ページの脚注によると、BusinessとEnterpriseではクレジットを追加購入して利用を増やせます。公式ヘルプ「Enterprise、Edu、Business プランのカスタム料金設定」は、Businessのユーザーには高度な機能にシートごとの利用上限があり、ワークスペースでクレジットを購入していれば上限を超えても共有プールから使い続けられ、購入は任意だと説明しています。

標準か、プレミアムか。席を選ぶ前に契約の形を見直す

シートの種類を人ごとに選び分けると、誰にどの席を割り当てたかの管理が増えていきます。UPGEAR AI(アップギアAI)は、ChatGPT・Claude・Gemini・Perplexityを1つの契約で使える法人向けサービスです(人数無制限)。

Enterpriseの料金|価格は営業に問い合わせ

Enterpriseに公表された定価はなく、料金ページには「カスタム価格設定」とあり、営業チームへの問い合わせで決まります。契約は年間プランで、請求書払いなどは営業担当に相談します。公式ヘルプによると、組織単位で購入し、個人が直接サインアップすることはできません。シートは、ChatGPTの各機能を使う標準のChatGPTシートと、Codexだけを使うCodexシートの2種類です。

注意したいのは使い放題に見える表現です。公式ヘルプは、対象の基本モデルで実質的にメッセージを無制限に送れるとしつつ、それは利用料金が発生しないという意味ではないと明記しています。また、超過上限は既定で設定されていないため、請求タブで必ず上限を設定するよう案内しています。詳しくはChatGPT Enterpriseの料金で解説しています。なお料金ページのFAQによると、非営利団体はOpenAI for NonprofitsでBusinessかEnterpriseを最大75%割引で利用できます。

BusinessとEnterpriseの違い

2026年8月24日以降に作成したBusinessワークスペースは合計200シートが上限で、請求書払いはBusinessでは使えず(公式ヘルプ)、Enterpriseは営業担当に相談する形です。Enterpriseの公式ページとヘルプは、SCIM、Compliance API、監査機能を挙げています。

項目BusinessEnterprise
申し込みセルフサービス組織単位で購入。営業チーム経由
シート数2シート以上。合計200シートが上限(2026年8月24日以降に作成)200シート超の案内先
支払いカードのみ。請求書払い・銀行振込は不可請求書払いなどは営業担当に相談
学習への利用デフォルトではビジネスデータを学習に使用しないデフォルトでは会話・ファイル・出力を学習に使用しない
SSO・アカウント管理SAML・SSO・MFAドメイン認証・SSO・SCIM
監査・ログ利用状況の分析と支出管理Compliance API、監査機能、ガバナンス機能
契約期間月額プラン・年額プラン年間プラン
利用量の上限高度な機能にシートごとの上限。クレジット購入で継続可契約単位の共有クレジットプール。シートごとの上限は既定でなし
Codex各シートに含む(利用上限付き)Codexシート(利用ベースで、1人あたりの月額固定費なし)

※2026年9月16日に料金ページ・公式ヘルプ・Enterprise製品ページで確認。Enterpriseについては、公式製品ページがSLA付きの24時間365日サポートを挙げ、米ドル建て従量課金を契約した新規Enterprise顧客向けの料金表には、リージョン内処理(データレジデンシー)は標準料金の1.1倍と記載されています。個人向け4プランのデータレジデンシーは、料金ページの比較表で提供なしです。

無料版と有料版の違い

無料版と有料版の主な違いは、アップロードの上限、応答の速さ(Plus以上)、一度に扱える文章の量、使える機能の範囲です。学習設定と管理機能は無料版からProまで同じです。

項目無料版GoPlusPro
応答時間制限あり制限あり高速高速
通常のテキストチャット無制限*無制限*無制限*無制限*
GPT Instantのコンテキスト上限27K(約12ページ分)54K(約40ページ分)54K(約40ページ分)128K(約250ページ分)
GPT推論のコンテキスト上限場合によって異なる256K(約320ページ分)256K(約320ページ分)400K(約680ページ分)
学習への利用無効化可能無効化可能無効化可能無効化可能
管理機能(SSO・管理コンソール等)なしなしなしなし

※2026年9月16日に料金ページの比較表で確認。応答時間の「制限あり」は原文では「帯域幅と可用性に制限あり」。*は合理的な範囲での使用と各種ポリシーへの準拠が条件という注記です。

プラン別に使えるモデルの違い

料金ページの無料版欄には「GPT-5.6 Luna でのテキストチャットは無制限」、Plus欄には「GPT-5.6 による高度なリーズニングモデル」、Pro欄には「GPT-6 Astra による Pro 推論」と記載されています(2026年9月16日時点)。ただしPlusのプランページ上部には「GPT-6 モデル」とあるなど表記は揃っておらず、公式ヘルプも利用できるモデルは随時変わるのでモデル選択メニューで確認するよう案内しています。モデル名より、表の上限と速さで比べるほうが判断が長持ちします。

機能の差(画像生成・deep research・ファイル分析・GPT・プロジェクト)

機能Plus欄の記載Pro欄の記載
画像生成より高度で正確な画像生成高速かつ無制限の画像作成
deep researchdeep research の拡張deep research を最大限に利用
プロジェクト・カスタムGPTプロジェクト、スケジュール済みタスク、カスタム GPTプロジェクト、タスク、カスタム GPT の拡張
CodexCodex の利用上限が拡大Codex の最大タスク数

ファイル分析は、公式ヘルプがPlusの拡張機能として、画像生成、ファイルのアップロードと分析、Deep Research(提供地域のみ)などを挙げています。カスタムGPTを社内で共有したい場合、比較表の「ワークスペースでGPTを共有」は個人向けではProだけが「はい」なので、共有を前提にするならワークスペースエージェントも含むBusinessが候補です。

コンテキスト長の差(一度に読める量)

コンテキスト長とは、AIが1回のやり取りで参照できる文章の量です。上の表のとおり、推論を使う場合、Go・Plusは約320ページ分、Proは約680ページ分が目安です。約320ページ分に収まる資料ならPlusで足り、それを超える資料を一度に読ませるならProの差が効きます。

支払い方法・表示通貨・解約の扱い

chatgpt.comで購入する場合、Enterprise以外の有料プランはカード払いで、表示通貨は閲覧環境で変わります。社内資料に金額を書く前に、どの表示を見たかと税の扱いを決めておくと混乱を防げます。

円表示とドル表示の違い(為替と税の書き方)

同じ料金ページでも、閲覧環境によって円表示(Plus¥3,000)と米ドル表示(Plus$20)があり、この記事では日本のIPから見た円表示と米ドル表示の両方を載せています。円表示はページに出ている金額そのもので、ドルに為替レートを掛けた値とは限らないため、この記事では換算していません。料金ページには税込か税別かの記載もないので、稟議書では確認日と表示の種類を添え、税の扱いは実際の請求書で確かめてから書くのが安全です。

支払い方法(カード・アプリ内課金)

料金ページのFAQによると、Go・Plus・Pro・Businessは主要なクレジットカードで購入できます。Businessはクレジットカードとデビットカードに対応し、請求書払いや銀行振込は使えません。公式ヘルプ「サブスクリプションのキャンセル」は、購入元としてchatgpt.com・Apple App Store・Google Playを挙げています。

アプリ経由で課金するときの注意

公式ヘルプ「二重請求を避ける」によると、サブスクリプションは購入元ごとに管理され、古い購入元で解約する前に別の購入元で登録すると、料金を重ねて払う可能性があります。同ヘルプは、複数の端末で使うならchatgpt.comで登録するのが最も簡単な方法だと案内しています。会社で費用を負担するなら、購入元をchatgpt.comに揃えるルールにしておくと管理が楽です。アプリ内課金とWebの価格差については、公式ヘルプに記載がありません。

解約とその後の扱い

公式ヘルプ「サブスクリプションのキャンセル」によると、解約は購入元で行います。chatgpt.comでは「設定」の「請求」から、Businessは「ワークスペース設定」の「請求」にある「プランの管理」から手続きし、Businessの解約ができるのはワークスペースの所有者だけです。注意点は次のとおりです。

  • アプリを削除しても解約されない
  • 次回の請求日の24時間以上前に解約する
  • 解約後も、現在の請求期間の終わりまでは有料機能を使える
  • キャンセルしても、過去の請求が自動的に返金されるわけではない
  • ChatGPTアカウントを削除しても、Apple App Storeのサブスクリプションは解約されない
  • Apple経由の返金はAppleに、chatgpt.comとGoogle Play経由はOpenAIのサポートに申請する

プランを変える場合、公式ヘルプ「ChatGPT Pro プランの概要」によると、上位プランへの変更はすぐに適用されて請求サイクルがリセットされ、下位プランへの変更は次回の更新時に適用されます。

APIとCodexの料金

ChatGPTの月額料金に、APIの利用は含まれません。Codexはプランごとに含まれ方が違います。

APIの料金はサブスクリプションと別契約

API(自社のシステムからOpenAIのモデルを呼び出す仕組み)について、公式ヘルプ「ChatGPT Plus とは?」は別料金と明記しています。Enterpriseでも、ワークスペースのメンバーがAPIプラットフォームの組織に自動で加わるわけではないと公式ヘルプに書かれています。画面で使う契約と開発で使う契約は、分けて管理する前提で考えてください。

Codexの料金体系とCodexシート

Codex(コードの作成や修正をAIに任せるツール)は、Plus欄に「Codex の利用上限が拡大」、Pro欄に「Codex の最大タスク数」とあります。Businessは各シートにCodexが利用上限付きで含まれます。Enterpriseには、ChatGPTを含まずCodexだけを使うCodexシートがあり、公式ヘルプは利用ベースで1人あたりの月額固定費はないと説明しています。

人数分を持たせると月いくら・年いくらか(5人・10人・30人・50人)

社員に配る場合、PlusとBusinessの標準シート(年額プラン)の総額はほぼ同じで、Businessの月額プランやProを選ぶと差が開きます。料金ページの円表示の月額に人数を掛けて計算しました。

人数別の月額(円表示の月額×人数)

プラン(1人あたり月額)5人10人30人50人
Plus(¥3,000)¥15,000¥30,000¥90,000¥150,000
Business 標準・年額プラン(¥3,050)¥15,250¥30,500¥91,500¥152,500
Business 標準・月額プラン(¥3,850)¥19,250¥38,500¥115,500¥192,500
Business プレミアム・年額プラン(¥15,250)¥76,250¥152,500¥457,500¥762,500
Business プレミアム・月額プラン(¥19,250)¥96,250¥192,500¥577,500¥962,500
Pro(¥16,800から)¥84,000から¥168,000から¥504,000から¥840,000から

人数別の年額(円表示の月額×人数×12か月)

プラン(1人あたり月額)5人10人30人50人
Plus(¥3,000)¥180,000¥360,000¥1,080,000¥1,800,000
Business 標準・年額プラン(¥3,050)¥183,000¥366,000¥1,098,000¥1,830,000
Business 標準・月額プラン(¥3,850)¥231,000¥462,000¥1,386,000¥2,310,000
Business プレミアム・年額プラン(¥15,250)¥915,000¥1,830,000¥5,490,000¥9,150,000
Business プレミアム・月額プラン(¥19,250)¥1,155,000¥2,310,000¥6,930,000¥11,550,000
Pro(¥16,800から)¥1,008,000から¥2,016,000から¥6,048,000から¥10,080,000から

※料金ページの円表示の月額(2026年9月16日確認)×人数×12か月で計算した目安です。税は足していません。Businessの年額プランは年払いで、公式ヘルプの例は米ドルで、円建ての請求例は示されていません。PlusとProは年払い非対応のため月額の12か月分です。Proは「月額¥16,800から」で計算し、$200の段階は含めていません。Businessは2シート以上・合計200シートまでの範囲です。Goは広告表示の記載があり管理機能もないため除いています。

表から読み取れること

第1に、PlusとBusinessの標準シート(年額プラン)の差は1人あたり月¥50で、50人でも年¥30,000です。どちらも料金ページの表示額どうしの比較で、税の扱いと利用枠が同じかは公式に記載がありません。ほぼ同じ表示額で、SSO、請求と管理の一元化、利用状況の分析、デフォルトでの学習除外といった管理機能が付きます。

第2に、Businessの月額プランは年額プランより1人あたり月¥800高く、10人で年¥96,000、50人で年¥480,000の差です。ただし年額プランで追加したシートは契約期間の終わりまで残るため、人数が読めない初年度は月額プランで始める考え方もあります。

第3に、全員をプレミアムシートにすると10人で年¥1,830,000です。利用量の多い人だけをプレミアムシートにすれば、総額を抑えられます。

組み合わせの例(年額プラン)月額年額
10人(標準8・プレミアム2)¥54,900¥658,800
30人(標準27・プレミアム3)¥128,100¥1,537,200
50人(標準45・プレミアム5)¥213,500¥2,562,000

AIの費用を部門別に管理する方法は生成AIのコスト管理で解説しています。

個人プランを社員に配るか、会社で契約するか

複数の社員が業務で使うなら、個人向けプランを各自に契約させて経費精算するより、会社でBusiness以上を契約するほうが無理がありません。理由は料金ではなく、個人向けプランに会社が管理する仕組みがないことです。

複数人・会社で使うなら個人プランを配らず法人プランに

確認する点社員が各自でPlusを契約会社でBusinessを契約
契約の単位社員本人のアカウントとカード会社のワークスペース(2シート以上)
学習への利用本人が設定でオフにする方式デフォルトで学習に使用しない
管理コンソール・SSO提供なし請求と管理の一元化、SAML・SSO・MFA
利用状況の把握会社から確認する仕組みがない利用状況の分析と支出管理
支払いのまとめ方社員ごとに毎月の請求。年払いは非対応ワークスペースで一括。月額プランと年額プラン
アカウントの共有利用規約で禁止される行為として公式ヘルプに列挙人数分のシートを契約
解約の手続き本人が購入元で行うワークスペースの所有者が行う

※料金ページの比較表と、公式ヘルプ「ChatGPT Pro プランの概要」「請求とシートの管理」「サブスクリプションのキャンセル」の記載によります(2026年9月16日確認)。

経費精算の形で見落としやすいのは3点です。1つ目は、学習設定が本人任せになり、会社が全員の設定を確かめる仕組みがないこと。2つ目は、契約とアカウントが本人のものなので、退職や異動のときに管理者がメンバーを外す手続きがなく、業務の会話やファイルが本人側に残る形になること。3つ目は、公式ヘルプがアカウントの認証情報を他者と共有する行為を利用規約で禁止される行為として挙げており、部署で1つのPlusを回す節約策は取れないことです。

Enterpriseに移るときの注意:公式ヘルプによると、組織によっては招待を承諾する際に個人用ワークスペースの統合が求められ、個人のチャットやファイルは組織の管理下に移り、統合は元に戻せません。個人向けの有料サブスクリプションは自動的に解約され、未使用分は一部返金されます。

個人契約から会社の契約へ切り替える前のチェックリスト

  • 誰がどのプランを、どの購入元で使っているか一覧にするchatgpt.com・App Store・Google Playと購入元が分かれていると、解約の手続きも分かれます。
  • シート数とプレミアムシートにする人を決める割り当てていないシートにも請求されるため、予備は買わずに始めます。
  • 月額プランか年額プランかを決める年額プランで追加したシートは契約期間の終わりまで残ります。
  • カード払いで問題ないか確認する請求書払いが必要ならEnterpriseを営業に相談します。
  • 個人契約の解約日を揃える次回の請求日の24時間以上前に、各自の購入元で解約してもらいます。

選び方の判断基準(利用頻度・用途・人数)

先に人数で個人向けか企業向けかを分け、次に利用頻度と用途でプランやシートを決めると判断しやすくなります。

判断の軸当てはまる状況候補
人数使うのは自分1人無料版・Plus・Pro
人数社内の2〜200名で使うBusiness
人数200シート超、または請求書払いが必要Enterprise
利用頻度週に数回、文字のやり取りが中心無料版
利用頻度毎日使い、混雑時にも待ちたくないPlus・Business標準シート
利用頻度上限に頻繁に当たるPro・Businessプレミアムシート
用途約320ページ分を超える資料を一度に読ませるPro

用途・利用者タイプ別のおすすめ

料金ページの見出しは、無料版が「日常のタスクに役立つインテリジェンス」、Plusが「高度な作業や生産性向上に最適」、Proが「調査やコーディングに最適」、Businessの標準シートが「日常業務に最適」です。これを利用者のタイプに当てはめると次のようになります。

  • まず個人で試したい人:無料版から始め、アップロードの上限や応答の遅さが気になったらPlus。
  • 仕事で毎日使う個人事業主:Plusが基本。長い資料やCodexを多用するならProの$100の段階と比べる。
  • 社員に使わせたい経営者・総務:Businessの標準シートを年額プランで人数分、利用量の多い人だけプレミアムシート。
  • 調査や開発が中心の人:deep researchやCodexを多く使うならPro。会社の開発者なら、BusinessのプレミアムシートやEnterpriseのCodexシートとも比べる。
  • 非営利団体:OpenAI for Nonprofitsの最大75%割引の対象になるかを営業チームに問い合わせる。
  • 監査対応が必要な会社・情報システム部門:Enterpriseの公式ページ・ヘルプはSCIM、Compliance API、監査機能を挙げている。請求書払いはBusinessでは使えず(公式ヘルプ)、Enterpriseは営業に相談。

会社で安全に使うには|学習させない設定・管理・複数AIの使い分け

会社で安全に使うには、プランに加えて、学習の設定、アカウントの管理、入力してよい情報のルールの3つをそろえる必要があります。

個人向けプランで学習をオフにする手順

公式ヘルプ「データコントロールに関する FAQ」によると、Webではプロフィールアイコンから「設定」を開き、「データコントロール」の「すべての人のためにモデルを改善する」をオフにします。設定はアカウント全体に適用されます。ただし別の公式ヘルプは、オプトアウトしていても「良い回答」などのフィードバックを付けると、その会話全体が学習に使われることがあると書いています。Codexには、フル環境でのトレーニングに関する個別の設定があり、ChatGPT側の設定を変えても変わりません。

管理と社内ルール

企業向けプランにしても、どの情報を入力してよいか、出力をどう確認するかは自社で決める必要があります。ルールの作り方は生成AIの社内ガイドラインの作り方をご覧ください。

会社が契約を用意しても、配られなかった社員が個人のアカウントで使い始めることがあります。個人契約を放置すると、学習設定や退職時の扱いが本人任せのまま残ります。社内で使われている生成AIを把握する考え方は野良AI(シャドーAI)とはで解説しています。

ChatGPT以外の選択肢も比べる

ClaudeやGeminiなど他社の生成AIにも有料プランがあり、料金の数え方は各社で異なります。Claudeの料金、Geminiの有料版、主要4AIの使い分け、複数のAIを1つの環境で使うマルチAI、法人向け生成AIサービスの比較もあわせて確認してください。複数のAIを個別に法人契約すると、人数×サービス数で費用が増え、管理画面も分かれます。

社員ごとの個人契約を、会社の1契約にまとめる

UPGEAR AIは、ChatGPT・Claude・Gemini・Perplexityの4つのAIを1契約・1画面で使える法人向けプラットフォームです。管理者ダッシュボードで利用ログ・権限・モデルのON/OFFを管理でき、基盤はAWSの日本リージョンで稼働しています。料金は月額30,000円(税抜)からで、ユーザーごとの課金はありません(人数の目安はライト1〜5名・スタンダード6〜20名・プレミアム21〜50名)。別途、初期費用100,000円(税抜)がかかります。

UPGEAR AIの詳細を見る

よくある質問(FAQ)

ChatGPTの有料プランは日本円でいくらですか?
日本から表示した公式料金ページの円表示では、Goが月額¥1,400、Plusが月額¥3,000、Proが月額¥16,800から、Businessの標準シートが月¥3,050(年額課金の場合)・月¥3,850(月額課金の場合)です(2026年9月16日確認)。Enterpriseは営業チームへの問い合わせです。税込か税別かの記載はなく、表示通貨は閲覧環境で変わります。
ChatGPTの無料版と有料版の違いは何ですか?
主な違いは、アップロードの上限、応答の速さ(Plus以上)、一度に扱える文章の量、使える機能の範囲です。料金ページの比較表では、応答時間は無料版とGoが帯域幅と可用性に制限あり、PlusとProが高速です。GPT Instantのコンテキスト上限は無料版27K、Go・Plus 54K、Pro 128Kです。学習への利用を本人が無効化できる点と、管理機能がない点は無料版からProまで同じです。
ChatGPTは一日に何回まで使えますか?
料金ページに1日あたりの回数は示されていません。通常のテキストチャットは無料版からProまで無制限(合理的な範囲での使用が条件)とされる一方、無料版はアップロードを含むメッセージ数に上限があり、Plusも混雑時には利用制限が設けられる場合があると公式ヘルプに書かれています。
ChatGPTに課金すべきか、どう判断すればよいですか?
文字のやり取りが中心で応答を待っても困らないなら、無料版で十分です。ファイルの添付が多い、混雑時に待ちたくない、長い資料を読ませたいといった場面が増えたらPlusを検討します。社員に業務で使わせるなら、2名から契約できるBusinessを会社で契約するかを判断してください。
社員に個人のPlusを契約させて経費精算してもよいですか?
表示額はBusinessの標準シート(年額課金の場合で月¥3,050)とほぼ同じですが(税の扱いと利用枠が同じかは公式に記載がありません)、個人向けプランには管理コンソールやSSOがなく、学習設定も解約も本人任せになります。アカウントの共有は利用規約で禁止されているため、1つの契約を複数人で使うこともできません。
Businessの年額プランは月額プランよりどれくらい安いですか?
円表示では、標準シートが年額課金の場合で月¥3,050、月額課金の場合で月¥3,850なので、1人あたり月¥800、12か月で¥9,600の差です。プレミアムシートは月¥15,250と月¥19,250で、1人あたり月¥4,000の差です。年額プランは年払いで、年間プランで追加したシートは契約期間の終わりまで残ります。
BusinessとEnterpriseはどちらを選べばよいですか?
200名以下でカード払いに支障がなければ、セルフサービスで始められるBusinessが候補です。2026年8月24日以降に作成するBusinessワークスペースは合計200シートが上限で、請求書払いはBusinessでは使えないと公式ヘルプに書かれています。それを超える場合や請求書払いが必要な場合は、Enterpriseを営業チームに相談してください。Enterpriseの公式ページとヘルプは、SCIM、Compliance API、監査機能を挙げています。
ChatGPT Proの$200プランは今から契約できますか?
公式ヘルプによると、2026年9月10日現在、$200のPro(Pro 20X)への新規登録とアップグレードは一時停止されています。既存の$200の契約と$100のProは影響を受けませんが、$200の契約が終了すると、一時停止が解除されるまで再度購入できません。

参考にした公式ページ(確認日つき)

この記事の料金と条件は、次の公式ページで2026年9月15日〜16日に確認した内容だけを基にしています。契約前に最新の表示を確認してください。

  • ChatGPT 料金ページ https://chatgpt.com/ja-JP/pricing/ (2026年9月15日・16日)
  • ChatGPT プラン Plus・Pro https://chatgpt.com/ja-JP/plans/plus/ ・ https://chatgpt.com/ja-JP/plans/pro/ (2026年9月16日)
  • ヘルプ「ChatGPT Plus とは?」 https://help.openai.com/ja-jp/articles/6950777 (2026年9月16日)
  • ヘルプ「ChatGPT Pro プランの概要」 https://help.openai.com/ja-jp/articles/9793128 (2026年9月16日)
  • ヘルプ「データコントロールに関する FAQ」 https://help.openai.com/ja-jp/articles/7730893 ・ https://help.openai.com/ja-jp/articles/5722486 (2026年9月16日)
  • ヘルプ 名称変更FAQ https://help.openai.com/ja-jp/articles/12111915 (2026年9月16日)
  • ヘルプ「請求とシートの管理」 https://help.openai.com/ja-jp/articles/8792536 (2026年9月16日)
  • ヘルプ「サブスクリプションのキャンセル」 https://help.openai.com/ja-jp/articles/7232927 ・「二重請求を避ける」 https://help.openai.com/ja-jp/articles/20001043 (2026年9月16日)
  • ChatGPT Enterprise 製品ページ https://chatgpt.com/ja-JP/business/enterprise/ とEnterprise関連ヘルプ(8265053・11165333・20001001・20001415)、ヘルプ「Enterprise、Edu、Business プランのカスタム料金設定」 https://help.openai.com/ja-jp/articles/11487671 (2026年9月16日)

まとめ

ChatGPTの料金は、個人向けの無料版・Go・Plus・Proと、企業向けのBusiness・Enterpriseの6プランです。円表示ではGoが月額¥1,400、Plusが月額¥3,000、Proが月額¥16,800から、Businessの標準シートが月¥3,050(年額課金の場合)で、Enterpriseは営業への問い合わせです。表示通貨は閲覧環境で変わり、税の記載もないため、社内資料では確認日と表示の種類を添えてください。$200のProは2026年9月10日現在、新規登録が一時停止されています。

社員に業務で使わせるなら、個人向けプランを各自に持たせるより、2名から契約できるBusinessが基本です。Plusとの差は1人あたり月¥50で(どちらも料金ページの表示額どうしの比較で、税の扱いと利用枠が同じかは公式に記載がありません)、ほぼ同じ表示額で管理機能が付きます。割り当てていないシートにも請求され、合計200シートが上限なので、それを超える場合や請求書払いが必要な場合はEnterpriseを相談してください。

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