Perplexityの料金プラン。無料・Pro・Max・Enterpriseの違いと会社での選び方

Perplexityの料金とは、無料のStandard、個人向けのProとMax、法人向けのEnterprise ProとEnterprise Max、それに開発用のAPI Platformに分かれた料金体系です。会社で選ぶ時は、いちばん安い席を探すより、社員が入れた内容を学習に使わせない契約かどうか、管理者が席と請求を見られるかどうかで決めるのがよいでしょう。そもそもPerplexityがどんなサービスなのかから知りたい方は、Perplexityとは何かをまとめた記事を先に読んでみてください。

Perplexityの料金プラン一覧|無料・Pro・Max・Enterpriseを横断で見る

Perplexityの料金は、個人向けと法人向けを1つの表に並べてみると、違いがつかみやすくなります。個人向けは無料・Pro・Max・Education Proの4つ、法人向けはEnterprise ProとEnterprise Maxの2つです。API Platformだけは別枠で、ウェブやアプリの有料プランとは申し込む入口から違ってきます。

2026年10月13日に公式の料金ページを見たところ、Proは年額請求の場合で月17ドル、Maxは年額請求の場合で月167ドルと表示されていました。1年分に直すと、Proは17ドル×12か月で年204ドル、Maxは167ドル×12か月で年2,004ドルとなります。個人向けの月払いの金額は、料金ページには表示がありません。

プラン確認できた料金主な対象会社で見るところ
Standard(無料)0ドルあまり使わない方、試しに使ってみたい方基本検索は使えますが、管理者が席を管理する仕組みはありません
Perplexity Pro年額請求の場合 月17ドル(1年分に直すと年204ドル)調べ物やファイルの読み込みをよく使う方AI Data Retention(学習用のデータ保持)は最初からオンで、オフにするのは本人の設定になります
Perplexity Max年額請求の場合 月167ドル(1年分に直すと年2,004ドル)上位のAIモデルや新しい機能をたくさん使う方Proより上の個人契約ですが、席の管理はできません
Education Pro公式ヘルプ日本語版の本文に金額の表示なし認証を受けた学生や教育者会社の通常の契約とは分けて考えましょう
Enterprise Pro公式ヘルプは1席月40ドルまたは年400ドル。料金ページは年額請求で1席月34ドル(2026年10月13日確認)会社で席と請求を管理したい組織表示が2通りあるので、契約前に見積もりで確かめておきたいところです
Enterprise Max公式ヘルプは1席月325ドルまたは年3,250ドル。料金ページは年額請求で1席月271ドル(2026年10月13日確認)利用の上限や管理機能を重く見る組織組織に1名以上いると、一部の管理機能が組織全体で使えるようになります
API Platformクレジットの購入または自動チャージ自社のサービスや社内ツールから呼び出す開発の用途月額プランとは別の料金になります

料金表を見る時は、税の扱いにも気をつけたいところです。Perplexity公式のドル建ての表示には税の記載がないため、ここでは税を足さずに書いています。円に直した金額は、どれも1ドル=150円で計算した場合の参考値として見てください。

※Perplexityの料金とプラン内容は、2026年10月13日に確認した公式料金ページ、公式ヘルプ、ソフトバンク公式ページ(個人向け)の内容をもとにしています。ソフトバンク経由の法人向けEnterprise Proの料金は、2026年9月20日にソフトバンクの法人向けページで確認したものです。

実際に最初に決めておきたいのは、社員に個人プランを立て替えてもらうのか、会社としてEnterpriseを契約するのか、という点になります。調べ物の量だけで見れば、Proで足りる方もいるでしょう。ただ、会社の情報を入れるのであれば、学習に使われるかどうかと管理者の機能を先に確かめてみてください。

無料版とProの違い|調べ物担当だけならProから試す形になります

無料版とProの違いは、検索の深さ、AIモデルの選び方、ファイルの扱い、画像や動画の生成あたりに出てきます。無料版は試してみる入口としては便利ですが、毎日の仕事で調べ物をする方だと、上限や機能の差に早めに気づくことになるでしょう。

公式ヘルプでは、無料版の基本検索は事実上無制限と説明されています。その一方で、Pro検索はごく少数しか使えず、高度なAIモデルや画像生成、プレミアムサポートにはアクセスできません。料金ページのよくある質問には、無料プランにも週ごとの利用制限付きで上位のAIモデルが含まれるとあります。ただ、回数の書き方が資料ごとにそろっていないので、細かな回数は使う前に画面で確かめてみてください。

Proになると、Pro Searchを使える範囲が広がり、高度なAIモデル、画像と動画の生成、専用のサポート窓口、プロジェクトごとに最大50個までのファイルアップロードが使えるようになります。公式のPro紹介ページには、1回の答えに付く引用元が増えることや、ファイルや写真のアップロードが増えること、Researchを使える範囲が広がることも書かれています。根拠をたくさん確かめたい方や、PDFやCSVを読み込ませたい方ほど、無料版との差を感じやすくなります。

会社で見ておきたい差は、便利さよりも入力したデータの扱いです。Free、Pro、MaxではAI Data Retentionが最初からオンになっていて、オフにするにはAccount settingsからPreferencesへ進み、AI data retentionのスイッチを切ることになります。ただし、オフにして対象から外れるのは、オフにした日より後に集められるデータだけです。それより前に集められた学習用のデータは、削除や除外が出来ないと説明されています。

個人Proを会社で使うのであれば、調べ物を担当する方にだけ配る形が現実的でしょう。10人全員に個人Proを年額で配ると、年204ドル×10人で年2,040ドル、1ドル=150円なら306,000円になります。30人なら年6,120ドル、同じ計算で918,000円となり、少人数で試すのとはまったく別の大きさの出費になってしまいます。

無料版で足りるか迷っている方は、まず使う場面を3つほど書き出してみてください。ニュースの確認、競合の調査、社内資料の読み込みのうちどれが多いかが分かると、Proが要る方と無料のままでよい方を分けやすくなります。個人Proの細かな使い方はPerplexity Proの記事に回して、ここからは会社の費用と管理の話を続けます。

Max・Education Pro・APIの位置づけ|月額だけで判断しない

Max、Education Pro、API Platformは、Proの上位版としてひとまとめにせず、それぞれ別のものとして見たほうが分かりやすくなります。Maxは個人向けの上位プラン、Education Proは教育向け、APIは開発で使う別料金の入口、と分けて考えてみましょう。

Maxは、Proの全機能に加えて、高度なAIモデルのフルラインアップに同社の言う「最高レベルのアクセス」が付き、新しい製品を早めに試せて、優先サポートも受けられると案内されています。公式ヘルプには、Maxの年額請求はperplexity.aiからしか申し込めないという注記もあります。個人で深く使い込む方には候補になりますが、会社で全員分をMaxにするかどうかは、また別に考えたいところです。

Maxを10人に配ると、年2,004ドル×10人で年20,040ドルになります。1ドル=150円で計算した場合は3,006,000円です。30人なら年60,120ドル、9,018,000円となってしまい、調査の担当だけに渡すのか全員に渡すのかで、出費は大きく変わってきます。まずはMaxでないと困る方が誰なのかを、部署名ではなく仕事の中身で決めてみましょう。

料金ページのProの欄には「Computerへの拡張アクセス」と「4,000のボーナスクレジット」が並んでいます(2026年10月13日確認)。月額のほかに、使う量で上限が決まる機能もあるので、月額の数字だけで選ばずに、どの機能をどれだけ使うかも見てみてください。

Education Proは、認証を受けた学生や教育者に割引価格で提供されるプランです。公式ヘルプの日本語版の本文には、金額の表示はありません。会社の通常の契約として選ぶものではないので、教育機関や対象になる方の個人利用に近い枠として見ておくとよいでしょう。

API Platformは、月額プランとは別の入口になります。公式ヘルプによると、クレジットを買うか自動チャージを設定して使った分だけ払う仕組みで、ウェブやアプリの高度なモデルやPro機能は含まれていません。無料のAPIクレジットもないため、社内ツールに組み込むのであれば、席の料金とAPIクレジットを分けて予算に入れておく必要があります。

API利用は、Enterprise ProやEnterprise Maxの料金にも含まれていません。Enterpriseの席を買えばAPIも使えると思い込んでいると、予算がずれてしまいます。開発部門はAPIを使い、営業や企画はウェブの画面を使うような会社では、請求の入口が2つあるつもりで稟議を作ってみてください。

人数別の年額総額|10名・30名・50名・100名・200名で見る

Perplexityを会社で選ぶ時は、1席の単価のままではなく、1年分の総額に直してみると判断しやすくなります。Enterprise Proなら、公式ヘルプの年400ドルで計算すると、人数が増えた時の予算がすぐに見えてきます。

ここでは、Enterprise Proを公式ヘルプの1席年400ドルで計算しています。月払いの1席月40ドルで12か月使うと1席年480ドルとなり、10席なら年4,800ドルです。年払いなら10席で年4,000ドルなので、同じ10席でも1年で800ドルの差が出てきます。

人数個人Proを年額請求で配る場合個人Maxを年額請求で配る場合Enterprise Proを年400ドルで契約する場合1ドル=150円の参考額(Enterprise Pro)
10名年2,040ドル年20,040ドル年4,000ドル600,000円
30名年6,120ドル年60,120ドル年12,000ドル1,800,000円
50名年10,200ドル年100,200ドル年20,000ドル3,000,000円
100名年20,400ドル年200,400ドル年40,000ドル6,000,000円
200名年40,800ドル年400,800ドル年80,000ドル12,000,000円

この表だけを見ると、個人Proのほうが安く見える人数もあります。ただ、個人Proには会社として席を管理する仕組みがなく、AI Data Retentionも一人ひとりがオフにする形です。社員が設定を変え忘れていても、会社の側からまとめて直すことは出来ません。

Enterprise Maxを1席足すと、1年で3,250ドル増えます。たとえば30名分のEnterprise Proが年12,000ドルなら、そこにEnterprise Maxを1席足して年15,250ドルとなります。1ドル=150円で計算した場合は2,287,500円です。50席に満たない会社でデータ保持の設定などを使いたい時は、Maxを1席だけ混ぜる案も候補に入ってきます。

人数別の表は、安い席を探すより、管理を買うための差額を見るのに使いたいところです。10名なら、個人Proの年2,040ドルとEnterprise Proの年4,000ドルの差は年1,960ドルとなります。1ドル=150円なら294,000円で、月に直すと24,500円です。この差額で、請求の一本化、席の付け替え、学習に使わせない契約を買うかどうかを決めることになります。

一部の社員にだけ配る、混ぜた形もあります。たとえば30名の会社で、全員無料のまま、調べ物担当の5名だけ個人Pro、機密情報を扱う10名だけEnterprise Pro、という3つの案を比べてみると、出費の意味が違って見えてきます。全員無料なら0ドルですが、学習の設定も使い方も社員任せになってしまいます。5名だけ個人Proなら年1,020ドルで、試しに使うには軽い負担となります。10名だけEnterprise Proにすると年4,000ドルで、機密を扱う部署だけを会社の管理に入れる形です。

混ぜる時は、人数を部署で切るより、扱う情報で分けてみてください。公開されている情報を調べるだけなら、個人Proから始める余地はあります。顧客名や契約条件、まだ公開していない社内資料を入れる方は、Enterpriseの側に寄せたほうが、あとから説明もしやすいでしょう。

個人契約が増える前に会社の入口をそろえる

人数別の出費が見えてきたら、契約と管理の入口も一緒に見直したいところです。UPGEAR AI(アップギアAI)は、ChatGPT・Claude・Gemini・Perplexityを1つの契約で使える法人向けサービスです(人数無制限)。

管理機能の判断表|席の管理・請求・学習利用

会社でPerplexityを使うなら、料金の次は管理の機能を見ていきましょう。Free、Pro、Maxは個人で使う便利さが中心で、Enterprise ProとEnterprise Maxは組織で管理することを前提にした契約となります。

公式ヘルプの比較表では、席の管理は無料・Pro・Max・Education Proが「いいえ」、Enterprise ProとEnterprise Maxが「はい」という区分です。Enterprise Proには、高度な席の管理、請求とアカウントへのアクセスの管理、トラストセンターへのアクセスが含まれ、データはトレーニングに使われないと書かれています。Enterprise Maxについては、組織に1名以上いれば、SCIM(社員のアカウントを自動で追加・削除する仕組み)、監査ログ、設定できるデータ保持、Insightsダッシュボードを、席数の下限なしに組織全体で使えることになります。

確認項目FreeProMaxEnterprise ProEnterprise Max
シート管理なしなしなしありあり
請求とアカウントアクセスの管理個人個人個人管理者が管理管理者が管理
入力データの学習利用標準オプトアウト可能オプトアウト可能モデルトレーニングに使用されないモデルトレーニングに使用されない
SCIMなしなしなし組織にEnterprise Maxが1名以上いれば組織全体で利用1名以上で組織全体に提供
監査ログなしなしなし組織にEnterprise Maxが1名以上いれば組織全体で利用1名以上で組織全体に提供
設定可能なデータ保持なしなしなし50席以上、またはEnterprise Max 1席以上で利用1名以上で組織全体に提供

※SCIM・監査ログ・データ保持の利用条件は、公式ヘルプと料金ページで書き方が異なります(2026年10月13日確認)。契約の前に見積もりの段階で確かめてください。

50席に満たない会社で見落としやすいのが、Enterprise Maxを1席だけ混ぜるやり方です。公式ヘルプには、50席未満の組織でも1席以上をEnterprise Maxにすれば、独自のデータ保持のルールを設定できるとあります。全員をMaxにしなくても管理の面を引き上げられるので、人数の少ない会社ほど確かめてみてください。

管理機能の差は、退職する方が出た時に初めてはっきりしてきます。個人契約だと、誰がどのメールアドレスで使っているのか、設定を変えたのか、支払いを止めたのかを、会社から見ることが出来ません。Enterpriseであれば席は組織のものになり、別のメンバーへ付け替えられると説明されています。

Enterpriseの細かな契約や、直販と代理店の違い、席数を変える時の扱いはPerplexity Enterpriseの記事にくわしくまとめました。

契約の前に、もう1つ見ておきたい変更があります。Organization File Repository(組織で共有するファイル置き場)は2026年10月1日に廃止され、新しいEnterpriseの契約には含まれないと公式ヘルプに書かれています。既存の利用者には、期限までにファイルを移すよう案内されていました。これから契約する方も、古い機能紹介の資料だけで判断しないようにしましょう。

社員が個人契約で使う場合|会社側で見るべき論点

社員が個人で契約したPerplexityを会社が黙って認めている状態では、費用より先に管理の問題が出てきます。本人は便利だから使っているだけでも、入力したデータ、退職した時の停止、経費の精算、規約の確認といった後始末は、会社の側に残ってしまいます。

Free、Pro、Maxでは、AI Data Retentionは最初からオンの状態です。設定からオフにすることは出来ますが、オフの設定は一人ひとりのもので、それまでに集められた学習用のデータは削除も除外も出来ないと説明されています。社員が自分のアカウントに仕事の情報を入れていても、会社がその設定をまとめて確かめる方法はありません。

個人向けの利用規約にも目を通しておきたいところです。日本語版の利用規約は、本サービスの利用を「お客様個人の非営利目的での利用に限り」許可すると定めています。これだけで業務での利用が禁止とまでは言い切れませんが、法人向けには別の規約があると明記されているので、会社で使うなら法人向けの契約と規約を確かめておくのが筋でしょう。

経費の精算も、小さな話では済みません。個人Proを10人が別々に契約すると、領収書も更新日も10通りできてしまいます。30人なら30通りで、退職する方が出るたびに解約できているかを追いかけることになります。席を会社で管理しないまま使い続けると、使う方が増えるほど棚卸しが大変になってしまいます。

個人契約の問題は、使っている方ではなく、会社に入口が用意されていないところにあります。禁止を出すだけだと、調べ物を急ぐ方ほど別の個人アカウントに流れていきます。まずは、入れてよい情報と入れてはいけない情報、それに会社が用意する契約を決めましょう。

学習の設定だけをくわしく見たい方は、Perplexityに学習させない設定の記事も読んでみてください。会社として押さえたいのは、一人ひとりの設定に任せるのか、Enterpriseの契約で分けるのか、という分かれ道になります。

ソフトバンク経由と直販|個人特典と法人契約を分けて見る

ソフトバンク経由のPerplexityは、個人向けのPro特典と、法人向けのEnterprise Proを分けて考えるのがよいでしょう。名前が似ているので、社員の福利厚生のような話と、会社の契約の話を混ぜないように気をつけたいところです。

個人向けのPerplexity Pro for SoftBankは、ソフトバンク、ワイモバイル、LINEMOなどの対象回線の方向けに、6か月無料、7か月目以降は月2,950円(税込)と案内されています。2025年6月19日から終了時期未定で行われているキャンペーンで、無料期間中に自分で解約しなければ、そのまま有料の契約に自動で更新されます。7か月目以降を1年分に直すと、2,950円×12か月で35,400円(税込)となります。

ただ、同じページには、法人のお客さまは申し込めないとはっきり書かれています。社員が自分の回線で申し込む特典は、会社のEnterprise契約の代わりにはなりません。請求元もソフトバンクで、月額料は携帯の通信料金と一緒に払う形になります。対象の条件や解約の手順はPerplexity Pro for SoftBankの記事にまとめているので、あわせて見てみてください。

法人向けにソフトバンク経由で契約するEnterprise Proは、1IDあたり年額60,000円(税抜)で、1IDから契約でき、支払いは請求書払いです(2026年9月20日確認)。最大1か月・20名まで無料で試せるという案内もあります。一方、Perplexityの直販では、公式ヘルプが1席月40ドル・年400ドル、料金ページが年額請求で1席月34ドルと表示していて(2026年10月13日確認)、請求書払いは年払いの場合だけ問い合わせで受け付ける形です。どちらが安いかは為替や税、支払いの条件で変わってくるので、円に直した金額だけで決めず、契約の前に見積もりを取ってみましょう。

個人向けの特典は安く見えても、会社の管理機能までは付いてきません。社員の携帯の契約にひもづくProは、会社が席を付け替えたり、管理者が請求をまとめたりする使い方とは別のものです。会社で使う契約を選ぶ時は、誰が管理者になるのか、誰あての請求になるのか、学習にどう使われるのかを、1つの表にまとめてみてください。

契約形態請求元管理者学習利用の扱い向く場面
個人Proを直接契約個人個人個人単位でオプトアウト個人の調査利用
Perplexity Pro for SoftBankソフトバンク個人個人単位でオプトアウト対象回線の個人利用
Enterprise Pro直販Perplexity組織管理者トレーニングに使用されない組織で席と請求を管理する利用
法人向けソフトバンク経由ソフトバンク組織管理者トレーニングに使用されない円建て請求書払いを重視する会社

小さな会社だと、個人の特典を先に知った社員から使い始めていることもあります。その場合も、会社として入れてよい情報の範囲を決めてから使ってもらうのがよいでしょう。顧客の情報やまだ公開していない資料を入れるなら、個人の特典ではなく法人契約に寄せることになります。

契約・アップグレード・解約手順|請求事故を避ける流れ

Perplexityの契約まわりでは、アップグレードよりも、解約と支払いの経路を確かめるほうが大事になります。アカウントを消してもサブスクリプションが解約されないことがあるので、まずは支払い元を見てみてください。

公式ヘルプによると、プランのアップグレードやダウングレードは、アカウント設定からいつでも出来ます。Proの場合は、請求を止めたいならアカウントを削除する前に解約してほしい、と案内されています。パソコンで使っている方は設定ページから、アプリで購読している方はスマートフォンのサブスクリプション管理から解約する流れになります。

トライアルやキャンペーンを使う時も、有効なクレジットカードかデビットカードが必要です。トライアルが終わる前に解約しなければ、選んだ月額または年額の通常料金で自動的に更新されると説明されています。無料期間を試す方ほど、始めた日だけでなく終わる日もカレンダーに入れておきましょう。

支払い情報を変える時にも注意がいります。公式ヘルプでは、Google Play ストアやApple App StoreからPerplexityの支払い情報を変えようとしないでほしい、と案内されています。そうすると別の新しいサブスクリプションが作られ、その料金まで請求されてしまうという説明です。支払い方法は、Perplexityのウェブサイトから変えることになります。

解約の前に確かめる順番は、契約の経路、支払い元、アカウントの削除の3つです。先にアカウントを消してしまうと、画面から状況を追いにくくなります。社員に任せる場合も、どこで契約したのかをスクリーンショットで残してから手続きを進めてもらいましょう。

個人ProからEnterpriseへ移る時、ウェブで課金していれば前のサブスクリプションは自動で解約され、使っていない期間の分は次のEnterpriseの請求に充てられると説明されています。Apple App StoreやGoogle Play経由で課金している場合は、Perplexityの側では解約も移行も出来ません。先にストアで解約してから、Enterpriseの組織を作る流れになります。この順番を飛ばすと、2つの契約に並行して請求されるおそれがあります。

Enterpriseでは、管理者がメンバーの画面から追加や削除を行います。席は組織のものなので、別の方に付け替えることが出来ます。人数を増やすとすぐに反映され、減らした分は次の請求期間の始まりから反映されるという説明です。採用や退職の多い会社では、毎月の棚卸しの日を決めておきましょう。

ChatGPT等との料金比較|Perplexityだけで足りるかを決める

ChatGPTなどと比べる時は、料金を横に並べる前に、Perplexityを何に使うのかを決めてみてください。Perplexityは、ウェブを検索して出典付きの答えを返すことを前面に出したAI検索エンジンです。

公式ヘルプでは、Perplexityはウェブを検索し、確かめられる情報源にもとづいて会話の形で答え、どの回答にも引用元とそのリンクが付くと説明されています。Pro Searchでは、モデルを選び、ウェブを巡って情報を集め、まとめて引用を付け、追加の質問を受ける、という流れで動きます。通常の検索は浅めに1〜2件のソース、Pro Searchは多くのソースを扱う、という比較もあります。

ChatGPTも、ウェブを検索して、最新の情報と情報源へのリンクを使って答えられるとOpenAIのヘルプに書かれています。無料版、Go、Plus、Pro、Business、Enterprise、Eduでウェブ検索が使え、最新の情報が役に立ちそうな質問では自動で検索することがあるそうです。手動で検索を選ぶことも出来ます。

この違いは、どちらが優れているかではなく、作りの出発点の違いになります。Perplexityは質問のたびにウェブを検索して出典を示すことを基本にしていて、ChatGPTは会話全般を担うAIとして、必要な時に検索を使います。調査のメモや出典の確認が中心ならPerplexityの席を買う意味は出やすく、文章作成や表計算、社内文書の下書きまでまとめたいなら、ほかのAIとの併用も考えることになるでしょう。

料金を比べる時は、同じ作業をどれだけ減らせるかで見てみてください。たとえば競合の調査を毎週している5名にProを配ると、年1,020ドルです。1ドル=150円で計算すると153,000円、月にならすと12,750円の出費になります。その5名の調べ物の時間が毎月どれだけ減るかを見ていけば、席を増やすか減らすかも決めやすいでしょう。

会社全体でいくつものAIを使うなら、別々の契約を何本も持つより、契約と管理をまとめるという考え方もあります。ChatGPTの法人料金はChatGPT法人プランの料金記事、主なサービスを広く比べたい時は法人向け生成AIサービスの料金比較が参考になります。Perplexityも含めた使い分けの考え方は、主要AIの使い分けで取り上げています。

最後に、費用の管理のルールも決めておきましょう。個人Pro、Max、Enterprise、APIクレジット、ソフトバンク経由の請求が混ざってくると、同じPerplexityでも支払い先がばらばらになってしまいます。毎月請求元を確かめて、個人の精算をいつ法人契約にまとめるかを決めるだけでも、あとの整理はずいぶん楽になります。AI全体の予算の管理については、生成AIのコスト管理の記事も読んでみてください。

よくある質問

Perplexityの無料版とProは何が違いますか?
無料版は基本検索を試すための入口で、ProはPro Search、高度なAIモデル、画像と動画の生成、ファイルのアップロードなどの上限が広がる有料プランになります。会社で使う場合は機能の差だけでなく、FreeやProではAI Data Retentionが最初からオンで、一人ひとりがオフにする必要がある点も確かめてみてください。
会社で使うならProとEnterprise Proのどちらがよいですか?
公開されている情報の調査を少人数で試すだけなら、Proから始める余地もあります。顧客情報や契約条件、まだ公開していない社内資料を入れるのであれば、データがモデルのトレーニングに使われず、席や請求の管理も出来るEnterprise Proを先に検討するのがよいでしょう。
Perplexity Proの年額はいくらで計算すればよいですか?
2026年10月13日に確認した公式料金ページでは、Proは年額請求の場合で月17ドルと表示されていました。1年分に直すと、17ドル×12か月で204ドルになります。月払いの金額は、料金ページには表示がありません。
ソフトバンク経由なら会社でもPerplexity Proを使えますか?
個人向けのPerplexity Pro for SoftBankは、法人のお客さまは申し込めないと案内されています。6か月無料、7か月目以降は月2,950円(税込)の、個人向けの特典として見てください。会社で契約するなら、法人向けのEnterprise Proを別に確かめることになります。
API PlatformはProやEnterpriseの料金に含まれますか?
含まれていません。API Platformは、クレジットを買うか自動チャージを設定して使う、別料金の入口になります。Enterprise ProやEnterprise MaxにもAPI利用は含まれないため、ウェブ画面の席の料金とAPIクレジットは分けて予算を組んでみてください。
Enterprise Maxを1席だけ入れる意味はありますか?
意味はあります。公式ヘルプでは、組織にEnterprise Maxの利用者が1名以上いれば、SCIM、監査ログ、設定できるデータ保持、Insightsダッシュボードを組織全体で使えると説明されています。50席に満たない会社でデータ保持の設定などを使いたい時は、全員をMaxにせず1席だけ混ぜる案を考えてみてください。

Perplexityの料金は、無料か有料かだけで見ると単純に見えます。ただ会社で使うとなると、個人Proを何人に配るのか、Enterprise Proで管理を買うのか、Enterprise Maxを1席混ぜてデータ保持の設定などを使えるようにするのか、APIを別の予算にするのかまで、分けて考える必要が出てきます。

最初の一歩は、使う方を全員書き出してみることです。公開情報を調べるだけの方、顧客情報を扱う方、APIを使う開発者、管理者に分けてみると、Free、Pro、Enterprise Pro、Enterprise Maxのそれぞれの役割が見えてきます。個人契約が増えてから整理するより、先に会社の入口を決めておいたほうが、請求も設定もずっと扱いやすくなります。

Perplexityを含む4つのAIを、会社の契約1本で配る

UPGEAR AIは、ChatGPT・Claude・Gemini・Perplexityを1画面で切り替えて使える法人向けサービスです。月額30,000円(税抜)から。どのプランも利用人数は無制限で、料金は利用量に応じたプラン設計です(人数の目安はライト1〜5名・スタンダード6〜20名・プレミアム21〜50名)。国内サーバー(AWSの日本リージョン)で会話履歴、利用ログ、アカウントを管理します。

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