Claudeの料金プラン比較|無料・Pro・Max・Team・Enterprise・API

Claudeの料金は、無料版(Free)と個人向けの有料プランPro・Max、会社向けのTeam・Enterprise、開発者が使った量に応じて払うAPIに分かれた料金体系です。業務の情報を扱うなら、月額の差より先に、入力した内容がデフォルトでモデルのトレーニングに使われない会社向けのプランか、会社が管理する環境かで判断するのが安全です。この記事では、2026年9月16日に日本から表示した公式の料金ページをもとに、全プランの金額と違い、使用量の上限、会社で使う前に確認することを整理します。Claudeそのものの特徴やChatGPTとの違いはClaudeとはで解説しています。

Claudeの料金プラン一覧(Free・Pro・Max・Team・Enterprise・API)

Claudeの有料プランは、個人向けがPro年払いの月18ドル相当(月払いは22ドル)から、会社向けがTeamスタンダードの年払いでシートあたり月22ドルからで、APIだけが使った量に応じた料金です。いずれも日本から料金ページを開いたときの、消費税10%込みの米ドル表示です。

プラン対象日本から見た料金(税込表示)税抜の表示支払いの周期
Free個人・お試し0ドル0ドル―
Pro個人月払い 月22ドル/年払い 月18ドル相当(220ドルを一括請求)月20ドル/年払い 月17ドル相当(200ドル一括)月払い・年払い
Max個人(使用量が多い人)月110ドルから月100ドルから申込画面で確認
Team スタンダード2〜150名のチーム年払い シートあたり月22ドル/月払い 27.50ドル20ドル/25ドル月払い・年払い
Team プレミアム2〜150名のチーム年払い シートあたり月110ドル/月払い 137.50ドル100ドル/125ドル月払い・年払い
Enterprise大きな組織シートあたり月22ドル+APIレートでの使用量シートあたり月20ドル+使用量年払いのみ
API自社のシステム・ツールに組み込む開発者100万トークンあたりのモデル別単価(APIの節で解説)税の扱いは請求時に確認使った量に応じて請求

※料金は2026年9月16日に、日本から表示した公式の料金ページ(claude.com/ja/pricing)の金額です。税抜の欄は、同じページに税抜で載っている金額です。為替の前提を置かないため、円には換算していません。料金・プランの内容は変更されることがあるため、申し込みの前に公式ページで確認してください。

個人向けと会社向けの分かれ目は、金額より管理と学習の扱い

表の上半分のFree・Pro・Maxは個人が自分のアカウントで契約するプラン、Team・Enterpriseは会社が契約して社員に配るプランです。Pro月払いの22ドルとTeamスタンダード年払いの22ドルのように、1人あたりの金額が近いところもあります。分かれ目は金額よりも、料金表の「モデルのトレーニング」の表記(個人向けはオプトアウト、会社向けはデフォルトではなし)と、一元的な請求と管理・SSOといった会社が管理する機能の有無です。APIはどちらとも別の料金表で、チャットの画面ではなく、自社のシステムからClaudeを呼び出すときに使います。

日本から開くと、消費税込みの金額が表示される

日本から料金ページを開くと「Prices include 10% JCT」(日本の消費税10%込み)と書かれた金額が表示されます。同じページには「表示価格には該当する税金は含まれていません」と注記された税抜の金額も載っていて、Proの月払いが22ドルと20ドルの2通りで紹介されるのはこのためです。ネットで見かける20ドルという数字は税抜の表示です。

社内の稟議書や経費精算で金額を書くときは、通貨・税込か税抜か・確認した日の3点を添えると、あとから読む人が迷いません。

記入例:Claude Pro 年払い 220ドル(消費税10%込みの表示。日本から公式の料金ページで2026年9月16日に確認)。円での支払額は為替とカード会社の換算で決まるため、見積もりの段階では米ドルのまま書き、精算はカード明細の円の金額で行うと、差額の説明が少なくなります。

無料版(Free)でできることと制限

無料版は、0ドルで基本のチャットを試せるプランですが、業務の中心に置くには、使える機能とモデルが限られます。

料金ページの比較表で、無料版でも「はい」になっているのは、ウェブ検索・メモリ・Artifacts・音声モード・シークレットチャット・Skills・コネクターです。モデルはSonnetとHaikuが使えます。一方、Claude Code・Claude Cowork・Claude Design・Claude Science・プロジェクト(チャットやドキュメントを整理する機能)・Research・Claude in Chrome・Claude for Microsoft 365は「いいえ」で、上位のモデルであるOpusとFableも使えません。

使用量は、5時間ごとに区切りが移動していくローリング方式の制限で決まります。公式のFAQは固定のメッセージ数はないと説明しており、何回まで送れるという数字は公表されていません。有料のProは、5時間あたり無料版の少なくとも5倍の使用量とされています。

会社目線の注意:無料版は料金表の「モデルのトレーニング」が「オプトアウト」(本人が設定で止める方式)です。社員が無料版に業務の文書を貼り付けていないかは、会社からは見えません。個人アカウントの業務利用が広がる経路は野良AI(シャドーAI)とはで解説しています。

Proの料金(月払い・年払い)と機能

Proは、個人で仕事に使う人向けの基本の有料プランで、日本から見ると月払いは月22ドル、年払いは月18ドル相当(220ドルを一括請求)です。税抜ではそれぞれ20ドル、17ドル相当(200ドル一括)です。

料金カードには、Freeのすべての機能に加えて、次の内容が並びます。

  • より多くの使用量(5時間あたり無料版の少なくとも5倍)
  • Claude Code・Claude Cowork・Claude Design・Claude Scienceを含む
  • チャットやドキュメントを整理する無制限のプロジェクト、Researchへのアクセス
  • より多くのClaudeモデル(Opusなど)、Claude for Microsoft 365

年払いと月払いを12か月で比べると、日本から見た税込表示で264ドル(22ドル×12か月)と220ドルになり、差は44ドルです。ただし支払いは原則として返金されないため、年払いは1年使い続ける見込みが立ってから選ぶほうが無難です。上位モデルのFableは、Proの欄が「使用クレジット」と表示されており、使用量の範囲内で自由に使えるモデルとしては書かれていません。使う予定があれば、申し込み前に公式ページの注記を確認してください。なお、Fableと同じベースモデルでありながら、審査を通った組織にだけ提供されているモデルの位置づけはClaude Mythosとはで整理しています。

Maxの料金と、5倍・20倍の選び分け

Maxは、Proの5倍または20倍の使用量を選べる個人向けの上位プランで、日本から見ると月110ドルからです(税抜は100ドルから)。

料金カードには「すべてのタスクで高い出力上限」「高度な Claude 機能への早期アクセス」「高トラフィック時の優先アクセス」とあります。混雑時の優先アクセスは、個人向けではMaxだけの項目です。Fableの欄は「週次制限の50%*」と表示されています。20倍を選んだ場合の金額はカードに表示されていないため、申込画面で確認してください。

選び分けの目安は、Proで上限に届く頻度です。

  • Proの上限にときどき届く程度なら、Proのまま使用クレジット(後述)で乗り切るか、上限のリセットを待つ
  • Proの上限に毎週のように届くなら、まず5倍を試す
  • 5倍でも週の途中で止まるなら、20倍を検討する

Maxは使用量が増えても個人向けのプランで、学習の扱いはProと同じ「オプトアウト」、会社から管理する機能もありません。会社として使用量の多い人に配るなら、Teamのプレミアムシート(スタンダードの5倍の使用量)が比較の相手になります。

Teamの料金(スタンダード/プレミアムシート・2〜150名)

Teamは、2〜150名のチーム向けの会社契約で、スタンダードシートは日本から見ると年払いでシートあたり月22ドル、月払いで27.50ドルです。

シート年払い(シートあたり月額)月払い使用量
スタンダード22ドル(税抜20ドル)27.50ドル(税抜25ドル)Proより多い
プレミアム110ドル(税抜100ドル)137.50ドル(税抜125ドル)スタンダードの5倍

料金カードには「一元的な請求と管理」「シングルサインオン(SSO)」「デフォルトでコンテンツをモデルのトレーニングに使用しない」が並びます。SSOは、社内で使っているアカウントでまとめてログインできる仕組みです。個人向けのPro・Maxとの違いは、金額よりもこの3点にあります。

※Teamを人数別に払った場合の年額(税込)、適格請求書(インボイス)、支払い方法、請求書の受け取り方は、Claude Teamの料金|円・税込の人数別総額と法人契約で詳しく解説しています。

Enterpriseの料金(シート料金+使用量)と管理機能

Enterpriseは、シート料金にAPIレートでの使用量を足す料金体系で、シート料金は日本から見ると月22ドル(税抜20ドル)、支払いは年払いのみです。

Teamまでと違い、支払額は使った量で変わります。予算を組むときは、シート数だけでなく、どの部署がどの程度使うかの見込みを先に置く必要があります。

料金ページのEnterprise欄には、管理とセキュリティの機能として、SCIM(社内のアカウント名簿と連動してアカウントを作成・削除する仕組み)、監査ログ、カスタムデータ保持(会話データを残す期間を会社で決める機能)、ロールベースのアクセス制御(役割ごとに使える範囲を分ける仕組み)などが並びます。社員数が多く、情報システム部門が名簿やログを一括で管理したい組織向けのプランです。

TeamとEnterpriseのどちらにするか

Teamは1シートあたりの月額で支払いが決まるため、人数が決まれば年間の予算が立ちます。Enterpriseは使用量で支払いが変わる代わりに、名簿との連動や監査ログ、データの保持期間の設定といった管理の機能が料金ページに並びます。社内規程や取引先との約束で、利用の記録やデータの保持期間を会社で決める必要があるかどうかが、判断の分かれ目です。

Enterpriseの最低シート数、人数別の年額、セルフサービス型と営業支援型の違い、Teamから移行するときの注意点は、Claude Enterpriseとは?料金の仕組み・人数別の年額・Teamとの違いで詳しく整理しています。

APIの料金(トークン単位の従量課金・モデル別単価・バッチ割引)

APIは、自社のシステムやツールからClaudeを呼び出すための従量課金で、料金は100万トークンあたりの入力と出力の単価で決まります。トークンは、AIが文章を数える単位です。

モデル入力(100万トークンあたり)出力(100万トークンあたり)
Fable 5.110ドル50ドル
Opus 55ドル25ドル
Sonnet 52ドル10ドル
Haiku 4.51ドル5ドル

※2026年9月16日に公式の料金ページのAPIタブで確認した単価です(2026年9月15日時点の公式ドキュメントの単価と同じ値)。APIタブにも消費税込みの表記がありますが、数値は公式ドキュメントの単価と同じため、税の扱いは請求時に確認してください。

公式が多くの用途で最初に試すよう案内しているOpus 5について、使えるプランや人数別の月額の目安、会社で使う前の確認点はClaude Opus 5の解説にまとめています。

急がない処理をまとめて依頼するバッチ処理を使うと、50%節約できると料金ページに記載があります。出力の単価は入力の5倍に設定されているため、長い文章を書かせる使い方ほど費用が増えます。

APIの月額は、扱う文章の量・出力の長さ・モデルの選び方で大きく変わるため、この記事では試算を置きません。まず小さく試して、請求画面で実際の金額を確かめてから広げるのが確実です。APIの料金は、Pro・Teamなどのチャットのプランとは別の料金表で、月額のプランに入っていても、APIの利用分は別に払います。

APIとチャットのプラン、どちらを使うか

社員が画面で質問や文書作成に使うなら、チャットのプラン(Pro・Teamなど)が向いています。月額が決まっているので予算を立てやすく、上限に達したときに待つか、上位プランに移るか、使用クレジットで続けるかを選ぶ仕組みのため、月額以外の支払いは自分で選んだときに生じます。一方、社内システムに文章の要約や分類を組み込む、問い合わせへの返信の下書きを自動で作るといった、人が画面を操作しない使い方はAPIの領域です。APIは使った量がそのまま請求になるため、利用量の上限や請求の監視の仕組みを、開発の段階で決めておく必要があります。

使用量の上限と、上限に達したあとの料金(5時間・週次・使用クレジット)

Claudeのチャットのプランは、5時間ごとのローリングの制限と、有料プランではさらに週単位の制限で使える量が決まり、上限に達したら待つ・上位プランへ移る・使用クレジットで続けるの3つから選ぶ仕組みです。

公式のFAQによると、プランごとの使用量の関係は次のとおりです。

  • Pro:5時間あたり無料版の少なくとも5倍
  • Max:5時間あたりProの5倍または20倍
  • Team:スタンダードシートはProより多く、プレミアムシートはスタンダードの5倍

公式のFAQは固定のメッセージ数はないと説明しており、何回まで使えるかは数字で示されていません。Claude Codeもチャットと同じ制限を共有します。上限に達したときは、リセットを待つ、上位のプランに移る、有料プランなら使用クレジットをオンにして標準のAPIレートで作業を続ける、のいずれかを選びます。

経費の注意:使用クレジットをオンにすると、月額とは別に使った分の支払いが生じます。社員の個人契約を経費で認める場合は、使用クレジットをオンにしてよいか、上位プランへの切り替えは誰が判断するかを先に決めておくと、精算のたびに確認する手間が減ります。

固定の回数がないため、1日に何回までという形の社内ルールを作っても、上限に届くかどうかは判断できません。代わりに、上限に達したときは待つのか、上長に相談するのか、使用クレジットを使ってよいのかという手順を決めて共有しておくと、現場で止まったときに迷いません。

プラン別に使えるモデルと機能(Cowork・Research・コンテキスト)

無料版と有料の個人プランの差は、Claude CodeやCowork、Research、プロジェクトといった仕事向けの機能と、上位モデルのOpus・Fableが使えるかどうかにあります。

項目FreeProMax
Claude Code・Cowork・Design・Scienceいいえはいはい
プロジェクト・Researchいいえはいはい
Claude in Chrome・Claude for Microsoft 365いいえはいはい
ウェブ検索・メモリ・Artifacts・音声モード・シークレットチャット・Skills・コネクターはいはいはい
Sonnet・Haikuはいはいはい
Opusいいえはいはい
Fableいいえ使用クレジット週次制限の50%*
コンテキストウィンドウ200k200k200k
高トラフィック時の優先アクセスいいえいいえはい
SSO・一元的な請求と管理・監査ログ・使用状況の分析いいえいいえいいえ

※2026年9月16日に公式の料金ページの個人向け比較表で確認した表記です。「*」の条件は料金ページの注記を確認してください。

コンテキストウィンドウは、AIが一度に読んで考慮できる文章の量で、個人向けは全プランで200k(20万トークン)です。長い契約書や議事録を一度に読ませたいという理由だけで個人向けのプランの中で上位に移っても、この値は変わりません。上位プランで増えるのは、主に使用量と使えるモデルです。

表の最後の行のとおり、個人プランには会社がまとめて管理する機能がありません。Pro・Maxに課金しても、会社から見える範囲は無料版と同じです。

個人のPro・Maxでは見えない利用を、会社が見える形に

社員が個人で課金したClaudeは、会社から利用状況も会話の中身も確かめられません。UPGEAR AI(アップギアAI)は、ChatGPT・Claude・Gemini・Perplexityを1つの契約で使える法人向けサービスです(人数無制限)。

Claude Codeはどのプランで使えるか

Claude Codeは、Pro・Max・Team・Enterpriseのすべての有料プランに含まれ、追加の契約なしで使えます。Pro・Max・Teamでは月額の使用量の範囲で使え、チャットなど他の機能と同じ使用量の制限を共有します。Enterpriseはシート料金に使用量が含まれないため、Claude Codeの利用分もAPIレートで請求されます。無料版では使えません。

Claude Codeは、プログラムの作成や修正を手伝う開発者向けのツールです。チャットと同じ枠から使用量が引かれるため、開発で長時間使うと、同じ5時間の枠や週の枠で使えるチャットの量が減ります。公式のFAQは、ヘビーな利用の場合にConsoleアカウントのAPIクレジットへ切り替えられると案内しています。切り替えるとAPIの単価による従量課金になるため、月額とは別の予算が必要です。

会社で決めること:社員が個人のProでClaude Codeを使う場合、会社のソースコードが個人アカウントを通ることになります。学習の設定が本人任せになる点はチャットと同じです。社内のコードを扱わせるかどうかは、開発部門の判断に任せず、会社のルールとして決めておくと安全です。

学習利用・データの扱いのプラン差

料金ページの「モデルのトレーニング」の行は、Free・Pro・Maxが「オプトアウト」、Team・Enterpriseが「デフォルトではなし」で、個人向けと会社向けで初期の扱いが分かれます。

プラン料金表の表記意味会社から確認できるか
Free・Pro・Maxオプトアウトトレーニングへの利用を止めるには、本人が設定で止める方式できない(一元的な請求と管理・使用状況の分析・監査ログがいずれも「いいえ」)
Teamデフォルトではなしカードに「デフォルトでコンテンツをモデルのトレーニングに使用しない」と記載社員ごとの設定に頼らない。請求と管理は会社で一元化
Enterpriseデフォルトではなし同上。監査ログ・カスタムデータ保持などの機能あり監査ログなどの機能あり

注意したいのは、Pro・Maxに課金しても、表記は無料版と同じ「オプトアウト」のままだという点です。有料プランに入っただけで学習の扱いが変わるわけではありません。社員が設定を止めたかどうかは本人の画面でしか分からず、会社側から一括で確かめる機能は個人プランにはありません。

個人プランで会社から見えないもの

料金ページの比較表で、Free・Pro・Maxが「いいえ」になっている管理の行を、会社から見た意味に置き換えると次のようになります。

料金表の行(個人プランは「いいえ」)会社から見て分からないこと
一元的な請求と管理誰がどのプランを契約し、いくら払っているか
使用状況の分析誰がどのくらいの頻度で使っているか
監査ログいつ、どのような操作があったか
シングルサインオン(SSO)会社のアカウントでログインを管理できるか

これに、学習の扱いがオプトアウト方式で本人の設定次第である点が加わります。個人プランの業務利用を認めるかどうかは、この4行と学習の設定を会社として受け入れられるかどうかの判断です。

全プランで使えるシークレットチャットについては、学習の設定がオンでも学習に使われないと公式のプライバシーセンターに記載があります。ただし入力した内容がサービスに送られることは変わらないため、社内で使うかどうかを決めておく項目です。入力してよい情報の線引きは、生成AIの社内ガイドラインの作り方で解説しています。

用途・規模別のプランの選び方

プラン選びは、金額の比較より先に、業務の情報を入れるかどうかで2つに分けると迷いません。

  1. 業務の情報を入れない(個人の学習・試用):無料版で試し、仕事向けの機能や使用量が足りなければPro。使用量が毎週足りなければMax
  2. 業務の情報を入れる:学習がデフォルトで使われない会社向けのプラン(Team・Enterprise)か、会社が管理する環境を選ぶ
  3. 会社向けの中での規模:2〜150名のチームならTeam。SCIM・監査ログ・データ保持期間の設定を求める組織はEnterprise。自社のシステムに組み込むならAPI
状況目安のプラン理由
経営者や担当者が1人で試したいFree→Pro業務情報を入れない範囲なら、まず無料で相性を確かめられる
数名の部署で日常的に使うTeam スタンダード学習がデフォルトでなし、請求と管理を一元化できる
一部の人だけ使用量が多いTeam スタンダード+プレミアム使用量の多い人だけプレミアムシート(スタンダードの5倍)にする
社員数が多く、名簿やログを一括管理したいEnterpriseSCIM・監査ログ・カスタムデータ保持などがある
社内システムや自社サービスに組み込むAPI使った量に応じた従量課金で、モデルを選べる

個人のProを経費で払う場合と、Teamスタンダードの差

社員それぞれにProを契約させて経費で払う方法と、Teamスタンダードを会社で契約する方法を1人あたりで比べると、差は年払いで月約3.7ドル(年額ではPro 220ドル、Teamスタンダード 264ドルで差は44ドル)、月払いで月5.50ドルです。

1人あたり月額(税込表示)個人のProTeam スタンダード差
年払い18ドル相当22ドル約3.7ドル(年44ドル)
月払い22ドル27.50ドル5.50ドル

この差で変わるのは、学習の表記が「オプトアウト」から「デフォルトではなし」になること、請求と管理を1か所にまとめられること、SSOが使えること、使用量がProより多くなることです。Teamは2名から契約でき、人数分をまとめた年額はClaude Teamの料金の記事で計算しています。

支払い方法・為替・請求書払い・解約と返金

個人向けのPro・Maxはクレジットカード払いで、請求書払いには対応しておらず、支払いは原則として返金されません。

  • 支払い方法:料金ページの個人向け比較表では、支払いはクレジットカード、請求書払いは全プラン「いいえ」です
  • 年払い:請求のFAQでは、年間サブスクリプションはProとTeam、Enterpriseは年払いのみと案内されています
  • 為替:表示は米ドルです。円での支払額は、カード会社の換算レートと換算日で決まります
  • 返金:「支払いは原則として返金不可」とされ、例外は消費者向けの利用規約に別段の定めがある場合と、現地の法律で義務付けられている場合です
  • アプリ経由の申し込み:iPhoneのアプリからApp Store経由で申し込んだ場合、返金はAppleが対応します

解約しても、年払いの残りの期間分が戻るとは限りません。経費で認める場合は、申し込みの経路(ウェブかアプリか)を申請書に書いてもらうと、領収書の発行元や返金の窓口で迷いません。

※Team・Enterpriseの支払い方法、適格請求書(インボイス)の扱いは、Claude Teamの料金の記事をご覧ください。

ChatGPT・Geminiとの料金比較

個人向けの有料プランの月額は、Claude ProとChatGPT Plus、Google AI Proで近い水準ですが、通貨と税の表示の条件がそろっていないため、単純に安い・高いは決められません。

項目Claude ProChatGPT PlusGoogle AI Pro
月額の表示月22ドル(月払い)/年払い 月18ドル相当月3,000円(日本から表示した円)/20ドル(米ドル表示)月2,900円
税の表示日本からは消費税10%込み料金ページに記載なし税込・税別の記載なし
年払いありヘルプで年間払いに非対応と案内ヘルプでは年単位も選べると案内(年額は料金ページに表示なし)
学習の扱い(個人向け)オプトアウト無効化可能アクティビティの保存をオフにする個人アカウントの設定
会社向けの契約Team スタンダード 年払い 月22ドル(税込表示)Business 標準シート 年額課金 月20ドル(米ドル表示)Google Workspace(Starter 年間プラン 月800円・税別)など

※ChatGPTは2026年9月15〜16日、Googleは2026年9月16日に各社の公式ページで確認した表示です。表示通貨は閲覧環境で変わります。Google AI Proは個人のGoogleアカウント専用で、Google Workspaceの利用者はGeminiのアドオンを申し込むよう公式FAQで案内されています。

上位のプランは、Claude Maxが月110ドルから(税込表示)、ChatGPT Proが月16,800円から(円表示)、Google AI Ultraが月14,500円からです。3社とも、個人向けのプランでは学習の扱いが本人の設定次第で、学習の扱いを会社向けの条件にした契約が別に用意されている点が共通しています。各サービスの詳細はChatGPT Plusの料金、Google AI Proの料金、Geminiの有料プラン、ChatGPTの法人プランの料金で解説しています。

会社向けの契約どうしで比べると

会社向けの契約は、3社とも学習の扱いを会社向けの条件にそろえています。ChatGPT Businessは従業員数2〜200名のチーム向けで、料金ページに「デフォルトではビジネスデータを学習に使用しません」とあり、日本から表示した円表示では標準シートが年額課金で月3,050円、月額課金で月3,850円です。Google Workspaceは年間プランで1ユーザーあたり月800円・1,600円・2,500円(税別)で、Starterから「Gemini アプリで AI とチャット」などの機能が含まれ、生成AIのプライバシーの説明ページには、コンテンツが許可なくドメイン外で生成AIモデルのトレーニングに使われることはないと記載されています。Claude Teamは2〜150名のチーム向けで、デフォルトでコンテンツをトレーニングに使用しません。1人あたりの金額だけでなく、社内で主に使う文書ツールや、どのAIを使いたい社員が多いかも合わせて比べると、契約の組み合わせを決めやすくなります。

社員が個人のPro・Maxを仕事で使う前に確認すること

社員から個人のProを仕事で使いたい、経費で落としたいと言われたら、許可するかどうかの前に、次の6点を本人と確認します。

  • モデルのトレーニングの設定を止めているか個人プランはオプトアウト方式です。止めた画面を本人に見せてもらう以外に、会社から確かめる方法はありません。設定を止めても、高評価・低評価のボタンで送ったフィードバックは関連する会話ごと最長5年保存され、学習に使われることがあると公式のプライバシーセンターに記載があります。
  • シークレットチャットを使うか全プランにある機能です。学習の設定がオンでも学習に使われないと公式に記載があります。入力内容がサービスに送られる点は変わらないため、使う・使わないを社内で決めます。
  • Claude Codeで会社のソースコードを扱うか有料プランに含まれるため、開発者は追加の申請なしに使い始められます。扱ってよいコードの範囲を決めます。
  • コネクターで会社のGoogle WorkspaceやSlackなどをつなぐかコネクターは全プランで使えます。会社の業務サービスを個人アカウントにつなぐと、会社の情報が個人の契約を通ることになります。
  • 使用クレジットや上位プランへの切り替えを誰が判断するか月額以外の支払いが生じるため、上限と承認者を決めておきます。
  • 申し込みの経路(ウェブかApp Storeか)App Store経由では返金をAppleが対応します。領収書と返金の窓口が変わるため、申請書に書いてもらいます。

6点のうち1つでも会社として許容できない項目があれば、個人契約の経費精算ではなく、会社の契約に切り替える判断になります。

社員への回答文例

判断は、禁止する、条件付きで許可する、会社の契約に切り替える、の3通りです。社員に返すときの文例を挙げます。

判断回答文例
禁止する業務の情報を個人のClaudeに入力することは認めていません。業務の情報を含まない調べものや文章の練習にとどめてください。仕事で必要な場面があれば、会社の契約を検討しますので用途を教えてください。
条件付きで許可する次の条件を守る場合に限り、Proの利用と経費精算を認めます。モデルのトレーニングの設定を止めた画面を提出すること、回答への高評価・低評価のボタンを使わないこと、顧客名・個人情報・未公開の数字を入力しないこと、使用クレジットをオンにしないこと、申し込みの経路を申請書に書くこと。
会社の契約に切り替える同じ使い方をしたい人が複数いるため、会社で契約した環境を用意します。準備ができるまでは、業務の情報を個人のClaudeに入力しないでください。

個人契約が部署ごとに増えたときの棚卸し

Claude Pro、ChatGPT Plus、Google AI Proなどの個人契約が部署ごとに経費で積み上がっている場合は、まず次の項目で一覧にします。

項目書く内容理由
利用者と部署氏名・部署異動や退職のときに解約を確認する相手を把握する
サービスとプランClaude Pro(年払い)など同じ用途で複数のサービスを払っていないかを見る
表示の通貨と税米ドル・消費税込みの表示などClaudeは日本から税込表示、ChatGPT PlusとGoogle AI Proは料金ページに税の記載がなく、そのままでは比べられない
支払いの周期と次の更新日月払い・年払い、更新日年払いは返金が原則不可のため、更新前に続けるかを決める
学習の設定止めているか、確認した日個人プランでは本人の画面でしか確かめられない
入力している情報の種類社内資料・顧客の情報など会社の契約に移す優先順位を決める

年間の総額は、月払いは月額×12か月、年払いは一括の金額で出し、通貨ごとに分けて合計します。米ドルと円を足すときは、換算に使ったレートと日付を併記しておくと、翌年の比較がしやすくなります。個人契約が会社から見えないまま広がる状態の対策は、野良AI(シャドーAI)とはと生成AIのセキュリティ対策チェックリストで整理しています。

会社でClaudeを安全に使うには

会社でClaudeを使うときは、学習させない設定を社員任せにせず会社側で決め、利用の記録を会社で確認でき、配る相手とルールを決めた環境で使うのが基本です。

学習させない設定を会社側で決める。個人プランのオプトアウトは本人の操作次第です。Team・Enterpriseのように学習がデフォルトで使われない契約か、会社が一括で学習の扱いを決められる環境を選ぶと、社員ごとの設定漏れを防げます。

利用の記録を会社で確認できるようにする。個人プランは使用状況の分析と監査ログがいずれも「いいえ」です。誰がどのくらい使っているかが分からないと、費用の見直しも事故の調査も難しくなります。

配る相手とルールを決めて配る。環境を用意しても、入力してよい情報の範囲と、出力を人が確認する工程がなければ事故は防げません。ルール文書は生成AIの社内ガイドラインの作り方を、費用の管理は生成AIのコスト管理を参考にしてください。

Claude以外のAIとの使い分けも考えておく。業務によっては、ChatGPTやGemini、Perplexityのほうが合う場面もあります。AIごとの得意分野は主要4AIの違いと使い分け、複数のAIを1つの環境で使う方法はマルチAIとは、法人向けサービスの横並びは法人向け生成AIサービスの比較で解説しています。

Claudeを含む4つのAIを、会社の管理のもとで

UPGEAR AIは、ChatGPT・Claude・Gemini・Perplexityを1画面で切り替えて使える法人向けプラットフォームです。全モデルで学習非利用を標準適用し、会話履歴・利用ログ・アカウントは国内サーバー(AWSの日本リージョン)で管理します。管理者ダッシュボードで利用ログ・権限・モデルのON/OFFを扱えます。料金は月額30,000円(税抜)からで、ユーザーごとの課金はありません(人数の目安はライト1〜5名、スタンダード6〜20名、プレミアム21〜50名)。

UPGEAR AIの詳細を見る

よくある質問

Claudeは無料でどこまで使えますか?
無料版では、チャット、ウェブ検索、メモリ、Artifacts、音声モード、Skills、コネクターが使え、モデルはSonnetとHaikuです。Claude Code、Cowork、プロジェクト、Researchは使えず、上位モデルのOpusとFableも対象外です。使用量は5時間ごとのローリングの制限で決まり、固定のメッセージ数は公表されていません。
Claude Codeは別料金ですか?
Pro・Max・Team・Enterpriseのすべての有料プランに含まれ、追加の契約なしで使えます。Pro・Max・Teamでは月額の使用量の範囲で使え、チャットなど他の機能と同じ使用量の制限を共有します。Enterpriseはシート料金に使用量が含まれないため、Claude Codeの利用分もAPIレートで請求されます。ヘビーに使う場合は、ConsoleアカウントのAPIクレジットに切り替えられると公式のFAQで案内されており、その場合はAPIの単価で従量課金になります。
Claudeの料金は日本円でいくらですか?
公式の料金ページは米ドル表示で、円での金額は表示されていません。日本から開くと、Proは月払いで月22ドル、年払いで月18ドル相当(220ドルを一括請求)と、消費税10%込みの米ドルで表示されます。円での支払額はカード会社の換算レートと換算日で決まるため、見積もりは米ドルのまま書き、精算はカード明細の円の金額で行うと分かりやすくなります。
Claudeの料金に消費税はかかりますか?
日本から公式の料金ページを開くと、Prices include 10% JCTという表記とともに、消費税10%込みの米ドルでPro・Max・Team・Enterpriseの料金が表示されます(2026年9月16日確認)。税抜で掲載されている金額とは違います。APIについては税の扱いの表示が分かりにくいため、請求時に確認してください。
請求書払いはできますか?
個人向けのPro・Maxは、料金ページの比較表で請求書払いが「いいえ」になっており、支払いはクレジットカードです。会社で請求書払いやインボイス(適格請求書)の扱いを求める場合は、Team・Enterpriseの支払い方法を、申し込み前に公式の料金ページとヘルプで確認してください。
社員が個人で契約したProを業務に使ってもよいですか?
業務の情報を入れるなら、おすすめしません。Proの学習の扱いは料金表で「オプトアウト」とされ、本人が設定で止める方式です。個人プランには一元的な管理や使用状況の分析の機能がなく、会社から設定や利用状況を確かめられません。許可する場合も、学習の設定、Claude Codeやコネクターの使い方、使用クレジットの扱いを先に決めておく必要があります。
Proは年払いにすると安くなりますか?
日本から見た税込表示で、月払いを12か月続けると264ドル、年払いは220ドルの一括請求で、差は44ドルです(税抜では240ドルと200ドルで、差は40ドル)。ただし支払いは原則として返金されないため、途中でやめる可能性があるなら、月払いから始めるほうが安全です。
使用量の上限に達したら追加料金がかかりますか?
上限に達したときは、リセットを待つ、上位プランに移る、有料プランなら使用クレジットをオンにして標準のAPIレートで続ける、の3つから選びます。待つ場合は料金は変わりません。使用クレジットをオンにした場合や上位プランに移った場合は、それまでの月額とは別の支払いが生じます。

まとめ

Claudeの料金は、無料版、個人向けのPro(日本から見て月22ドル、年払いなら月18ドル相当)とMax(月110ドルから)、会社向けのTeam(スタンダードは年払いでシートあたり月22ドル)とEnterprise(シート料金+使用量)、そして使った量で払うAPIに分かれています。日本から見る料金ページは消費税10%込みの米ドル表示で、税抜の金額とは別物です。

プランの差は金額だけではありません。個人向けのFree・Pro・Maxは学習の扱いがオプトアウト方式で、課金しても変わらず、会社から設定や利用状況を確かめる機能もありません。Team・Enterpriseは学習がデフォルトで使われず、請求と管理を会社でまとめられます。業務の情報を扱うなら、会社向けの契約か、会社が管理する環境を選ぶのが基本です。

社員から個人のProを仕事で使いたいと言われたら、学習の設定、シークレットチャット、Claude Code、コネクター、使用クレジット、申し込みの経路の6点を確認し、禁止・条件付き許可・会社の契約への切り替えのどれにするかを決めてください。法人のAI活用に関する他の記事はAI活用コラム一覧をご覧ください。