Gemini Enterpriseとは。会社でできることをエディション別に整理

Gemini Enterpriseとは、Google Cloudが法人向けに提供する、社内データの横断検索・AIアシスタント・AIエージェントを1つの画面にまとめたサービスです。社内の資料を権限どおりに探して答え、メール送信や課題の起票まで任せられる点が、答えるだけのチャットAIとの違いになります。社内検索やノーコードのエージェント作成は小規模向けのBusinessエディションでも使え、外部エージェントの持ち込みや監査ログなどはStandard・Plusで加わる形となっています。Workspaceに付属するGeminiや、以前のWorkspaceアドオンの「Gemini Enterprise」とは別の製品なので、まず入口を見分けておきましょう。

人数別の総額、支払い方法、購入手順はGemini Enterpriseの料金|Workspaceとの違いと人数別総額にまとめています。1ライセンスあたりの目安だけは、エディションの節に表で載せました。

※価格・人数の上限・トライアルの記載は2026年10月5日、それ以外のGemini Enterpriseの記載は2026年9月18日〜10月3日に、Google Cloud の公式ページ・ドキュメント(製品ページ、よくある質問、エディション比較、管理者ガイド、リリースノート、Businessエディションのヘルプセンター)で確認した内容です。リリースノートとBusinessのヘルプは英語版のみのため、原文に沿って訳しています。他社サービスの確認日は各節に書いています。

Gemini Enterpriseとは|社内検索・AIアシスタント・エージェントを1つにした企業向けAI基盤

Gemini Enterpriseは、社内の情報を探す検索、質問に答えるアシスタント、仕事を代わりに進めるエージェントを1つにまとめたサービスです。公式ドキュメントは、イントラネット検索、AIアシスタント、エージェントプラットフォームであり、組織全体のデータソースを活用して知識労働者を支援するものと説明しています。エージェントとは、指示を受けて調べもの・書類作成・他のアプリへの書き込みなど複数の手順を自分で進めるAIのことを指します。開発者向けのGemini Enterprise Agent Platformはappとは別の製品で、個別に購入する必要があると製品FAQに書かれています。

できることの全体像(Businessで使えるもの・使えないもの)

できることを先に一覧にすると、次の表のようになります。

できること中身BusinessStandard・Plus
権限に対応した社内検索と回答Googleと他社のデータに接続し、本人が見られる資料だけで答える○○
Google製の既製エージェントDeep Research、企業向けGemini Notebook○○
ノーコードのエージェント作成Workflow Builder(旧Agent Designer)で作って公開する○○
接続先での操作メール送信、予定作成、課題の起票など○○
画像・動画の生成管理者がオンにして使う○○
外部で作ったフルコードのエージェント、Agent Marketplace開発したエージェントやパートナー製のエージェントを使う×○
データ分析情報(Data Insights)自然言語でデータに問いかけて分析する×○
エンタープライズクラスのセキュリティ監査ログ、CMEK、VPC-SC、データ所在地の指定×○

表の○×は、ドキュメント「エディション比較」(最終更新日 2026年10月2日 UTC)を項目ごとに読み取ったものです。

旧名の整理(Google Agentspace・Agent Designer・NotebookLM Enterprise)

Gemini Enterpriseは、以前のGoogle Agentspaceの流れをくむサービスになります。リリースノート(2025年10月9日付)には、Google Cloudコンソール上のAgentspaceの画面と既定のアプリを、関連するドキュメントも含めてGemini Enterpriseと呼ぶようになった旨が書かれています。2026年に入ってからも、中の機能の改称が続きました。過去の検討資料や解説記事に旧名があれば、次の表で今の名前に読み替えてください。

旧名現在の名前改称の日付(リリースノート)
Google AgentspaceGemini Enterprise2025年10月9日
NotebookLM EnterpriseGemini Notebook Enterprise2026年7月16日
Agent DesignerWorkflow Builder2026年9月3日

答えるだけのチャットAIとの違い|接続先で操作まで実行する

一般的なAIチャットは文章で答えるところまでですが、Gemini Enterpriseはその先の作業も受け持ちます。ドライブやSharePoint、メール、チケット管理を検索して答えること、メール送信や課題の起票を会話から指示できること、Workflow Builderで作ったチャットエージェントをスケジュールで動かせることの3点が違いとなります。

考え方の目安:操作まで実行するAIは、どの接続先に何をさせてよいかを会社として決める必要があります。入力情報の扱いだけを決めれば足りるチャットAIより、導入前の検討が一段増えることになります。

法人でGeminiを使う入口の整理|Workspace付属・旧アドオン・現行版

会社でGeminiを使う入口は、いま契約できるものだけで見ると、Workspaceに付属するGeminiと、Google Cloudで契約するGemini Enterpriseの2つになります。そこへ、すでに販売を終えたWorkspaceのアドオン「Gemini Enterprise」が名前だけ重なっているため、検索すると別々の時期の情報が混ざって出てきてしまいます。

入口中身契約の形いま契約できるか
Workspace付属のGemini(Geminiアプリ、Gmail・ドキュメントなどのサイドパネル)Gmail・ドライブ・ChatなどWorkspaceのデータをもとに答える日常のAIアシスタントWorkspaceの商用プランに追加料金なしで含まれる。Business StarterはGmailとGeminiアプリまでで、ドキュメントやドライブなどのGeminiはStandard以上できる
旧Workspaceアドオンの「Gemini Enterprise」(現在の表記はGemini Enterprise - Legacy)Workspaceのアプリ内で使うAI機能を追加するアドオンWorkspaceへの追加購入できない。2025年1月に機能がWorkspaceのBusiness・Enterpriseプランへ統合され、購入できなくなった
現行のGemini Enterprise(Business/Standard・Plus/従量課金制/Frontline)社内検索・アシスタント・エージェントの基盤。Workspace以外のデータにも接続するGoogle Cloudでライセンスを契約。Businessはウェブから申し込め、30日間のトライアルがあるできる
Gemini Notebook Enterprise(旧NotebookLM Enterprise)指定した資料の範囲だけで答えるリサーチ用の製品Standard・Plusに含まれるほか、単独でも購入できるできる

この記事で扱うのは3行目の現行Gemini Enterpriseで、2行目の旧アドオンとは名前が同じでも別の製品になります。旧アドオンの価格や機能を紹介した記事は、現行の製品の説明としては使えないので注意しましょう。旧アドオンが担っていたアプリ内のAI機能は、現在はWorkspaceの各プランに含まれる形となっています。

Workspaceを使っている会社が迷いやすい点

Workspaceの商用プランを契約している会社では、付属のGeminiを追加料金なしで使うことが出来ます。Gemini Enterpriseを足すかどうかは、Workspaceの外にあるデータや業務システムまでAIにつなぎたいかで決まってきます。なお、Gemini EnterpriseのBusinessエディションは、Workspaceのサブスクリプション経由で購入する方法もヘルプセンターで案内されています。判断の基準は、後半の他の法人向けAIとの違いで表にまとめました。

エディション別にできること|Businessでもできること・できないこと

社内検索、既製エージェント、ノーコードのエージェント作成、画像・動画の生成はBusinessでも使えます。差が出るのは、接続先の範囲、外部エージェントの持ち込み、エンタープライズ向けのセキュリティになります。

エディションの種類と価格の目安

エディションはBusiness、Standard、Plus、従量課金制、Frontlineの5つで、1ライセンスあたりの目安は次の表のとおりとなっています。

エディション向いている組織1ライセンスあたりの目安(月額)人数・条件
Business小規模な組織・チーム。IT部門の設定が不要$21〜製品ページでは最大300人。30日間のトライアルあり
Standard・Plusセキュリティ要件の厳しい組織$30〜1人以上。30日間のトライアルあり
従量課金制(Pay-as-you-go)従量制での支払いを希望する組織シートあたり$0+利用に応じた従量課金製品ページでは20シート以上
Frontline現場スタッフ—Standard・Plusの利用者が150人以上いること

※2026年10月5日にGoogle Cloudの製品ページで確認した目安です。金額は米ドル表示で、税の記載はありません。円での価格、人数別の総額、支払い方法は人数別の総額と購入手順のページで扱っています。

同じ公式サイトの中でも、記載がそろっていない箇所があります。Businessの人数は製品ページで最大300人、エディション比較で1〜500人と書かれ、従量課金制も製品ページの20シート以上に対してエディション比較は開始に1シート以上としています。契約の前に、自社の人数で申し込めるかを見積もりの段階で確かめておきましょう。

従量課金制は、リリースノート(2026年9月10日付)によると、請求書払いのCloud請求先アカウントであれば契約できるようになりました。2026年10月3日に確認したBusinessのヘルプでは、トライアル中は月単位の契約で5席まで無料で使え、6席目を足すか年単位に切り替えた時点でトライアルが終わり、課金が始まると説明されています。始め方と解約の手順はGemini Enterpriseの無料トライアル|始め方と課金が始まる条件をご覧ください。

Businessエディションでもできること

  • 権限に対応した社内検索と、社内データに基づく回答Googleと他社のデータソースの両方で使えます。
  • Deep Researchと事前構築済みのエージェント操作全エディションが対象です。
  • ノーコードのエージェントを作って公開するFrontline以外の4エディションが対象(Frontlineは使う側のみ)。
  • カスタムスキルの作成、Gemini Notebook Enterpriseのノートブック作成・公開スキルはFrontline以外、ノートブックはBusiness・Standard・Plusが対象です。
  • 画像と動画の生成、基本的なエージェントのガバナンスと管理生成は全エディション、ガバナンスはFrontline以外が対象です。

Businessではできず、Standard・Plusで使えること

  • データコネクタのエコシステム全体へのアクセス
  • 最新のGeminiモデルへの優先アクセス
  • データ分析情報(Data Insights)
  • 外部で構築したフルコードのエージェントの利用、Agent Marketplace
  • エンタープライズクラスのセキュリティとコンプライアンス、AIデベロッパーツール

ユーザーあたりのストレージとデータインデックスは、Business 25GiB、Standard 30GiB、Plus 75GiBで、いずれも組織で共有するプールになります。

社員10〜200名の会社の目安:WorkspaceやMicrosoft 365のファイルとメールを検索させ、定型作業をノーコードのエージェントにする程度なら、Businessで試すことが出来ます。業務システムを幅広くつなぐ、データの保管場所を指定する、アクセス元のネットワークを制限する、といった要件が出てきたらStandard以上を検討する段階でしょう。

Businessの利用上限はチーム全体で共有される

Businessの1日あたりの利用上限は、1人ずつではなくチーム全体で共有する仕組みです。2026年10月3日に確認したヘルプでは、1人あたりの値に有料の席数を掛けた量がチームの1日の総量とされ、少数の人が多く使うと、チーム全体のその日の枠を使い切ってしまう場合があると書かれています。表に載っている1人1日あたりの目安は、テキストの生成120回、Deep Research 3回、画像の生成2枚、動画の生成1本、ノーコードのエージェント作成1回となります。日ごとの上限だけを買い増すことは出来ず、席を増やすかStandard・Plusに切り替える形になるため、調べものを多く任せたい部署があるなら、トライアルの間に使う量を測ってみてください。

Gemini Code Assistの扱いの変更

リリースノート(2026年9月17日付)によると、Standard・Plusを新規契約する場合とオンラインで更新する場合、開発者向けのGemini Code Assistは含まれなくなりました。既存の契約は期間の終わりまで使え、代わりにAntigravity(AIデベロッパーツール。製品ページでは段階的に提供中)が案内されています。営業経由でCode Assist付きの契約を結ぶことも出来ます。一方、製品FAQ(2026年10月5日確認)にはStandard・PlusにCode Assistが含まれるとの記載が残っていて、公式ページの中で記載がそろっていません。開発部門で使う前提なら、見積もりの段階で確認しておくと安心です。

接続できるデータと、権限を引き継いだ検索

社内に散らばったデータを1つの問いかけで探せることが、Gemini Enterpriseの中心となる価値です。何に接続でき、誰に何が見え、データをどう持つかを順に見ていきます。

接続できる主なデータ(Google Workspace・Microsoft 365・Jira・Salesforceなど)

製品FAQが代表例に挙げるのは、Google Workspace(ドライブ、カレンダー、Gmail、グループ)、Microsoft(OneDrive、Outlook、SharePoint、Entra ID)、ServiceNow、Jira、Confluenceになります。Businessのヘルプ(2026年9月16日更新)には、ほかにGoogle ChatやSites、Asana、Box、Dropbox、GitHub、HubSpot、Microsoft Teams、Notion、Salesforce、Slack、Zendeskなどが並びます。

※Businessでは、Outlookへの接続に有効なMicrosoft 365ライセンスが必要です。Standard・PlusでMicrosoft 365のデータを取り込み(インデックス登録)で接続する場合は、Microsoft Entra IDとWorkforce Identity連携が必要と管理者ガイドにあります。

アクセス権限を引き継いで検索・回答する

権限に対応した検索は全エディションの機能で、製品FAQ(Standard・Plusの項)は、検索・アシスタント・エージェントからの情報漏洩を防ぐためにドキュメント単位のアクセス制御を適用すると説明しています。元のシステムで見られない資料は、回答にも使われないという考え方になります。裏返すと、共有設定が緩いフォルダはAIで探しやすくなる分、目に触れやすくなってしまいます。接続の前に、全社公開になっている人事資料などがないか点検してみてください。

連携(フェデレーション)と取り込み(インデックス登録)の違い

  • データ連携:元のデータソースから直接取得します。インデックスにコピーしないため保存容量を気にしなくてよい一方、検索の品質が下がる可能性があります
  • データの取り込み:インデックスにコピーします。検索の品質は上がりますが、ストレージと時間を多く使います

取り込み型のデータストアでは、増分同期が既定で3時間ごとに動きます(3時間〜7日の間で変更でき、Standard・Plus向けドキュメントの記載です)。更新した直後の資料が検索に出てこないときは、まずこの間隔を確かめてみましょう。

権限や共有設定の確認を、個人任せにしない環境へ

共有設定の確認が現場任せになるなら、使う環境を会社で1つにまとめる方法もあります。UPGEAR AI(アップギアAI)は、ChatGPT・Claude・Gemini・Perplexityを1つの契約で使える法人向けサービスです(人数無制限)。

接続先で実行できる操作の具体例(Businessエディション)

接続先には、読むだけでなく書き込む操作も用意されています。Businessのヘルプから、中小企業でも使いそうなものを抜き出しました。

  • Gmail・Googleカレンダー・Outlook:メールの送信(添付付き)、予定の作成と更新。Outlookでは返信や連絡先の作成も
  • Googleドライブ・OneDrive・SharePoint:フォルダ作成、ファイルのアップロード・ダウンロード。SharePointは文書の移動やチェックイン・チェックアウトも
  • Microsoft Teams・Slack:チャネルやチャットへの投稿。Slackは予約送信も
  • Jira・Asana:課題やタスクの作成・更新、Jiraのステータス変更
  • HubSpot・Zendesk:CRMのオブジェクトの管理、チケットの作成・更新

ファイルのアップロードとダウンロードは50MBまで(Outlookは25MB)で、一部の接続先は読み取り専用です。Workspace付属のGeminiでは、2026年9月9日の発表で、メール送信や会議の予定作成の前に確認用のカードを出し、利用者が見直してから実行する形が示されました。こちらは提供開始の時点では英語のみの対応になります。

確認しておきたい点:Gemini EnterpriseのBusinessのヘルプには、Asanaのタスク作成はプレビューも確認もなしにすぐ作成すると書かれています。社外に届くメールや顧客データの書き換えをどこまで許すかは、接続を有効にする前に決めておくことをおすすめします。

エージェントでできること(旧Agent Designer・旧NotebookLM Enterprise)

使えるエージェントは、Google製、社員がノーコードで作るもの、開発者が持ち込むものの3種類になります。管理者ガイドは、組織内のエージェントを一か所で監視・管理できると説明しています。

Google製の既製エージェント(Deep Research・Gemini Notebook・Data Insights)

  • Deep Research:複雑なテーマを代わりに調べ、社内外の情報源をまとめたレポートを1つのプロンプトで作成します(全エディション)
  • 企業向けGemini Notebook:情報を統合し、分析や気づきを引き出します
  • Data Insights Agent(プレビュー版):自然言語でデータソースに問いかけて分析します(Standard・Plusで使え、Businessでは使えません)

アイデア生成エージェントは2026年7月14日の週に提供を終え、アシスタントに直接頼む形に変わりました。

Gemini Notebook Enterprise(旧NotebookLM Enterprise)でナレッジを整理する

社内規程やマニュアルを読み込ませ、その範囲で質問に答えさせるのがGemini Notebook Enterpriseです。2026年7月16日付でNotebookLM Enterpriseから改称されていて、旧名の解説も同じ製品を指しています。公式ドキュメントでは、AIの回答がノートブックの情報に厳密に限定される点が特徴とされ、検索の入り口が分からないときはGemini Enterprise、決まった資料を深く読むときはNotebookという分担になります。ノートブックの作成と公開はBusinessでも使えます。Standard・Plusのサブスクリプションに含まれるほか単独でも購入でき、最大5,000ライセンスまで月単位・年単位で契約することが出来ます。使い分けの詳しい判断はGemini EnterpriseとNotebookLMの違い|社内資料を読ませるならどちらかをご覧ください。

ノーコードでエージェントを作るWorkflow Builder(旧Agent Designer)

Workflow Builderは、2026年9月3日付でAgent Designerから改称され、一般提供(GA)になりました。ノーコード・ローコードのツールで、チャットで使うチャットエージェントと、AIによる自動化と人の承認を組み合わせるワークフローの2種類を作ることが出来ます。リリースノートに挙がる主な機能は、複数手順の実行、チャットでの@メンションによる呼び出し、GmailやSlack、Jira、SharePointなどへの接続、エージェントギャラリーでの検索となります。エージェントが使える操作とツールは、管理者が用意したデータコネクタと権限の範囲に限られます。スケジュール実行はワークフローを使わないチャットエージェントだけが対象で、利用者の認証情報で動き、その認証は14日ごとに切れるため、手動で更新する必要があるとドキュメントに書かれています。作り方の手順は、Gemini Enterprise エージェント作成の手順|ノーコードでできることで画面ごとに追うことが出来ます。

エージェントを共有するときの注意

社員が作ったエージェントを共有すると、そのエージェントに入れたファイルの中身も、共有相手の質問に答えられる状態になります。ドキュメントには、ナレッジ欄に入れたファイルは、共有相手が元のファイルへの権限を持っていなくても内容を問い合わせて表示できると書かれています。一方で、コネクタ経由のデータは利用者ごとの権限が保たれ、各自が見られる範囲だけが答えに使われます。既定では、エージェントの所有者は管理者の承認なしに組織内の誰とでも共有できるので、承認を必須にする設定を最初に検討してみてください。

自社開発・外部エージェントの持ち込み(ADK・A2A・Agent Marketplace)

Standard・Plusでは、Agent Development Kit(ADK)で作ったエージェントを直接公開する方法と、外部で動くエージェントをAgent2Agent(A2A)プロトコルで統合する方法が用意されています。パートナー製のエージェントを探せるAgent Marketplaceも、Businessでは使えない機能です。将来これらを使う計画があるかどうかが、エディション選びの分かれ目になってきます。

エージェントを作るほどではない作業はスキルとプロジェクトに

カスタムスキル(2026年8月13日にGA)は、アシスタントに特定の作業をさせる再利用可能な指示で、利用者が作成・共有することが出来ます。プロジェクト(2026年9月4日にGA)は、ファイルをまとめてチーム用の知識ベースにし、その資料とウェブ検索に基づいて答えさせる機能です。見積書の確認手順はスキルに、案件ごとの資料はプロジェクトに、という分け方をしてみましょう。

文書・スライド・画像・動画の生成

Canvas(2026年7月24日にGA)では、チャットからAIが作った文書やプレゼンテーションを作成・編集し、Google Workspace、Microsoft Office、PDFの形式で書き出すことが出来ます。3月には、回答をGoogleドキュメントとスプレッドシートへ書き出す機能もGAになっています。

画像・動画の生成(管理者が既定でオフのモデルもある)

画像と動画の生成は全エディションの機能ですが、管理者が[機能の管理]で切り替える項目となります。画像モデルのGemini 3 Pro Image(Nano Banana Pro)とGemini 3.1 Flash Image(Nano Banana 2)は、デフォルトでオフと書かれています。画像が作れない、特定のモデルが選べないという問い合わせがあれば、まず[画像生成を有効にする]とモデルの設定を確認してください。

他の法人向けAIとの違い(WorkspaceのGemini・ChatGPT Enterprise・Microsoft 365 Copilot)

Workspace内の要約や文章作成で足りるなら付属のGemini、Microsoft 365や業務システムまでまたいで探させたいならGemini Enterpriseが候補になります。ChatGPT EnterpriseやMicrosoft 365 Copilotも含めて、できることの違いを表にしました。

項目Gemini EnterpriseWorkspaceのGeminiChatGPT EnterpriseMicrosoft 365 Copilot
位置づけ社内検索・アシスタント・エージェントの基盤Workspaceに付属する日常のAIアシスタント組織向けに管理されたChatGPTのプランMicrosoft 365のアプリの中で働くAI
主に使う場所専用のウェブアプリ(Slack用アプリもあり)Gmail・ドキュメントなどのサイドパネル、GeminiアプリChatGPTの画面Word・Excel・PowerPointなどのアプリ
つながる社内データGoogle WorkspaceとMicrosoft 365の両方、Jira・Salesforce・SlackなどGmail・ドライブ・ChatなどWorkspaceのデータ。AsanaやSalesforceなどへの接続も2026年9月に発表標準シートにApps、Company Knowledgeの機能を含むMicrosoft Graphの社内データ。Google DriveなどはCopilotコネクタで取り込める
接続先への書き込みメール送信・予定作成・課題の起票などの操作を用意メール送信や予定作成は確認カードを経て実行(2026年9月の発表・英語のみで開始)管理者が、エージェントや接続済みツールのアクションを使える人を管理外部システムへの書き戻しは、アクションコネクタやプラグインで拡張しない限りできない
入力データの学習プロンプトや出力をモデルの学習に使わない許可なくドメイン外のモデルの学習に使わないビジネスデータはデフォルトで学習に使わないGraph経由のプロンプト・応答・データは基礎LLMの学習に使わない
契約の形Google Cloudでライセンスを契約(Businessはウェブで申し込み)Workspaceの商用プランに追加料金なしで含まれる営業窓口経由の年間プランで、価格は個別見積もり対象のMicrosoft 365プランに追加するライセンス(中小向けのCopilot Businessは最大300ユーザー)

※Gemini Enterpriseは2026年9月18日〜10月5日、WorkspaceのGeminiは9月19日、ChatGPT Enterpriseは9月16日、Microsoft 365 Copilotは9月20日に、各社の公式ページ・ヘルプで確認した内容です。

Google WorkspaceのGeminiとの違い

製品FAQによると、Workspaceに付属するGeminiアプリは、Workspaceの商用のお客様に追加料金なしで提供される日常的なAIアシスタントで、Gmail・ドライブ・Chatのデータをもとに答えます。Gemini Enterprise appは、複雑なワークフローを自動化するエージェントプラットフォームで、Workspace以外のデータソースを統合したいチームや、多様なエージェントを使いたいチームに向くとされています。Gmailやドキュメントの中で要約や下書きを頼む使い方が中心なら、まず付属のGeminiを使い込んでみるのが近道でしょう。

ChatGPT Enterprise・Microsoft 365 Copilotとの違い

ChatGPT Enterpriseは組織単位で購入するプランで、OpenAIの営業窓口を通して年間プランで契約する形になります。Microsoft 365 CopilotはWord・Excel・PowerPointなどのアプリの中での支援が中心で、Google DriveもCopilotコネクタで取り込めますが、設定にはMicrosoft 365のAI管理者とGoogle Workspace側の特権管理者の権限が必要です。Gemini EnterpriseはGoogleとMicrosoftの両方のデータにつなげて、接続先へ書き込む操作も用意されている点が特徴となります。社内でよく使う業務アプリがどちらの側にあるかで、候補の順番を決めてみてください。詳しくはGemini EnterpriseとCopilotの違い|どちらを選ぶかの決め方、ChatGPTの法人プラン、法人向け生成AIサービスの料金比較で比べています。

部門別・業種別の活用シナリオ

製品ページは、マーケティングのレポート自動化、営業のパイプライン管理、人事の一般的な質問への回答、財務の予算モデリングなど、部門別の使い道を紹介しています。次の表は、社員10〜200名の会社を想定して、指示の文面と使う機能、返ってくるものの形を例として並べたものです。いずれも公式の機能名に当てはめた一例で、効果を約束するものではありません。

部門指示の例使う機能返ってくるもの
総務・人事「就業規則と育児休業の手続き資料をもとに、時短勤務の申請に必要な書類と期限を教えて」プロジェクト(規程と手続き資料をまとめておく)根拠の資料名つきの回答
営業「来週訪問するA社について、HubSpotの商談履歴と直近のメールから要点を5行でまとめ、次回の打ち合わせを予定に入れて」HubSpot・Gmail・カレンダーへの接続商談前のメモと、カレンダーの予定
マーケティング「ドライブにある問い合わせ一覧を集計して、毎週月曜の朝に自分宛てにメールで送って」Workflow Builderのチャットエージェント(スケジュール実行)毎週届く集計のメール
経理・財務「この見積書を社内の確認手順に沿ってチェックし、抜けている項目を挙げて」カスタムスキル(確認手順を登録しておく)チェック結果の一覧
情シス「この問い合わせ内容でJiraに課題を起票し、手順書をもとに回答案を作って」Jiraへの接続、プロジェクト起票された課題と回答案
経営企画「国内の中小企業での生成AIの導入状況を調べ、社内向けの説明資料にして」Deep Research、Canvasレポートと、スライドの下書き(Microsoft Office形式でも書き出せる)
カスタマーサポート「Zendeskの過去のチケットから同じ不具合の対応例を探し、返信の下書きを作って」Zendeskへの接続返信の下書きと、参考にしたチケット

※指示の例は、記事用に日本の中小企業の業務へ置き換えて作ったものです。スケジュール実行で自動で進むのは自分宛てのメール送信のような個人的な作業で、他の人が関わる操作はスケジュール実行の対象外とドキュメントにあります。

業種別に考えるときの目安

業種ごとの違いは、どの業務システムにデータがあるかで大きく変わってきます。会計事務所や士業の事務所なら、所内の手順書や過去の質疑をプロジェクトにまとめ、職員の質問に答えさせるところから試すのが現実的でしょう。製造業や建設業のように図面や仕様書をBoxやSharePointで管理している会社では、まず文書の検索に絞って接続し、書き込みの操作は後から足すほうが進めやすくなります。顧客対応の多い業種なら、ZendeskやSalesforceにつないで、過去の対応履歴を探す時間が減るかを試してみてください。

契約後に管理者がやる初期設定と[機能の管理]

契約しただけでは、多くの機能は社員の画面に出てきません。以下はStandard・Plus向け管理者ガイド(最終更新日 2026年9月17日 UTC)に沿った流れになります。

初期設定の順番と画面名

  1. Google Cloudプロジェクトの作成、課金の確認、サブスクリプションの購入
  2. ライセンスの割り当て(手動、または最初のログイン時に自動で割り当て)
  3. 管理者とエンドユーザーへのIAM(アクセス権限)の付与
  4. IDプロバイダの構成(Google Identityを推奨。Workspaceのデータに接続するなら必須)
  5. データソースの接続と、Model Armor(プロンプトと回答を検査して危険なやり取りを防ぐ仕組み)の有効化

アプリは、コンソールの[Gemini Enterprise]ページで[アプリを作成]を押し、アプリ名、ロケーション、会社名を入れて[作成]で作ります。

[機能の管理]タブでオンにする機能の一覧

アプリの[構成]→[機能の管理]タブで、次の機能をオン・オフしていきます。

  • エージェント:Agent Gallery、チャットエージェント、ワークフロー、エージェント共有
  • 作成:キャンバス、画像生成、動画生成
  • 知識の整理:Gemini Notebook、プロジェクト、スキル、スキルの共有
  • 操作性:モデルセレクタ、セッションの共有、メモリとカスタマイズ、音声文字変換
  • その他:OneDriveとGoogleドライブへのアップロード、ウェルカムメール、モデルの提供

すすめ方:最初は検索、Deep Research、プロジェクトあたりから始め、エージェント共有やスキルの共有は運用ルールを決めてからオンにすると、社内で作られたものを把握しやすくなります。

Businessでは、ウェブアプリで[Settings & help]からチームを選んで[Manage team]を開き、[Connectors]で接続先ごとにスイッチを切り替えます。チームメンバーの追加や削除、チャット共有の有効・無効、請求の管理も、この管理画面から扱う形です。

セキュリティとガバナンス|学習・監査ログ・VPC-SC・データの保管場所

Model Armorは全エディションに備わり、監査ログや暗号鍵の管理、保管場所の指定はStandard・Plusで加わります。学習の扱いは、製品FAQがBusiness・Standard・Plusについて、データの所有者はお客様で、プロンプトや出力がGoogleや他社のモデルのトレーニングに使われず、第三者への販売や広告への利用もしないと明記しています。Model Armorはプロンプトと回答を検査する組み込みのガードレールで、ユーザーがリクエストしたデータは60日以内に削除する、とセキュリティの概要にあります。Standard・Plusでは、選んだリージョンにデータをとどめるデータ所在地、変更できないログを残すGoogle Cloud監査ロギング、自社管理の鍵で暗号化するCMEK、社外の信頼できない場所からのアクセスを遮断するVPCセキュリティ管理(VPC-SC)が使えます。

日本リージョン(asia-northeast1)を選ぶ条件

Standard・Plusでは、リリースノート(2026年7月6日付)で、日本(asia-northeast1)リージョンで保存データと機械学習の処理を国内にとどめて使えるようになりました。ただし許可リスト付きの提供で、Googleのアカウントチームへの問い合わせが必要となります。データ所在地のドキュメントは、国内に置く規制上などの理由がなければ、応答が速く最新のモデルと機能を使えるglobalを推奨しています。Workflow Builderのスケジュール実行はマルチリージョンのロケーションでのみ対応と書かれていて、日本は国内リージョンの表に載っている点にも気をつけたいところです。日本リージョンを選ぶ場合は、スケジュール実行が使えるかを契約前にGoogleへ確認しましょう。取引先との契約で国内保管が求められているかを、先に確かめておくのが現実的でしょう。

2026年に追加・変更された主な機能(日付つき)

改称と追加が多く、半年前の解説は今の画面と合わないことがあります。リリースノートから主なものを日付順に抜き出しました。

  • 3月3日:回答をGoogleドキュメント・スプレッドシートへ書き出す機能がGA
  • 3月11日:チャット履歴の保存期間を設定可能に
  • 5月28日:コアアシスタントがGA
  • 6月17日:Slack用アプリがGA
  • 7月6日:日本・英国リージョンに対応(許可リスト付き)
  • 7月14日の週:アイデア生成エージェントを提供終了
  • 7月16日:Gemini Notebook Enterpriseに改称
  • 7月24日:Canvasでの文書・スライド作成がGA
  • 7月28日:Microsoft Teamsとのデータ連携がGA
  • 8月13日:カスタムスキルがGA
  • 9月3日:Workflow Builder(旧Agent Designer)がGA
  • 9月4日:プロジェクトがGA
  • 9月10日:従量課金制が請求書払いのCloud請求先アカウントで契約可能に
  • 9月17日:音声入力がGA。Standard・Plusの新規契約・オンライン更新からGemini Code Assistが外れる(営業経由でCode Assist付きの契約も可)

この年表はリリースノートの見出しをもとに作っていて、日本語の画面では名称が違って見える場合もあります。

導入の進め方|小さく始めて広げる

1つの部署と少数の接続先から始め、設定が固まってから広げるのが無理のない進め方になります。

  1. 対象の部署と業務を決め、接続先を2〜3個に絞る(ライセンスも手動で割り当てる)
  2. 共有範囲が広すぎるフォルダを点検し、[機能の管理]で使う機能だけをオンにする
  3. 接続先での送信や書き込みをどこまで許すかを決める
  4. よく使われた作業をスキルやWorkflow Builderのエージェントにする
  5. 広げる段階で、エディションと保管場所の要件を見直す

Businessなら30日間のトライアルがあるので、手順1〜3をその間に試し、チームで共有する利用上限に当たらないかも見ると判断の材料がそろいます。販売パートナーの中には、ハンズオンから試作、業務検証までを段階的に支援するサービスを用意しているところもあります。

会社で安全に使うには|席を配る前に決めておくこと

Gemini Enterpriseは会社で使う前提の仕組みを備えていますが、席を配るだけでは使い方までは決まりません。配る前に、次の4つを決めておくことをおすすめします。

  • 入力してよい情報の範囲学習に使われない契約でも、個人情報や取引先の機密をどこまで入れるかは社内ルールの問題です。生成AIの社内ガイドラインの作り方を参考にしてください。
  • 管理者が把握したい範囲Google Cloud監査ロギング(変更できないログ)が必要な会社は、Standard・Plusが対象です。
  • 誰に配るか席を配らなかった社員が個人のAIアカウントを使う、いわゆる野良AI(シャドーAI)の対策も必要です。
  • Gemini以外のAIをどうするかChatGPTやClaudeも使いたい社員がいるなら、その受け皿も必要です。主要4AIの違いと使い分け、マルチAIの解説をご覧ください。

業務アプリに深く入り込んで作業を任せたいなら、Gemini Enterpriseは有力な候補になります。まず全社員が安全な環境でAIに触れられる状態を作りたい段階なら、別の選択肢と並べて検討することも出来ます。

Geminiを含む4つのAIを、会社の定額で

Gemini Enterpriseとあわせて、比べておきたい選択肢があります。UPGEAR AIは、ChatGPT・Claude・Gemini・Perplexityを1画面で切り替えて使える法人向けAI基盤です。全モデルで学習非利用を標準適用し、管理画面ではUPGEAR AI上の、誰が・いつ・どのAIを使ったかを一覧でき、使わせるAIも会社が選べます。会話履歴・利用ログ・アカウントは国内サーバー(AWSの日本リージョン)で管理します。UPGEAR AIの料金は月額30,000円(税抜)から。どのプランも利用人数は無制限で、料金は利用量に応じたプラン設計です(人数の目安はライト1〜5名・スタンダード6〜20名・プレミアム21〜50名)。初期費用100,000円(税抜)が別途かかります。

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よくある質問

Gemini Enterpriseは、以前のWorkspaceのGemini Enterpriseアドオンと同じものですか?
別の製品です。以前Workspaceのアドオンとして販売されていたGemini Enterprise(現在の表記はGemini Enterprise - Legacy)は、2025年1月に機能がWorkspaceのBusiness・Enterpriseプランへ統合され、購入できなくなりました。現在のGemini Enterpriseは旧Google Agentspaceの流れをくむGoogle Cloudの製品で、Business、Standard、Plusなどのエディションがあります。
Gemini Enterpriseを契約すれば、すぐに全部の機能を使えますか?
使えません。Standard・Plusでは、管理者がGoogle Cloudコンソールでアプリを作成し、[構成]の[機能の管理]タブで、ワークフロー、キャンバス、プロジェクト、スキルなどを個別にオンにする必要があります。画像モデルの一部はデフォルトでオフです。Businessでも、接続先は[Connectors]の画面で1つずつオンにします。
Businessエディションでもエージェントは作れますか?
作れます。エディション比較では、ノーコードのツールでカスタムエージェントを作成・公開する機能と、カスタムスキルの作成はBusinessも対象です。Businessで使えないのは、外部で構築したフルコードのエージェントの利用と、パートナー製のエージェントを探せるAgent Marketplaceです。なお、Businessの利用上限はチーム全体で共有され、ノーコードのエージェント作成は1人1日あたり1回が目安とヘルプに書かれています。
Agent DesignerとWorkflow Builderは別の機能ですか?
同じ機能です。リリースノート(2026年9月3日付)で、Agent DesignerはWorkflow Builderに改称され、一般提供になりました。同様に、NotebookLM Enterpriseは2026年7月16日付でGemini Notebook Enterpriseに改称されています。
Gemini Enterpriseのデータを日本国内に保管できますか?
Standard・Plusなら条件付きでできます。2026年7月6日付のリリースノートで、日本(asia-northeast1)リージョンで保存データと機械学習の処理を国内にとどめて使えるようになりました。ただし許可リスト付きの提供で、Googleのアカウントチームへの問い合わせが必要です。公式ドキュメントは、国内に置く理由がなければglobalを推奨しています。
AIが接続先で勝手にメールを送ったり、データを書き換えたりしませんか?
Businessのヘルプでは、操作できるのは、認証済みの利用者が有効にした接続先の、用意された操作とされています。ただし、Businessのヘルプには、Asanaのタスク作成のように確認を求めずにすぐ実行すると説明されている操作もあります。社外への送信や顧客データの書き換えをどこまで許すかは、接続を有効にする前に社内で決めておくことをおすすめします。

まとめ

Gemini Enterpriseは、Microsoft 365や業務システムにも接続し、権限どおりに情報を探して答え、メール送信や課題の起票まで実行できる法人向けサービスです。Workspace付属のGeminiや、販売を終えた旧アドオンの「Gemini Enterprise」とは別の製品になります。社内検索、Deep Research、Workflow Builderでのエージェント作成、カスタムスキル、画像・動画の生成はBusinessでも使え、外部エージェントの持ち込み、Agent Marketplace、Data Insights、監査ログやVPC-SCはStandard・Plusの機能です。契約後は管理者が[機能の管理]で機能をオンにし、接続先での操作をどこまで許すかを決めるところまでを準備と考えておきましょう。人数別の総額はGemini Enterpriseの料金|Workspaceとの違いと人数別総額、他の記事はAI活用コラム一覧をご覧ください。

会社でGeminiを使う場合は、Geminiの個人向けと法人向けの違いを先に確かめておくと安心です。